子ども運動教育学科学科概要

 

運動遊びを中心に子どもの発達に寄り添う幼児教育の担い手へ

 運動遊びを軸とした幼児期における子どもの保育と教育に関する学びをとおして、社会に貢献できる保育者を育てていくという、これまでの保育者養成校にはない体育学に幼児教育学と保育学を融合させた学科です。卒業時には「学士(子ども運動教育学)」の学位が与えられます。
 幼稚園・認定こども園・保育所など地域に密着した各施設と連携し、実践的な実習・演習の場で経験を積むことができます。学生一人ひとりが主体的に参加し、幼児教育を深く理解することで、子どもに寄り添える指導者・保育者を育成します。
 

子ども運動教育学科 学科長メッセージ

子どもが好き!! 運動遊びが大好き!!! あなたの想いを実現させる、新しい時代の学び

 幼児期の子どもは体を動かし、音に親しみ、絵画や造形あそびなどを通して好奇心と想像力を養い、心身ともに発育・発達していきます。
 本学、子ども運動教育学科では、運動遊びの支援・助長を軸にしながら、子どもの保育と教育のあり方についての確かな学びをじっくりと進めていきます。
  また、本学科では、所定の教職関連科目および保育士資格関連科目の単位を履修することにより、幼稚園教諭一種免許状と保育士資格の取得が可能です。このほか、「幼児体育指導員」(日本幼児体育学会)、「ジュニアスポーツ指導員」(日本体育協会)の資格取得への道も開かれています。
  運動遊びを軸とした、幼児期における子どもの保育と教育に関する学びを通して、社会に貢献できる保育者を育てていくという、これまでの保育者養成校にはない、体育学に幼児教育学と保育学を融合させた学科です。卒業時には「学士(子ども運動教育学)」の学位が与えられます。
  ピアノが上手に弾けなくても、図画工作が苦手でも、運動が得意でなくても、何も心配はいりません。学生一人ひとりの習熟度に応じて、基礎から専門へと発展的・体系的に学習を進めていきますので、どうぞ安心して入学してください。子どもが好きな人、子どもと一緒に好奇心をもって取り組んでいける人、大歓迎です。皆さんの挑戦を心よりお待ちしています。
 

子ども運動教育学科長
こおりやま たかゆき
郡山 孝幸
(令和 5年 4月 1日就任)







 

3つのポリシー

1.卒業の認定に関する方針(ディプロマポリシー)

教育学・保育学の関連分野を修得し、多面的な履修を通じて卒業後社会で専門性を発揮できる力と専門的な学修能力を養うとともに、幼児の運動遊びの支援・助長に深い知識と感性を有して、保育・幼児教育に従事する上での専門的な知識を修得し、これを実践できる力を身につけること

その上で、現代社会において幼児の運動遊びの支援・助長に深い知識と感性を有して、保育・幼児教育上、果たすべき役割を深く理解すること

i  ) 幼児への運動遊びの支援・助長に関する専門的・応用的な知識・技術を身につけることができる
ii ) 幼児への運動遊びの支援・助長が果たす役割を深く理解することができる
iii) 保育・幼児教育の指導の場において、知識・技能を相手に的確に伝えることができる
iv ) 多様な人々と円滑な人間関係を築くことができ、指導や支援を行う場において、専門的知見を踏まえて適切にコミュニケーションができる
v  )論理的かつ多面的に考え、多様な人々とコミュニケーションを図りながら課題を探求し、主体性を持って課題解決に取り組むことができる
 

2.教育課程の編成及び実施に関する方針(カリキュラムポリシー)

 幼児期の子どもの運動遊びの支援・助長に関する教育を「体育学」の領域を基盤として行うとともに、幼児期の子どもの発育発達に係る「教育学・保育学」にまたがる領域をも取り込み、この分野の実践的な学修を通じ、幼稚園教諭、保育士、幼児体育指導者などを養成するカリキュラムを用意しています。
i  ) 幼児期の子どもの運動遊びを軸とした保育・幼児教育について専門的知識・技能を修得する科 目
ii ) その基盤となる体育学の領域での体育・スポーツ健康科学関係科目
iii) 子どもの運動遊びを軸として幼児期の子どもの発育発達段階を踏まえた保育や幼児教育を進める上で必要となる教育学・保育学の領域での科目iv ) 教育学、保育学の一環での保育上の表現技術および保育実習の内容を理解する科目
v  ) 地域社会や各家庭の保護者への運動遊びを軸とした保育や幼児教育の指導を行える者を育成する科目
vi ) 教職に関する科目の他、就学前の幼・小児の保育に関する保育士資格関連科目
 

3.入学者の受入れに関する方針(アドミッションポリシー)

 スポーツが好きであり、子どもと時間を過ごすことが好きで、子どもとの運動や遊びの支援・助長を通じ、将来は、幼児の教育・保育、幼児体育指導に携わりたいという強い意志を有している方
 

学部紹介