2022/02/17

第16回健康福祉研究会を開催/パラ女子バスケの岩佐義明コーチが講演


 健康福祉学科は2月11日(金)に「第16回健康福祉研究会」を開催しました。
 本研究会は、健康福祉学科(平成7年開設)の卒業生、在学生、教員、関係者が顔を合わせ、健康福祉に関して議論・交流を深める場で、今年で16回目の開催となりました。

 今回は「パラスポーツを“する・みる・ささえる”」をテーマに、健康福祉学科が培ってきた体育・スポーツ科学を通したハンディの克服や特別支援教育への貢献について、現場の生の声を聴き、考察を深めました。
 基調講演1では、2021年東京パラリンピックで車いすバスケットボール日本代表女子ヘッドコーチを務められた岩佐義明氏[本学(体育学科)10回生・日本車いすバスケットボール協会所属]から、車いすバスケットボールの実際・醍醐味、東京パラリンピックの決戦のリアル等について熱くお話を頂き、基調講演2では、本学の小西志津夫准教授が「宮城県の特別支援学校におけるスポーツ活動」について、最新の調査に基づく実態と自身の教員としての経験を報告しました。
 続くミニ・シンポジウムでは、現役教員等として活躍中の卒業生から活発な質問や意見が出されるなど、白熱した議論がおこなわれました。
 
 終了後には参加者から「障がい者スポーツサポートのサークルでの経験も思い出し、大変参考になった(卒業生)」、「ブラインドマラソンを機会があればやってみたいと思った(在学生)」などの感想が寄せられました。
 
 今回は新型コロナウイルス感染症の影響からオンラインで実施し、全国から卒業生や一般の方も含め80名以上の方に参加して頂きましたが、来年は膝をつき合わせて健康福祉について語り合える場にしたいものです。

<健康福祉学科>
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