2024/11/05
「ふぉれぷれ!森のようちえん」活動レポート(2024年11月2日)
活動内容と学生の活躍
本活動では、仙台大学子ども運動教育学科の2年生と3年生が中心となって、子どもたちの体験をサポートしました。
1. 森の色合わせ!
学生たちは、子どもたちといっしょに雨の森で探検!雨に濡れた木々の色や、水たまりに映る景色など、雨の日だからこそ見られる自然の表情を一緒に発見していきました。
秋の森でいろいろおもしろ大発見!
2. おひるごはんづくり体験
雨天のため、キャンプセンターも活用しての野外炊事で豚汁とおにぎり作りに挑戦!学生たちは調理の手順を分かりやすく説明しながら、包丁の使い方や火の扱い方を丁寧に指導。子どもたちと一緒に温かいおひるごはんを作り上げました!
みんなで作ったあったか豚汁とおにぎりで笑顔いっぱい!
3. 森の自由遊び
雨の中での遊びを工夫しながら、「やってみたい!」を実現する時間!学生たちは遊びの提案や安全確保に努めながら、沢での水遊びや雨の音を楽しむ活動など、子どもたちの創造力豊かな遊びをサポートしました。
雨の日の沢遊びってたのしい~!
参加者と学生の声
[参加した子どもたち]
「雨の森は葉っぱの色がすごくきれいだった!」(5歳児)
「グループのお友達やお姉さんと一緒に作った豚汁が温かくておいしかった!」(6歳児)
「水たまりに映る空がふしぎだった!」(4歳児)
[保護者]
「雨で心配でしたが、子どもが生き生きと活動する姿に感動しました。」
「天候に左右されず、自然の中で工夫して遊ぶ大切さを学ばせていただきました。」
[参加学生]
「雨天時の活動展開について、実践を通して多くを学べました。」(3年生)
「子どもたちの『できた!』という笑顔が印象的でした。」(2年生)
「天候に応じた安全管理の重要性を実感しました。」(3年生)
教育的効果
本活動を通じた参与観察の結果、子どもたちと学生に以下のような成長が見られました。
[子どもたちへの効果]
自然観察力と好奇心の向上:雨天ならではの自然現象を観察することで、新たな発見や気づきが生まれました。
協調性の発達:悪天候の中での活動を通じて、互いを思いやり助け合う心が育まれました。
挑戦する心の成長:雨の中での調理や遊びに積極的に取り組む姿勢が見られました。
[学生への効果]
実践的な保育スキルの習得:天候の変化に応じた活動展開方法を実践的に学びました。
子ども理解の深化:雨天時特有の不安や期待に寄り添うことの大切さを学びました。
環境を活用した保育の理解:あらゆる気象条件を豊かな学びの機会として活用する視点を得ました。
今後の展望
今年度は、12月15日(日)に最終回を予定しています。季節の変化とともに、子どもたちと学生の成長を見守りたいと思います。自然は、晴れの日も雨の日も、子どもたちに豊かな学びの機会を与えてくれます。同時に、将来の保育者である学生たちにとっても、貴重な学びの場となっています。今後も安全に配慮しながら、豊かな自然体験と学びの機会を提供してまいります。
※本活動は、国立青少年教育振興機構「子どもゆめ基金」の助成を受けて実施しています。