国際交流
広がる国際交流
国際社会で適用するグローバルな人材を養成「新しい文化との出会いから、新しい視点を見つけてほしい。」
日常の大学生活から離れて未知の世界を経験することは、既成概念を打ち破り、新たな視点を切り拓くきっかけとなります。仙台大学では、スポーツ科学を中心とした分野で中国・台湾・韓国・タイ・ベトナム・アメリカ・フィンランド・ドイツ・デンマーク・ニュージーランド・ベラルーシ・パラオといった数々の海外の大学等と交流し、学生に豊かな学びの機会を提供しています。国際感覚を身につけ、国境を越えて人々をつないでいく人材を育てていきたいと考えています。
国際交流大学等一覧
中華人民共和国
台湾
大韓民国
タイ王国
ベトナム社会主義共和国
ハノイ首都大学
アメリカ合衆国
フィンランド共和国
ドイツ連邦共和国
デンマーク王国
ベラルーシ共和国
パラオ共和国
ニュージーランド
CCEL クライストチャーチ カンタベリー大学
2023年度 海外留学・研修プログラム
1. ハワイ大学 NATAアスレティックトレーニング研修(長期)*(ハワイ大学)
成果: 本プログラム(アドバンスコース)は、グローバル・スタンダードという考え方を踏まえたAT職の選択の有為性を認識させ職業選択意欲を触発する。現地ATの指導下において、ハワイ大学や近隣高校でのインターンシップを実施することでATの高度な知識と技術の習得をさせる。達成目標としては、グローバル・スタンダードの必要性を理解させ、AT知識と技術の向上と、現地学生との交流を図り、ハワイ大学のAT関連授業を現地学生とともに受講した。
実施時期 :2024年2月5日~3月8日
期間(長期 ):33日間
参加人員 :1名(奨学金対象者1名)
2. ハワイ大学NATAアスレティックトレーニング研修(短期)*(ハワイ大学)
成果: 本プログラム(ビギナーコース)は、本学が掲げるグローバルAT教育の一環であり、本学学生の専門分野の国際的な視野拡大を図るために、AT本場の米国ハワイ大学に短期留学させ、実情把握および異文化体験を通じて、後の留学意欲を喚起させるものであり、併せて、ハワイ大学の協力を得た遠隔授業その他、本学教育の国際促進、AT教育の質の向上に資することを目的としている。達成目標として、参加学生に米国のAT職への興味と憧れを持たせ、米国でATを学ぶ素晴らしさを実感したり、国によるATを取り巻く制度の違いに気づいたり、グローバル・スタンダードの必要性を理解した。
実施時期 :2024年2月12日~2月20日
期間(短期) :9日間
参加人員 :5名(奨学金対象者4名)
3.ベラルーシ共和国へのスポーツ科学体験プログラム*(ベラルーシ国立体育大学)
達成目標:スポーツ科学分野における国際的視野に立つ人材の育成を企図するべく、ベラルーシ共和国に所在し、本学国際交流協定締結先であるベラルーシ国立体育大学へ学生を派遣し、派遣学生の専攻領域(コーチング、トレーナー、マネジメント、スポーツ栄養、情報戦略、幼児体育)について各専門競技の実技体験を通じた実践的調査を実施することで、自己の専門的知見を広めるとともに、就業後の担当業務遂行に役立つ国際的視野に立った知識・技術を活用して、両国の高等教育機関等にスポーツ科学の教育研究者として就業することが、最大の達成目標となる。参加する学生は、各専門競技の実技体験を通じた調査を実施し、調査データを収集する。
実施時期 :2023年度未実施
4. ベトナム 運動・栄養・食品衛生留学研修*(ハノイ大学・ホーチミン市立体育大学)
成果:本プログラムでは派遣学生が運動・スポーツ科学ならびに栄養学・運動栄養関連中心の啓発プログラムを作成、実践することにより、比較的関心の高くない人々への啓発・支援の方法の重要性を学ぶ。目的・達成に関しては、① 運動・スポーツ・栄養等の知見の紹介実践を通じてベトナムの現状を学び、今後のベトナムにおけるスポーツ・健康科学・栄養等を啓発する方向性を考え、② ①を通じ、わが国からの支援の必要性やありかたを改めて考え、③ 互いの国の競技力向上や健康増進のための食事、文化紹介、語学学習等の相互交流を通し、異文化理解に努めることができた。
実施時期 :2024年2月19日~3月27日
期間 :38日間
参加人員 :3名(奨学金支給対象1名)
5. カリフォルニア州立大学ロングビーチ校 日米スポーツ科学事情比較セミナー(カリフォルニア州立大学ロングビーチ校)
成果:本プログラムは、本学全学科全学年の学生を対象としており、専攻領域のスポーツ体育・健康科学分野についてグローバル感覚の醸成を図ることにより、専攻するスポーツ科学分野はどのような社会的ニーズに応えられ、さらにはどのような可能性を秘めているのか視野を広げ、プロフェッショナルな職業意識を高めることが目的である。アメリカのスポーツ産業の実態を学生に実見させ、その上に立ったアメリカのスポーツ文化の体験を通じ、日本のスポーツ界の現状を客観的に捉えるキッカケとさせる。また、将来に向けてより専門性を高めていくためには、その分野を英語でも学べることの重要性を認識し、長期留学等へも挑戦することも期待したい。
実施時期 :2024年2月4日~2月18日
期間 :15日間
参加人員 :3名
6. フィンランド スポーツ・健康科学分野における短期留学*(カヤーニ応用科学大学)
達成目標:本プログラムは、本学の「英語でスポーツを語るキャンパス創り」という取り組みの一環として設置されているもので、外国語(英語)でスポーツ・健康科学・教育について学ぶ機会を与え、外国語(英語)で専門分野を学ぶことの重要性を意識させ、国際的視野を持たせることを目的としている。この目的達成のため、両大学の学生間のコミュニケーションや授業参加を通して、外国語(英語)でスポーツ・健康科学のネットワークを形成する機会を学生に提供する。
実施時期 : 2023年度未実施
7.ニュージーランド 被災地復興・スポーツ文化交流プログラム*(カンタベリー大学・CCEL)
成果:本学の体育学部全学年の学生を対象とし、外国人と震災復興や防災教育に関するミーティングやボランティアなどで協働することで、国際感覚を持った防災人材育成のきっかけになった。また、ニュージーランドのスポーツ文化(ラグビー、クリケット)の体験やスポーツ交流を通じ、生涯にわたりスポーツをサポートできる人づくりを目指した。現地において、海外からの留学希望者向けの英会話スクールに通いながら、現地のマオリ文化にも触れ、生きた英会話を体験することで英語力の向上の必要性を感じさせた。本プログラムにおいては、学生の滞在中にボランティア活動を含む実践も1つの柱としており、英語を活用して学生同士が結びつきやすい仕組みとなった。これらのことから、現地の学生と協働やスポーツ交流などを通じて英語力の向上のみならず、コミュニケーション力を高め、今後学生の長期留学等への挑戦にもつなげていきたい。実施時期 :2024年2月14日~3月19日
期 間 :35日間
参加人数 :2名(奨学金対象者2名)
8. 韓国伝統武道・警護・文化研修プログラム*(龍仁大学)
成果:本プログラムでは「武道」と「警備」の未来をテーマとした融合型の人材養成プログラムを体験することから、専門性の向上、学習意欲、将来の進路選択を促すものである。併せて、協定大学である「龍仁大学」の協力を得た講師の招聘、海外警備・警護実習その他、本学教育の国際化の促進、「伝統武道」、「警護・警備」教育の質の向上に資することを目的とする。協定大学の伝統武道(テコンドー)部員と合同練習を実施することや寮生活を通じて、実りあるコミュニケーションを実現させる。また、日韓文化を紹介することや歴史的な文化名所を一緒にめぐるなどの交流を実施し、互いに両国を知る機会を与え、相互理解を深めた。
実施時期 :2024年2月14日~3月17日
期間 :33日間
参加人員 :5名 (奨学金対象者3名)
9. 台湾国立台東大学 協定校短期交換留学プログラム*(台東大学)
成果: 日本人たる本学学生に関して、中国語圏との親和性を伴う台東大学での単位取得留学や中長期留学へつなげることが本プログラムの目的の一つである。台東市地域の自然を利用したスポーツ科学としての野外活動、あるいは陸上競技その他の各種スポーツの実践を体験することにより、卒業後の日本での「新常態」下での、国際的感覚を保有した体育教員その他のスポーツ指導者としての就業に繋げることが本プログラムの目的である。プログラムを含む台東大学との交換留学制度では、参加した学生が将来、教育やスポーツ活動の場を通して、特に中国語圏の各国との橋渡し役として活躍できる人材となることを期待し、語学力と専門分野における知識と技術、さらに、異文化の理解が特に重要であると考えた。留学中は派遣先大学の授業やプログラムに参加することによって、学生同士のかかわりの中で語学力の向上や必要性を感じさせた。
実施時期 :2024年2月18日~3月22日
期間 :34日間
参加人員 :3名(奨学金対象者3名)
10.タイ シーナカリンウィロート大学スポーツ・異文化交流プログラム(シーナカリンウィロート大学)
成果:タイの体育教員養成について学びながらタイの伝統武道(ムエタイ)等のスポーツ交流やタイ古式マッサージ体験、シーナカリンウィロート大学付属病院の救命救急センターやICU、精神科病棟などの視察を行った。また、週末のフリープランを利用して、アユタヤ遺跡や寺院を参拝し、タイの文化にも触れた。
実施時期 :2023年9月11日~9月23日
期間 :13日間
参加人員 :1名
11.中国武術・民族伝統体育文化研修プログラム(瀋陽師範大学)*
成果:本学は、専攻領域のスポーツ体育・健康科学分野の人材育成についてグローバル感覚の醸成教育を図ってきており、グローバル感覚の深化の一形態として専門選択科目「中国武術」を設置し、瀋陽師範大学から講師を招聘し太極拳等の実技授業を開講するとともに、東アジア圏対象の専門選択科目「海外武道実習」を併置し、中国語圏では同大学派遣を実施してきた。中国・瀋陽師範大学では、20数ヵ国からの留学生を対象に短期留学研修プログラムが実施されており、このプログラムへの参加を通じて、他国学生との交流を図る。また、同大学の伝統民族体育学科の授業等を受講し、部活動としての伝統民族体育の練習等に参加することにより同大学学生と共に学ぶ。さらに生活全般を支援してくれる同大学日本語学科の学生に日本文化を紹介することや、歴史的な文化名跡を一緒に巡るなどの交流を実施する。
実施時期 :2023年11月28日~2024年1月2日
期間 :36日間
参加人員 :2名(奨学金対象者1名)
12.日中の幼児体育・健康づくり実践プログラム(上海体育大学)*
成果:本プログラムは成績・技術さらに幼児体育・保育に秀でた学生を選抜し、協定大学である上海体育大学の教育・研究プログラムを学ぶ。また、国際幼稚園、保育園、幼児体育施設などを訪問する。「体育学」と「保育学」をハイブリッドした融合型の人材養成プログラムを体験し、他には無い専門性の向上、学習意欲、将来の進路選択を目的とする。中国の幼児教育・保育の理論・実技を経験させた。上海市内や周辺地域にある幼稚園、保育園、国際子どもスクールを見学し、日中の幼児体育・保育の制度、歴史、根拠法令、保育時間、必要免許など幼児教育・保育の実務にかかる知識を学習した。
実施時期 :2023年11月30日~2024年1月2日
期間 :34日間
参加人員 :2名(奨学金対象者2名)
13.中国 卓球サマースクール(上海体育大学)
実施時期 :2023年6月20日~7月21日
期 間 :31日間
参加人数 :2名
14.海外武道実習(韓国・龍仁大学)
実施時期 :2023年7月4日~7月9日
期 間 :7日間
参加人数 :10名
15.中国 国費留学(上海体育大学/瀋陽師範大学)
実施時期 :2023年度未実施
2024年度 海外留学・研修プログラム(予定)
1. ハワイ大学 NATAアスレティックトレーニング研修
A.長期*
実施時期(予定): 2月~3月
期間:31日以上
募集人員 : 3名程度
B.短期
実施時期(予定): 2月~3月
期間:約8日以上
募集人員:10名程度
2.ベラルーシ共和国へのスポーツ科学体験プログラム*
実施予定なし
3. ベトナム 運動・栄養・食品衛生留学研修*
実施時期(予定):8月~3月
期間:31日以上
募集人員:5名程度(奨学金支給対象3名)
4. カリフォルニア州立大学ロングビーチ校 日米スポーツ科学事情比較セミナー
実施時期(予定):2月~3月
期間:約2週間
募集人員 :10名程度
5. フィンランド スポーツ・健康科学分野における短期留学*
実施時期(予定): 8月~3月
期間:約2週間
募集人員 :5名程度
6. デンマーク国における健康教育プログラム
実施時期(予定):2月~3月
期間:約2週間
募集人員 :5名程度
7. ニュージーランド被災地復興・スポーツ文化交流プログラム*
実施時期(予定):2月~3月
期間:31日以上
募集人員 :10名程度
8. 韓国伝統武道・警護・文化研修プログラム*
実施時期(予定):2月~3月
期間:31日以上
募集人員 :5名程度 (主対象-現代武道学科 )
9. 台湾国立台東大学 協定校短期交換留学プログラム
実施時期(予定):2月~3月
期間:31日以上
募集人員 :4名程度
10.タイ シーナカリンウィロート大学スポーツ・異文化交流プログラム
実施時期(予定):8月~3月
期間:約2週間
募集人員:5名程度
11. 中国 国費留学(上海体育学院/東北師範大学/瀋陽師範大学)
実施時期(予定):9月以降
期間:3~4年
募集人員 :1~2名程度/大学
12.中国武術・民族伝統体育文化研修プログラム(瀋陽師範大学)*
実施時期(予定):9月~3月
期間:31日以上
募集人員:5名程度
13.日中の幼児体育・健康づくり実践プログラム(中国・上海体育学院)*
実施時期(予定):9月~3月
期間:31日以上
募集人員:5名程度
各プログラムの詳細について
上記各プログラムの詳しい目的と内容および成果報告は以下の通りです。- 目的と内容
- 成果報告
独立行政法人日本学生支援機構『2024年度海外留学支援制度(協定派遣)』に 9 のプログラムが採択されました。
グローバル社会において活躍できる人材の育成及び我が国の高等教育機関の国際化・国際競争力強化の観点から、学生交流の意義・目的、当該交流を通じた学習成果や語学水準等の到達目標、成果確認、プログラム運営上の安全管理等の体制が整備されているプログラムが採択されています。
※奨学金支給対象者の資格及び要件
日本学生支援機構が定める学業基準や家計基準、その他要件を満たす者。
詳しくは、各プログラム説明会に出席のうえ、確認してください。
官民協働海外留学支援制度
~トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム~
(お知らせ)
このプログラムは、"産業界を中心に社会で求められる人材"、"世界で活躍できる人材"の育成を目的としています。
最新情報をホームページ(http://tobitate.mext.go.jp)で確認のうえ、応募の意思がある方は、国際交流センターへ申し出てください。