スポーツ情報マスメディア学科学科概要

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「スポーツ」を「情報」から読み解き、活用できるスポーツアナリストやメディア人へ

 スポーツ情報を活用して支える知識・技能を学ぶ学科です。学内での授業はもちろんのこと、プロチームやメディア各社へのインターンシップ、研究会を通した実践経験を積み重ねる機会も多く用意しています。これからのスポーツ界を牽引するスポーツと情報のスペシャリストを育成します。卒業時には「学士(スポーツ情報マスメディア学)」の学位が与えられます。
 
 

スポーツ情報サポート研究会作成学科紹介動画


スポーツ情報マスメディア学科 学科長メッセージ

 本学科には学びたい内容に合わせて選択することができる3つの履修モデルがあります。
 自分の記録に挑戦する。相手との駆け引きを有利に進める。緻密な運動技能を獲得する。スポーツを情報という観点から支えようとするのがスポーツ情報戦略活動です。動きを分析したり、試合の流れを見極めたりするための情報について学ぶのがスポーツ情報戦略モデルです。
 もちろん、すべての人が試合場でプレーを目の当たりにすることはできません。少しでも多くの人に対して、わかりやすく、臨場感あふれる情報を伝えることを学ぶのはメディアモデルです。
 さらに、そもそも情報とは何かということを探求し、情報そのものを深く学ぶことができるのが情報モデルです。その内容はプログラミングやデータ構造、アルゴリズムなど多岐にわたります。令和6年度から、この情報モデルに沿って学ぶことで、従来から取得できた保健体育科教員免許に加えて、高等学校教諭一種免許状(情報)の取得が可能になりました。
 この授業の履修モデルに加えて、スポーツ情報サポート研究会に所属して、より現場の近くにある情報を扱うという活動に携わることもできます。
 みなさんの多様な学びに応えられるように様々な活動が用意されています。人生の中の貴重な4年間を一緒にデザインしてみませんか。

スポーツ情報マスメディア学科長
あわき かずひろ
粟木 一博
(令和6年 4月 1日就任)



 

三つのポリシー

1.卒業の認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)

 全ての学生が、情報学を包括的に学ぶことで情報学の基本的な知識や技術を身につける。そして、その知識や技術を活かし、データサイエンスを軸にスポーツを科学的に学ぶスポーツ情報戦略分野、デジタル技術やメディアと社会との関係を学ぶメディア分野、システム開発などの発展的な情報技術を学ぶ情報分野の3分野の知識と技術を身につけ、高度情報化社会において、様々な場面での課題解決に貢献し、新たな価値を創造する人材を育成する。
 その上で、高度情報化社会においてスポーツ情報戦略・メディア・情報に関する専門性が果たすべき役割を深く理解すること。
ⅰ) スポーツ情報戦略に関する専門的な知識や技術を身につけ、データサイエンスの視点からスポーツを科学的に分析し、活用できる。
ⅱ) メディアを批判的・主体的に読み解く能力を身につけ、メディアの社会的機能や影響を理解することで適切な情報の分析・編集・発信をすることができる。
ⅲ) 情報に関する専門的な知識や技術を身につけ、システム開発などの実践的な学びを通して、様々な社会の問題を解決するために、適切に情報技術を活用することができる。
ⅳ) 多様な人々と円滑な人間関係を築くことができ、指導や支援を行う場において、専門的知見や情報デザインの視点を踏まえて適切にコミュニケーションができる。
ⅴ) 論理的かつ多面的に考え、多様な人々とコミュニケーションを図りながら課題を探求し、主体性を持って課題解決に取り組むことができる。​

2.教育課程の編成及び実施に関する方針(カリキュラム・ポリシー)

 情報を科学的かつ論理的に捉える基盤となる能力を身につけるため、全ての学生が情報倫理、コンピュータ理論、プログラミング、メディア表現等の情報学の基礎的な知識や技術を学びます。そして、学生の興味に応じてより専門的な内容を学ぶために「スポーツ情報戦略」「メディア」「情報」の三つの分野を設け、多面的な学びを可能にしています。また、スポーツ界やメディア制作、情報エンジニアなど様々な現場で即戦力となれるよう、授業の多くに体験型の学修、演習形式を取り入れると共に、関連資格が取得できるよう配慮したカリキュラムを用意しています。
ⅰ)スポーツ・メディア・情報に関する包括的な知識・技能や学校教育における保健体育及び情報指導についての基礎を修得する科目
ⅱ) スポーツ・メディア・情報に関する専門的な知識・技能を修得する科目
ⅲ) スポーツ情報戦略について専門的に学び、競技力向上を目指した情報の収集・分析・伝達を演習や実習を通じて主体的に修得する科目
ⅳ) メディアについて専門的に学び、メディアの特性や情報デザインを踏まえた上で情報を適切に選択・編集(加工)・発信を演習や実習を通じて主体的に修得する科目
ⅴ) 情報学について専門的に学び、プログラミングやシステム開発などの情報科学の知識や技術を演習や実習を通じて主体的に修得する科目

3.入学者の受入れに関する方針(アドミッション・ポリシー)

 スポーツが好き、メディア制作に興味がある、あるいはコンピュータなどの情報分野に興味があり、それらの分野について専門的に学び、将来は、学んだ分野に関連する職業に就くことを志す方

 
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