実務経験の有無 | | | | | 1 「どのような実務経験を持つ教員か」 | 公益財団法人日本オリンピック委員会及び独立行政法人日本スポーツ振興センターにて実務経験を持つ。 | | | 2 「実務家経験がどのようにこの科目と関連するか」 | 各種施策の提案作成や事業実施にあたり、これまでの歴史を紐解き、これから我が国のスポーツ界が進むべき方向性を検討するためには、スポーツ史の把握は必須事項である。そもそもスポーツとはどのように生まれ、発展してきたか、その歴史と課題を踏まえ、未来に活かすことが重要である。 | | | 3 「実務家経験の科目への活かし方」 | 本授業では、単に歴史を知識として知るだけではなく、歴史を通して社会の変遷を知り、スポーツを通してより良い社会に貢献することを目的とし、自分たちの足元にある”土台”として歴史を理解すること、で実践に活かせる知を醸成する。 | | |
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授業の概要 | | スポーツの起源から現代スポーツに至るまでの歴史を紐解き、それぞれの時代の特徴や課題、社会的背景との関係性を見ていく。どのような時代背景のもとでスポーツという文化が生み出されたのか、そしてスポーツはその時代の何を表象するのか、という問題に焦点を据えた授業を展開する。その上に成り立つ「現在」の課題に向き合い、未来を考える力を養う。 |
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DPとの関連性 | | |
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体育学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=395&name=taiiku |
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. | | 健康福祉学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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健康福祉学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=420&name=kenhuku |
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. | | スポーツ栄養学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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スポーツ栄養学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=526&name=eiyo |
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. | | スポーツ情報マスメディア学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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スポーツ情報マスメディア学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=1007&name=media |
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. | | 現代武道学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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現代武道学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=580&name=gbd |
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. | | 子ども運動教育学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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子ども運動教育学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=545&name=kdm |
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アクティブ・ラーニングについて | | | | | 課題解決型学習(PBL) | | | | 反転学習 | | | | ディスカッション | | | | ディベート | | | | グループワーク | | | | プレゼンテーション | ■ | | | 実習 | | | | フィールドワーク | | | |
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授業の一般目標 | | スポーツの歴史と社会的背景を理解し、現代における課題にどうつながっているか説明できるようになること、また、未来に向けてスポーツのあるべき姿を考えられるようになること。 |
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授業の履修目標 | | | | | | 対象 | 領域 | 内容 | | | | ■ | 認知的領域 | スポーツの歴史を多角的な見地から理解できる。 | | | | ■ | 情意的領域 | 歴史の中のスポーツの意義を理解できる。 | | | | ■ | 技能表現的領域 | スポーツの歴史に関する専門的な用語や概念を理解できる。 | | | |
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授業の到達目標 | | | | | | 対象 | 領域 | 内容 | | | | ■ | 認知的領域 | スポーツの歴史を多角的な見地から考察できる。 | | | | ■ | 情意的領域 | 歴史の中のスポーツの意義を論じることができる。 | | | | ■ | 技能表現的領域 | スポーツの歴史に関する専門的な用語や概念を駆使して説明できる。 | | | |
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ルーブリック | | | | | | | | | 評価項目 | 評価基準 | | | | | | 十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている | 十分に達成している 【履修目標】 | おおむね達成している | 最低限達成している 【到達目標】 | 達成していない | | | | | | 秀 | 優 | 良 | 可 | 不可・放棄 | | | | | | | スポーツの歴史に関する多角的な見地からの理解と考察ができる。 | スポーツの歴史を極めて十分に多角的な見地から理解、考察できる。 | スポーツの歴史を十分に多角的な見地から理解、考察できる。 | スポーツの歴史を概ね多角的な見地から理解、考察できる。 | スポーツの歴史をある程度多角的な見地から理解、考察できる。 | スポーツの歴史を多角的な見地から理解、考察できない。 | | | | | | | 歴史の中のスポーツの意義を理解し論じることができる。 | 歴史の中のスポーツの意義を極めて十分に理解し論じることができる。 | 歴史の中のスポーツの意義を十分に理解し論じることができる。 | 歴史の中のスポーツの意義を概ね理解し論じることができる。 | 歴史の中のスポーツの意義をある程度理解し論じることができる。 | 歴史の中のスポーツの意義を論じることができない。 | | | | | | | スポーツの歴史に関する専門的な用語や概念を理解し、説明できる。 | スポーツの歴史に関する専門的な用語や概念を極めて十分に理解し、説明できる。 | スポーツの歴史に関する専門的な用語や概念を十分に理解し、説明できる。 | スポーツの歴史に関する専門的な用語や概念を概ね理解し、説明できる。 | スポーツの歴史に関する専門的な用語や概念をある程度理解し、説明できる。 | スポーツの歴史に関する専門的な用語や概念を理解・説明できない。 | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | |
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授業計画(全体) | | 各回ごとに様々なテーマでスポーツの歴史を振り返る。歴史を紐解くことで現代の課題の原因を見極め、よりよい未来を模索できる様、「知識」を獲得し「想像力」と「考える力」を養う。 |
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授業計画(各回のテーマ等) | | | | | | | | | No | テーマ | 内容 | オンライン授業 | 授業外学修 | 時間数 | | | | | | | 1. | オリエンテーション | 授業の進め方について説明し、この授業の目的、スポーツの起源等について解説する。 | | スポーツの定義について考える | 4時間 | | | | | | | 2. | 古代ギリシャからルネサンスのスポーツ | 古代ギリシャにおけるスポーツの発展とオリンピア競技祭からヨーロッパにおける社会の移り変わりとスポーツについて概説する。 | | パンヘレニックゲームズについて調べる | 4時間 | | | | | | | 3. | 近代体育の誕生 | 宗教改革、国民国家の形成過程を辿りながら、体育と国民教育の関係を考える。 | | デンマーク体操について調べる | 4時間 | | | | | | | 4. | スポーツの発展と近代オリンピックの開始 | 産業革命と近代国家の誕生に伴うスポーツの発展、近代オリンピックの始まりと国際的な伝播の変遷について確認する。 | | ピエール・ド・クーベルタンについて調べる | 4時間 | | | | | | | 5. | 日本のスポーツの変遷 | 古代から近代までの日本のスポーツの変遷を歴史的背景と照らし合わせながら確認する。 | | 嘉納治五郎について調べる | 4時間 | | | | | | | 6. | 女性とスポーツの歴史 | ヨーロッパと日本における女性のスポーツ参加の歴史について紐解く。 | | IWG世界女性スポーツ会議について調べる | 4時間 | | | | | | | 7. | スポーツと差別・紛争 | スポーツと戦争、人種問題などの関係、歴史を振り返る。 | | モスクワオリンピックについて調べる | 4時間 | | | | | | | 8. | 各スポーツの歴史① | 各自が割り当てられたスポーツについて、起源、歴史、現在の状況を調べ、プレゼンテーションを行う。 | | プレゼンテーション準備 | 4時間 | | | | | | | 9. | 各スポーツの歴史② | 各自が割り当てられたスポーツについて、起源、歴史、現在の状況を調べ、プレゼンテーションを行う。 | | プレゼンテーション準備 | 4時間 | | | | | | | 10. | スポーツにおける国家間競争 | 東西冷戦の終結後のスポーツを通した国家間競争の激化と各国の動向の変遷を解説する。 | | スポーツ情報戦略について調べる | 4時間 | | | | | | | 11. | 障がい者スポーツの歴史 | パラリンピックの始まりから現在に至るまでの過程、デフリンピック、スペシャルオリンピックスについて確認する。 | | 河合純一について調べる | 4時間 | | | | | | | 12. | オリンピックの自国開催がもたらした影響 | 日本におけるオリンピック自国開催によって起こった変化について確認する。 | | スポーツ基本法について調べる | 4時間 | | | | | | | 13. | スポーツの国際的課題 | これまでの歴史を踏まえ、現代のスポーツにおける国際的課題について紐解いていく。 | | IOCについて調べる | 4時間 | | | | | | | 14. | 日本のスポーツにおける課題 | これまでの歴史を踏まえ、現代の日本のスポーツにおける課題について紐解いて行く。 | | スポーツ団体ガバナンスコードについて調べる | 4時間 | | | | | | | 15. | 確認・振り返り | 授業内容の復習と要点・用語の確認を行う。 | | これまでの歴史を踏まえ、これからのスポーツの在り方について考える | 4時間 | | | | | | |
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成績評価方法(方針) | | 毎回の授業後に提出する課題と第8回、9回目授業に向けたプレゼンテーション資料、及び知識確認・復習テストの得点の合計点で評価する。 |
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成績評価方法(詳細) | | | | | | | | 到達目標\評価方法 | 認知的領域 | 情意的領域 | 技能表現的領域 | 評価割合(%) | | | | | | 定期試験 | ◎ | ◎ | ◎ | 40% | | | | | | 授業内レポート | | | | 評価対象外 | | | | | | 授業外レポート | ◎ | ◎ | ◎ | 52% | | | | | | 演習・実技 | ◎ | 〇 | ◎ | 8% | | | | | | 授業態度 | | | | 評価対象外 | | | | | | 出席 | 欠格条件 | | | | | |
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レポートの実施・返却(方針) | | 各回の課題については次回の授業内で解説する。課題の評価割合が高いので、欠席の場合も課題を提出すること。 |
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履修上の注意(受講学生に望むこと) | | ・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。 | 毎回授業資料を配布するので、わからない用語等は各自調べること。 欠席した場合にも資料を確認し、必ず課題を提出すること。 |
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関連科目 | | スポーツ社会学、体育原理、教養科目全般、教職科目全般 |
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教科書 | | |
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参考書 | | |
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オフィスアワー | | |
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GCR | | |
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その他 | | |
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備考 | | 感染症や災害の発生時の非常時には、授業形態をオンラインに変更する場合がありますので、 大学の指示に従い受講して下さい。 |
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