2025/03/24

鹿島建設(共同研究) 新築工事現場でのトレーニング体操を視察!

 3月12日(水)、仙台市青葉区中央三丁目の鹿島建設㈱の新築工事現場にて、現場作業従事者、約170名による「バランス強化プログラム」(トレーニング体操)を視察しました。本トレーニング体操は、仙台大学と鹿島建設とが共同で行う研究の一環として、山口体育学科長が建設現場での転倒・つまずきの軽減策としてプログラム作成したものであり、「スクワット&カーフレイズ」、「足踏み&片脚立ち」、「片脚スクワット」の3動画にて構成されています。
 体操実施後には、鹿島建設の古川所長から、「全国で年間3万件以上も発生している転倒災害予防及び体幹強化のため、積極的に取り組んでほしい。」旨の説明がありました。鹿島建設では、体操の継続実施に向けた当社独自のモチベーション向上策も活用しています。
本学では、本トレーニングについて、体験実施した作業従事者の方々からアンケート形式で回答をもらい、年度内にバージョンアップを図った後、令和7年度から現場で導入頂き、その後に効果測定・評価を実施する予定にしています。
 今回ご協力頂きました皆様には、あらためて、この場を借りて御礼申し上げます。本学では、少しでも建設作業現場での安全に寄与できるよう研究に努めてまいります。
トレーニング体操風景と工事現場
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