体育学部について3つのポリシー

 

仙台大学体育学部の教育上の目的

 仙台大学体育学部は、体育学を共通の教育研究基盤とし、各種専門分野の知見を合わせ教育研究していくべく、「体育学科」「健康福祉学科」「運動栄養学科」「スポーツ情報マスメディア学科」「現代武道学科」および「子ども運動教育学科」の6学科を有し、それぞれ「体育学」「健康福祉学」「運動栄養学」「スポーツ情報マスメディア学」「現代武道学」および「子ども運動教育学」の各学士の学位を授与しております。
 その建学の精神は、仙台大学を設置する学校法人朴沢学園の創始者 朴澤三代治の「実学と創意工夫」という教育思想に基づいており、それを基盤に「スポーツ・フォア・オール」を教育理念として掲げ、学生一人一人の持つ無限の可能性を導き出すことに主眼を置いた真の人間形成を促す教育を展開することを教育の目標としております。
 ここでいう教育理念、「スポーツ・フォア・オール」とは、障がいの有無を問わず、また、性の違いを問わず、乳幼児から高齢者までのあらゆる世代を対象にして、体育・スポーツおよび健康の推進とその科学的な知見を追究するという教育理念であり、仙台大学の創立以来の教育の基幹となるものです。
 また、ここでいう「体育学」とは、「体育・スポーツ学分野の教育の質の保証における参照基準」(平成23年10月18日全国体育系大学学長・学部長会)における「身体運動を起点とする視座から、体育、スポーツ、健康という社会事象について、合理的な実践方法や発展方策などを講じる学問」という考え方を踏まえ、広義の「体育、スポーツおよび健康分野」を対象とする教育研究としております。
 
 

1.卒業の認定に関する方針(ディプロマポリシー)

 仙台大学体育学部は、建学の精神「実学と創意工夫」を基盤に「スポーツ・フォア・オール」を教育理念として、学生一人一人の無限の可能性を導き出す真の人間形成を促す教育を展開し、体育学の基盤的な分野、すなわち、体育・スポーツ及び健康分野において専門的な知見・技能を有して活躍できる人材を育成することを目標としています。
 すなわち、教育分野を含む体育・スポーツ及び健康領域での指導に携わる人材、体育・スポーツ及び健康分野の産業等に携わり、各分野で組織の目標達成・業績向上や職場の人間関係の構築・深化などに寄与するに足る能力・識見を身につけた学生に対して学位を授与します。
 仙台大学体育学部では、この人材育成目標を達成するため、本学のアドミッションポリシーに沿って受入れた学生に対して、卒業までに次のようなことを修得することを求めています。
 本学のカリキュラムポリシーのもと、本学の教育理念・教育目標に沿って設定した授業科目、さらには学内外における体育・スポーツ活動や社会貢献活動を通じて、

その授業科目を履修して卒業要件単位数を修得することができること

体育・スポーツ及び健康分野についての専門的知識・技能を修得するとともに、それらを実践・応用する力を身につけることができること

現代社会において体育・スポーツ及び健康分野の学問が果たすべき役割を理解し、課題探究力、問題解決力、コミュニケーション能力などを総合的に身につけることができること

 
 

2.教育課程の編成及び実施に関する方針(カリキュラムポリシー)

 仙台大学体育学部では、人材育成目標を達成するため、本学のディプロマポリシーを達成するために、次のような教育課程を編成しています。
教育課程は、『教養教育』と『専門教育』の2つに大別されています。

『教養教育』は、6学科共通の「教養基礎科目」、「教養展開科目」、「海外文化科目」及び「人生設計科目」の各科目から構成されています。これらの科目を履修することにより、自らの専門領域の勉学を進めていくためにも、さらに健全な社会生活を送るためにも、身につけておくべき基礎的な知識や技能を幅広く習得することになります。

 提供される科目の主なねらいはつぎのとおりです。

[教養基礎科目]
 大学生としての自覚を高めるとともに、高校でも習得してきた勉学およびコミュニケーションに関する基礎的技能のさらなる伸長をめざします。

[教養展開科目]
 人文、社会、自然の3分野の教養を幅広く身につけるとともに、課題に沿って勉学や研究を主体的に取り組むことができる技能の習得をめざします。

[海外文化科目]
 英語をはじめとした各種外国語の習得を通じて各国文化への理解を深め、グローバルな視点での見方・考え方ができる態度を養います。

[人生設計科目]
  充実した学生生活、さらに卒業後社会人として生きていくための方向づけを促し、深めることをめざします。
 

『専門教育』は、各学科において、人材育成に向け特色のある編成となっています。体育学の基礎と各学科の学問分野の基礎となる「専門基礎科目」、そして、これらを基礎としてそれらの応用力を習得する「発展科目」や「応用科目」と、基礎から発展・応用という形で順次性をもった構成となっており、体系的に専門的な知識や技能を習得することになります。

 

また、教員免許状を取得するために必要な「教職に関する科目」、学科を超えて履修できる「自由科目」も設置されています。

 
 以上の教養教育及び専門教育の学習に先立ち、入学直後から、本学のアドミッションポリシーに沿って受入れた多様な入学者が自ら学習計画を立て主体的に大学での学習に取り組むことのできるような学習方式の修得を初年次教育に取り入れることとしています。
 さらに、教師・学生間の討議を通じた課題解決型講義をはじめ学生の能動的な学修を促す教育内容・方法を取り入れるとともに、学習到達度について評価の観点、基準、尺度、課題の各要素に着目して具体的に把握していくルーブリックの導入等、実効ある学習成果の評価方式を導入することとしています。
 
●本学の学部及び各学科のカリキュラムポリシーに基づく科目履修により取得できる免許・資格
 上記の学部及び各学科のカリキュラムポリシーに基づく科目履修により取得できる教員免許資格及びその他の各種資格をまとめれば、次表の通りである。
 
 ・本学で取得できる資格…別表
 
 
 

3.入学者の受入れに関する方針(アドミッションポリシー)

<求める学生像>
 仙台大学体育学部では、本学のディプロマポリシーを達成するために、以下のような学生を求めます。
 
 だれよりもスポーツが好きで、

本学の建学の精神と教育の理念を理解し、意欲的に仲間と協働で学ぶ意志がある人

意欲的に体育・スポーツ及び健康分野の専門的知識や技能を習得し、卒業後、関連する分野において、その能力・識見を活かしていこうとする意志がある人

スポーツ活動や社会貢献活動に意欲的に取り組む意志がある人

・卓越した競技力を獲得するために努力を惜しまない人

 なお、本学で体育・スポーツ及び健康分野について学びその専門的知識や技能を習得するにあたっては、高等学校までに修得した幅広い教科の基礎的学力(基礎的な知識・技能、思考力・判断力・表現力等の能力、主体性を持って学ぶ態度)を身に付けておくことを望みます。
 
 以上を踏まえ、本学では、AO入試、推薦入試、一般試験という入試方式を通じて「学力の3要素」の各要素についてバランス良く多角的な視点から評価し、個々人の有用な能力を生かしうる学生の受け入れを行うこととしています。