スポーツ栄養学科学科概要

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競技力の向上、健康の保持増進に寄与できる「運動」と「栄養」の実践力を養う


 健康増進、スポーツにおける競技力向上のためには、「運動」と「栄養」のバランスを考えることが大切です。したがって、このような現場において活躍が期待される指導者は、運動やスポーツについての知識のみではなく、栄養・食事についての知識も求められることがあります。しかしながら、これまで「運動」と「栄養」の関連性をポイントに学べる環境は少なかったのが現状でした。仙台大学スポーツ栄養学科は、この両者の知識豊富な専門家を養成することができる全国的にみても大変ユニークな学科です。
 本学科では、「運動」と「栄養」に関する幅広い知識や技能が習得できる豊富な講義、実習や実験などの授業が用意されています。さらに運動・スポーツの現場に直接出向き、授業で得た知識・知能を活用し、「運動」と「栄養」の関連性を修得できる活動も充実しています。
 そして、本学科の卒業生は、「栄養」について指導できる中高保体の教員、健康運動指導士、運動やスポーツについて知識豊富な栄養士、栄養教諭として全国で活躍しています。卒業時には「学士(スポーツ栄養学)」の学位が与えられます。
 
 

スポーツ栄養学科 学科長メッセージ

 運動栄養学科は平成15年に開設され、20年目を迎えたR4年度より学科名称をスポーツ栄養学科に変更しました。
 健康増進や競技力向上のためには、その目的や体力に合わせたトレーニングを実施し、どんな栄養を、いつ、どれだけ、どのように摂取するかが重要です。そのため、健康づくりやスポーツの現場では、スポーツ科学に基づいたトレーニング指導とそれに対応した栄養の指導ができる人材が求められています。本学科のカリキュラムでは、それらの専門的な知識や技能を修得することができ、更に「スポーツ栄養研究会」においては、体育系大学の環境を生かして様々な種目の運動部に対して栄養サポートを行うことにより、実践力を養うことができます。
​  スポーツ栄養学科は、健康づくりやスポーツの現場で活躍できる「運動・スポーツ」と「食・栄養」の双方を理解し実践できる専門家の育成を目指しています。

スポーツ栄養学科長
いわた じゅん
岩田 純
(令和4年 4月 1日就任)

 
 

 

1.卒業の認定に関する方針(ディプロマポリシー)

栄養学の関連分野を修得し、多面的な履修を通じて卒業後社会で専門性を発揮できる力と専門的な学修能力を養うとともに、すべての人の健康増進やスポーツ選手の競技力向上に必要な運動・スポーツと栄養に関する深い知識と感性を有し、これを実践できる力を身につけること

その上で、現代社会において運動・スポーツと栄養に関する専門性が果たすべき役割を深く理解すること

i  ) 運動・スポーツと栄養に関する専門的・応用的な知識・技術を身につけることができる
ii ) 運動・スポーツと栄養が果たす役割を深く理解することができる
iii) 運動・スポーツと栄養の実践の場において、知識・技能を相手に的確に伝えることができる
iv ) 多様な人々と円滑な人間関係を築くことができ、指導や支援を行う場において、専門的知見を踏まえて、適切にコミュニケーションができる
v  ) 論理的かつ多面的に考え、多様な人々とコミュニケーションを図りながら課題を探求し、主体性を持って課題解決に取り組むことができる

2.教育課程の編成及び実施に関する方針(カリキュラムポリシー)

 運動・スポーツと栄養に関する幅広い知識や技能、これらを通じてすべての人の健康増進やスポーツ選手の競技力向上に寄与できる実践力の修得、更に、本学独自の「スポーツ栄養研究会」の活動をはじめ、運動・スポーツの現場に密着した体験型の教育活動を通じて、学生による主体的、創造的な学びができるよう、また、関連資格が取得できるよう配慮したカリキュラムを用意しています。
i  ) 運動・スポーツに関する専門的な知識・技能の基礎を修得する科目
ii ) 運動・スポーツと栄養の関わりを専門的に学ぶスポーツ栄養学関係の科目
iii) スポーツ選手の競技力向上を目指した栄養サポートを実践するうえで必要な専門的な知識・技能を、実際の体験を通じて主体的に修得する科目
iv ) 教職に関する科目の他、栄養や栄養指導に関する専門的な知識・技能を修得する栄養士資格関連科目  
 

3.入学者の受入れに関する方針(アドミッションポリシー)

 スポーツが好きで、運動・スポーツと栄養の関わりに強い興味と関心を持ち、将来は、これら関連分野の専門家になりたいという強い意志がある方
 
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