子ども運動教育学科学科体系と主要科目

 子ども運動教育学科のカリキュラムでは幼児期の運動支援について深く学ぶことができます。本学科では一年生から、全学必修・学科必修の科目を履修しつつ、希望する資格に応じて自分で履修を組んでいくことになります。本学科では履修モデルとして(1)幼稚園教諭モデル(幼稚園教諭一種免許状)、(2)幼稚園教諭・保育士モデル(幼稚園教諭一種免許状+保育士資格)、(3)幼児体育指導者モデル(民間資格)をそれぞれ推奨しています。また、提携している明星大学通信教育部の講義を履修(併修)することで、卒業と同時に小学校教諭二種免許状を取得することもできます。

 

履修モデル

 子ども運動教育学科の学生は、学士力を培うため、下記授業科目を共通に学びます(98単位必修)。
 
[学士力基盤科目]
 導入演習、スポーツ心理学、学習基礎教養演習、英語A・B、情報処理、スポーツ社会学、運動生理学、トレーニングの基礎、スポーツ指導の基礎、スポーツバイオメカニクス

[専門基礎科目]
 子どもの生活I・II、体育講義、子どもとあそび、幼少年体育論、幼児体育論、子どもと発育 など

[発展科目]
 幼児体育指導論、教育の基礎理論B、子どもの心理学、子どもとリズム表現、子どもの安全管理、幼少年スポーツ教育論 など

[応用科目]
 教職論C、幼児理解の理論と方法、教育方法論B、保育原理、保育内容総論、卒業論文 など

[基礎科目]
 「教養基礎科目」「教養展開科目」「海外文化科目」「人生設計科目」


 

幼稚園教諭モデル(幼稚園教諭一種免許状)

 学科必修の98単位に加え、最低15単位習得することで幼稚園教諭一種免許状を卒業と同時に取得できます。なお、卒業には124単位以上が必要です。
 
[応用科目]
 日本国憲法、音楽表現I・II、絵画・造形表現I・II、運動・身体表現I・II

[資格関連科目]
 幼稚園教育実習I・II、教職総合演習(幼稚園)、教職実践演習(幼稚園) など


 

幼稚園教諭・保育士モデル(幼稚園教諭一種免許状+保育士資格)

 幼稚園教諭モデルの単位(最低113単位)に加え、保育士資格の関連科目を習得すれば、卒業と同時に幼稚園教諭一種免許状と保育士資格の両方を取得できます(最低148単位)。
 
[発展科目]
 社会福祉、児童家庭福祉、幼児健康教育論、子どもの保健I・II など

[応用科目]
 乳児保育、障害児保育、社会的養護、相談援助、保育相談支援 など

[資格関連科目]
 保育実習I~III、保育実習指導I~III、保育実践演習 など
 

 

幼児体育指導者モデル

 幼稚園教諭一種免許状や保育士資格に加えて、学外団体が実施する講習会を受講し、審査に合格することで「幼児体育指導員」(日本幼児体育学会)などの幼児体育関連の民間資格も取得することができます。さらに、本学の講義で必要な科目を履修して検定試験に合格すれば「ジュニアスポーツ指導員」(日本体育協会)や「レクリエーション・コーディネーター」(日本レクリエーション協会)といった民間資格も取得することができ、幼児期から青少年期まで切れ目のない運動支援が可能な体育指導者を目指すこともできます。


 

主な科目

「子どもの生活Ⅰ」
 乳幼児は家庭や保育所、幼稚園での生活、日常の遊びなどにおける具体的な体験を通して、自分の身近にいる人々や社会、自然などと関わっています。この授業では,乳幼児と自然環境や社会環境との関わり、社会的な生活感覚について考えていきます。また、それらの環境との関わりの中から生まれる乳幼児の気づきや行動を知り、望ましい指導や援助のあり方について学んでいきます。

「体育講義」
 幼児期に必要な多様な動きを獲得し、体力・運動能力の基礎を培い、また様々な活動への意欲や社会性、創造性などを育むためには運動遊びが大切であり必要不可欠です。体を動かす活動の行わせ方や、幼児の興味や関心、意欲の高め方・持続のさせ方を学ぶとともに、小学校期以降の運動やスポーツに楽しく取り組ませていくための教材の作成や指導の方法について学んでいきます。

「子どもとあそび」
 前期で学んだ体育講義を発展させ、幼児に運動遊びをさせていく際の基本的な考え方、準備、見守り等について理解を深めながら、幼児に楽しく運動遊びに取り組ませるための指導計画案を練ります。そして幼稚園や保育所などにおいて幼児とともに運動遊びを実践します。実践後にはディスカッションを行い、保育者が、適切な遊びの場を準備し見守ることの重要性について一層の理解を深めます。

「幼児体育指導論」
 幼児教育者および幼児体育指導者として、運動環境、運動あそびに関する知識、方法、技術について知り、子ども(乳幼児)たちにより多くの体験や、体力・運動能力向上につながる刺激を与えられる環境づくりについて考えていきます。また、子どもたちに求められる運動あそびのあり方を学び、発達段階に適した運動指導の考え方や指導者の役割を学習し、運動指導案の立て方を通して、指導者としての必要な知識を学んでいきます。