2021/07/29

連載『 スポーツ情報って面白い!』①/データを駆使し奥深さ実感

2008年北京オリンピック時にアナリスト活動を行っている筆者


 皆さん、こんにちは!!スポーツ情報マスメディア学科、学科長の石丸出穂です。
 今回から始まりました「スポーツ情報って面白い!!」では、スポーツ情報マスメディア学科について、日々の講義風景や演習・実習の様子、研究会での活動など、紹介していきたいと思います。

 第1回は「オリンピックとスポーツ情報について」です。
 東京オリンピックは、史上初の無観客中心での開催となり、私たちはメディアを通してでしか、観戦できなくなってしまいました。私もバレーボールとビーチバレーのチケットが取れていたのですが、大変残念です。
 しかし、今大会はテレビはもちろん、webでも多くの種目を観戦することができます。
  私の専門種目でもあるバレーボールも、日本戦はもちろん、日本以外の試合も観戦可能です。
  大変便利な時代になったものだと思いますが、実はもう一つ、さらに観戦をエキサイティングにするサービスがあります。
 それが、東京オリンピック公式HP(https://olympics.com/tokyo-2020/ja/)での公式記録の公開です。しかもゲームの進行に合わせて更新されています。
 例えばバレーボールでは、アタックの決定数をタイムリーに確認しながら観戦することができます。その他、サーブのポイント数やブロックポイント数、最速サーブのスピードまでチェックすることもできるのです。 数字だけではスポーツを語ることはできませんが、数字というスポーツ情報を通して、さらにスポーツの奥深さや面白さを発見することができます。
  バレーボールでは、アタックの効果が試合の勝敗に大きな影響を与えていることが分かっているため、数字の意味を知ることで、より一層スポーツを観る楽しみが増えます。
  私たちの学科では、スポーツ情報を効果的に扱ってスポーツを分析する「スポーツアナリスト」「スポーツ指導者」を育成しています。
  スポーツ情報は、スポーツの価値をさらに高める重要な役割を担っているのです。
 さて、第1回の内容はいかがだったでしょうか。引き続き、月に1度のペースで、気楽にスポーツ情報について語っていきたいと思います。


東京オリンピック公式HPでのデータ


東京オリンピック公式HPで見ることができる公式記録


 

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