2021/06/07

南一輝、体操部史上最高の3連覇/全日本種目別選手権

メダルを手に表情が和らぐ南


 体操の第75回全日本種目別選手権は6月5、6の両日、群馬県高崎市の高崎アリーナで行われ、本学の南一輝(体育4年)が床運動を制し同種目3連覇を成し遂げました。体操部史上、最高の快挙です。
 
 南は予選トップの成績で決勝に進出。演技はいつもなら「後方かかえ込み2回宙返り3回ひねり」のリ・ジョンソンで入るところですが、今回は脚の痛みから回避しました。それでも随所に力強さとスピードと華やかさが交じり合って観客を魅了。着地も乱れることはなく、出場8選手中ベストのスコア15.300(?6.500、E8.800)をマークしました。
 
 南はこれまで東京五輪に床運動による個人枠での出場を目指してきました。しかし、NHK杯(5月16日)の直前練習で脚の肉離れというアクシデントに見舞われて欠場。ポイント獲得の上積みがかないませんでした。それでももう一つの夢が広がりつつあります。世界選手権(10月18~24日、北九州市)への出場です。オリンピックでの日本選手の成績次第にもよりますが、南は有力候補に名乗りを上げたといえます。
体操競技部

南と鈴木良太監督のコメントは仙スポサイトでご覧いただけます。

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