2024/07/25

ハワイ大学大学院のアスレティックトレーナー志望学生をインターンとして本学で受入れ

ハワイ大の大学院生が仙台大のトレーナー志望の学生へテーピングの練習をしている様子@仙台大学アスレティックトレーニングルーム



 7月1日から7月31日まで、本学の国際交流協定校の一つであるハワイ大学マノア校の大学院でアスレテックトレーニングプログラムを専攻しているミッシェル・ウィンスさん(1年)とナタリー・モンガさん(1年)の2名をインターンとして本学で受入れています。この受入れは、日本では前例のない取り組みです。
 米国でアスレティックトレーナー(以下、「AT」という。)の資格を取得するためには、自大学以外の場所で1か月間(160時間)実習することが義務付けられており、本学で米国のATの資格を有している教員の下で、選手を見たり、怪我のリハビリをしたり、怪我の評価などの実習経験を積んでいます。
 実際に今回のインターンでハワイ大学から来ている大学院生2名を指導している本学の金藏弘佳助手は「ハワイ大の大学院を修了後、自分の選手やチームを持ってATとして働いたときのイメージをしっかり持ち、しっかり準備してATには何が求められているのかを考えて意識しながら、米国と日本のATの違いも学びながら有意義な実習の場にしてほしい」と話しました。
 

左から佐藤完さん(体育学科4年)、ミッシェルさん、ナタリーさん、髙橋瑠華さん(体育学科2年)-体育学科の2名はAT志望

 
ハワイ大のミッシェルさんのコメント
 「術後のリハビリはハワイよりも日本の方が細かい対応をしていると感じました。ハワイに戻っても日本で学んだ細かいリハビリを取り入れたいと思います。将来は、レスリングかアメリカンフットボールのチームでATとして働きたいと考えているので、仙台大でのインターの経験も活かしながらATとして活躍したいです。」
 
ハワイ大のナタリーさんのコメント
 「日本語が話せないので難しい部分もありますが、仙台大のインターンではリハビリの面で多くを学ぶことができ、実際に色々な経験をさせてもらい、大変良い経験になりました。仙台大の環境の良さを感じました。今は、ハワイ大へ戻って選手を見る時に、以前よりも戸惑わずしっかり怪我のリハビリ対応ができる自信がつきました。将来は、女子サッカーチームでATとして働きたいです。」
<< 戻る