キャリアプランニングについて


 仙台大学では、平成17年度より全学科のカリキュラムに「人生設計科目~キャリア・プランニング~」を設け、1年から3年まで学年ごとに必修科目として開講しています。「大学卒業後の進路」について、ただ漠然と考えるのではなく、「一人の大人(社会人)として生きること」を明確に意識することで、将来を見据えた目標とそれに基づく有意義な学生生活を送るようになることが本科目の主たるねらいです。
 私たちの人生は大学で終わりでは無く、その意味で大学は通過点に過ぎません。従って、大学時代をいかに過ごすかが次のステップの成否を大きく左右します。だからこそ、早期から将来を見据えて人生設計すること(=キャリア・プランニング)が重要であり、またそれに基づいた大学生活を送ることが求められるのです。 
 以上に基づき、キャリア・プランニング科目では「人生設計=“生きる力”“生きる術”をどう学び、身に付けるか」を全体のメインテーマに授業を展開します。延べ3年に亘る授業を通じて、学生諸個人がそれぞれの目標達成のために必要な知識・情報・技能の習得の場を提供することで、学生自身が主体的に自らの将来、人生、そして大学生活を検討できるようになることが、本科目の到達点です。
 
具体的には、次のような学年ごとのテーマで授業が展開されます。
 
キャリア・プランニング I ―充実した学生生活をおくるために―(1年生)
学生生活の目標作りと自己確認・自己理解の促進・・・考えることを中心に

 担任教員による少人数クラスでの演習が中心です。この演習を通じては、何を目的に本学に入学したのか、また何が将来の目標なのか、といった点を友人らと共に考えることで、それぞれの「学生生活」の具体的目標を明確化していきます。こうした演習形式の授業に外部講師による講話を交えることで、学生としての有意義な生活の構築をめざします。
 
キャリア・プランニング II ―視野を広げる―(2年生)
インターンシップや各種講座を通じて「働くこととは・・・」を実感してもらう

 2学年でのテーマは「対人関係」です。そもそも私たちは他者との関係抜きに社会生活を送ることはできませんが、社会人として必要な対人スキルを日常の学生生活で身に付けることは難しいでしょう。そこで本授業では、インターンシップまたは集中講座のいずれかを通じて(選択制)、将来的に必要となるスキルの習得を図ります。
 
キャリア・プランニング III ―具体的な進路目標の設定と就職活動方法―(3年生)
目標の具体化と活動準備をテーマに就職活動に活かせる事柄を実践的に学びます。
 
 間近に迫った進路選択を見据えながら具体的な目標を設定し、同時に就職活動で求められる知識や技能に関することがらを学習します。授業は小集団演習と全体講義に分かれており、演習では担当者のもとで実践的なスキルを獲得します。全体講義では主に外部講師の講話を通じて、就職活動や大学院進学など、将来の進路に関する有益な情報を様々な角度から提供します。