2021/04/03

希望を胸に新たな一歩踏み出す/令和3年度入学式

入学生代表宣誓・三上大翔さん(体育学科1年)


 「令和3年度仙台大学第55回体育学部並びに第24回大学院入学式」は4月3日(土)、学内の第5体育館で行われ、新入生664名(体育学科386名、健康福祉学科76名、運動栄養学科76名、スポーツ情報マスメディア学科37名、現代武道学科42名、子ども運動教育学科29名、転編入生3名、大学院スポーツ科学研究科15名)が、希望を胸に新たな一歩を踏み出しました。
 
 式は新型コロナウイルス感染予防対策から時間を短縮し、会場の換気も十分気遣いながら、学生と関係教職員のみの出席で執り行いました。
 
式典の模様は仙台大学公式YouTubeチャンネルでLIVE配信しました。(約1週間の配信予定)
 
<学長式辞・?橋仁>
 ただいま、体育学部と大学院スポーツ科学研究科、合わせて664名の皆さんの入学を許可いたしました。私たちとともに、この仙台大学で、体育、スポーツ、健康科学を研究する仲間となった皆さんを、心から歓迎いたします。
本学は、東北地区唯一の体育スポーツ系大学として、「実学と創意工夫」の建学の精神のもと、「スポーツ・フォア・オール」をモットーに、自らの実践を通して学び、研究しています。本日入学した皆さんには、授業や部活動をはじめ学生生活全般において「知・徳・体」を磨き、人間力を高め、それぞれの目標を達成するよう願っています。
 本学では、研究活動とともにスポーツによる地域貢献やボランティア活動にも力を入れています。10年前の東日本大震災が発生した際にも、避難所での健康運動など、さまざまなボランティアとして多くの先輩方が活動しました。これまでの復興途上の不自由な環境のもとでも、スポーツはいろいろな形で人々を元気づけ、前に進む「勇気」を与えてきました。
 現在、新型コロナウイルスによって、スポーツは、再び強い逆風にさらされています。しかし、コロナ禍の中で開催された昨年末のバスケットボールウインターカップでは、仙台大学附属明成高校が逆転優勝を果たし、諦めないことの大切さを教えてくれました。また、春の選抜高校野球大会でも多くの感動がありました。そして、本学では、先輩アスリートたちが1年延期となった東京オリンピック、パラリンピック大会を目指して努力を続けています。
 皆さんには、コロナ禍の中で不自由な生活を強いられる面がありますが、これをネガティブに考えるだけでなく、コロナ禍におけるスポーツの価値を考え体育、・スポーツ、・健康を科学する貴重な機会として、前向きに捉えてほしいと思います。
 「ニューノーマル」の時代におけるスポーツの在り方を研究、・実践し、充実した学生生活を送ることができるよう、教職員一同、全力でサポートしてまいります。全国各地で活躍している、本学の同窓生の方々も応援しています。
 皆さんの一番の応援団はご家族だと思います。今回、ご家族の皆様には動画で入学式をご覧いただくこととなりましたが、ご協力いただき感謝申し上げます。新入生が安心して学生生活を送ることができるよう、大学として万全を期して参りますので、ご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
 仙台大学生として、皆さんが今後大いに活躍されることを期待し、式辞といたします。
 
<入学生代表宣誓・三上大翔さん、体育学科1年>
 本日、私たちは、伝統を誇る仙台大学への入学を許可され、誠に感激に堪えません。
 私たちは、体育・スポーツ、・健康に関わる諸科学を探究し、これからの時代の担い手となるよう、身体を鍛え、教養を深め、心を磨き、豊かな学生生活を送るよう、努力してまいります。
 入学いたしましたうえは、学則はもとより、大学の方針を固く守り、学生としての本分を全うし、心身ともに健康で、良識ある学生となることを、ここに誓います。
 
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