2024/10/28
「スポーツマーケティング論」にて株式会社NextStairsの宇野冠章氏を迎え特別講義を実施
体育学科スポーツマネジメント・コースの必修科目でもある「スポーツマーケティング論」(対象学年2年生以上)において、2024年10月15日に株式会社NextStairsの宇野冠章氏をゲストスピーカーとしてお招きし、「スポーツビジネスを取り巻く技術革新」というテーマについて特別講義を実施しました。宇野氏は、現在フリーランスとして様々な活動をされる中、多様な業界の顧問を15社にて務められています。また、これまでにもITやデータサイエンスなどとの関連性が強い9社で営業をはじめ、経営企画、マーケティング、顧客サポートなどをご経験され、日本を含め6カ国でのビジネスライフを送られてきました。
講義では、宇野氏が日本の野球界にデータサイエンスをどのように普及させ、それにより広がった様々なビジネスチャンス、ファンエンゲージメントの活発化や充実化にどう役立ったかについて紹介いただきました。また、META社(元Facebook)でのご経験を通じて、ソーシャルメディアやテクノロジーが急速に発展し続ける中、各社がどのようにプラットフォームやシステムを構築し、ビジネスチャンスの拡大を狙っているのか、そしてそれらとスポーツがどのように関わってくるのかご説明いただきました。最後には、株式会社NextStairsのCEO万井氏にもオンラインでご登壇いただき、スポンサーシップ市場におけるAIを活用した新たなビジネスの概要をお示しいただきました。
授業後に受講生へ行ったアンケートでは、「これからの時代、AIを使うことが多くなりそれに合わせて大きく発展してきているので上手く活用することが重要になるのだなと考えました。」や「時代の変化に合わせて、企業も利益を出すためにマーケティング方法を変化させていかなければいけないと感じた。今までは、マーケティング=利益を求めるというイメージが強かったが、マーケティングを行うことで、その対象としているものの価値を上げることができるというイメージを持つことができた。」などの感想が寄せられました。実際に多くのビジネスシーンを経験されてきた講師からの講義は、学生にとって刺激的であることが伺えました。