科目ナンバリングS-MAN031J-02
科目コード544030
科目名スポーツ施設管理概論Ⅱ
科目名(英語)Introduction To Sport Facility Management Ⅱ
学科体育学科
学年3年
学期後期
授業形態講義
必修・選択の別
単位数2
担当教員野口 翔
開講の別単独開講


実務経験の有無
-
授業の概要
スポーツ施設の構造をベースとして、施設管理について体系的に講義を行う。学内外の施設で実習・見学を行い管理手法の具体例を施設管理の品質・安全管理の観点及び顧客満足度の観点から、スポーツ施設建設工事現場での実務経験を生かして講義する。教員を目指す学生に対し「スポーツ施設管理士」の資格修得を目標として、授業や部活の運営に役立つ事を指導する。スポーツ施設の運営する企業や一般企業を目指す学生も同様である。
DPとの関連性
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体育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
体育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=59&name=taiiku
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健康福祉学科のDPは下記のリンクを参照してください。
健康福祉学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=84&name=kenhuku
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スポーツ栄養学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ栄養学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=190&name=eiyo
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スポーツ情報マスメディア学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ情報マスメディア学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=671&name=media
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現代武道学科のDPは下記のリンクを参照してください。
現代武道学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=244&name=gbd
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子ども運動教育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
子ども運動教育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=209&name=kdm
アクティブ・ラーニングについて
課題解決型学習(PBL)
反転学習
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
授業の一般目標
(1)スポーツ施設の構造を把握し、管理方法に加え、関連法規、経済性および自然環境保全に関することなど幅広い専門知識を修得して顧客満足度を満たす管理の仕方を考える事が出来る様になる。
(2)スポーツ施設が安全に保たれる管理手法を身に付ける様になる。
(3)以上を踏まえて、授業外課題に取り組み、商業スポーツ施設の「管理計画書」を考察する事が出来る様になる。施設管理を通して社会の構造を知る。
授業の履修目標
対象領域内容
認知的領域スポーツ施設の各分野における構造と維持管理について十分に理解している。
情意的領域商業スポーツ施設の経営管理について関心を深め、自らの力で授業外課題を設定し探求する意欲を持つことが出来るようになる。施設を大切に扱う様になり、興味関心のある内容に意欲的に取り組む様になる。
技能表現的領域課題を的確に文章で表現し、積極的に口頭で発表出来る。
授業の到達目標
対象領域内容
認知的領域スポーツ施設の各分野における構造と維持管理について部分的に理解している。
情意的領域商業スポーツ施設の経営管理について関心を深め、自らの力で授業外課題を設定し探求する意欲を持ち取り組むこともある。
技能表現的領域課題を文章に表現できる。
ルーブリック
評価項目評価基準
十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている十分に達成している
【履修目標】
おおむね達成している最低限達成している
【到達目標】
達成していない
不可・放棄
スポーツ施設管理の各分野にわたり構造と維持管理について理解し説明できる。スポーツ施設の各分野における構造と維持管理について十分に理解し、的確に説明できる。スポーツ施設の各分野における構造と維持管理について十分に理解している。スポーツ施設の各分野における構造と維持管理について理解している。スポーツ施設の各分野における構造と維持管理について部分的に理解している。スポーツ施設の各分野における構造と維持管理について理解していない。
商業スポーツ施設の経営管理について関心を深め、自らの力で授業外課題を設定し探求する意欲を持ち取り組む様になる。商業スポーツ施設の経営管理について関心を深め、自らの力で授業外課題を設定し探求する意欲を持ち取り組んでいる。施設を大切に扱う様になり、興味関心のある内容に意欲的に取り組む様になる。商業スポーツ施設の経営管理について関心を深め、自らの力で授業外課題を設定し探求する意欲を持ち取り組んでいる。商業スポーツ施設の経営管理について関心を深め、自らの力で授業外課題を設定し取り組んでいる。商業スポーツ施設の経営管理について関心を深め、自らの力で授業外課題を設定し取り組むこともある。商業スポーツ施設の経営管理について関心を深め、自らの力で授業外課題を設定し取り組んでいない。
課題を文章に表現し、口頭で発表出来るようになる。課題を的確に文章で表現し、積極的に口頭で発表出来る。インターネットを駆使して企業の経営理念、社是、社訓や管理計画書を探し出すことが出来る様になる。課題を的確に文章で表現し、積極的に口頭で発表出来る。課題を文章で表現し、口頭で発表出来る。課題を文章に表現できる。課題を文章に表現できない。
授業計画(全体)
各授業テーマに沿ったテキストと資料を用いた講義が中心であるが、実物見本やプロジェクターを用いて管理作業方法を知る。数回の授業時にアンケートで、感想・興味度・理解度・到達度を確認する。また課題を考察し発表も行う。理念に基づいた目標設定は就職活動や人生設計への応用が出来るようになる。連絡事項や参考資料はGoogle Classroomや一斉メールで送信する。文科省が定める予習・復習の時間として授業時間外実習も行う。
授業計画(各回のテーマ等)
Noテーマ内容オンライン授業授業外学修時間数
1.オリエンテーション、「スポーツ施設管理士」について担当教員の紹介、授業の概要、目標、計画、成績評価について説明する。「スポーツ施設管理士」について説明する。シラバスと学生便覧の資格に関する該当項目を熟読する。4時間
2.体育館・武道館の維持管理その1維持管理の目的、業務体系、留意点について説明する。体育館・武道館を授業で得た知識と照らし合わせて観察する。4時間
3.体育館・武道館の維持管理その2、および課題の説明環境負荷低減手法、ライフサイクルマネジメント、ファシリティマネジメントについて説明する。地球上の環境問題に興味を深める。4時間
4.水泳プールの維持管理その1プールの一般知識、水質維持装置、安全管理、日常管理について説明する。安全管理の意識を高め、危機管理について説明出来る様にする4時間
5.野球場・サッカー場の構造と維持管理  施工断面構造、維持管理について説明する。校内の野球場・サッカー場の施工断面を説明出来る様にする4時間
6.各種スポーツフロアの維持管理その1種類と機能特性、施工断面構造について説明する。校内スポーツフロアに関して断面構造を考えながら観察する。4時間
7.各種スポーツフロアの維持管理その2保護、点検、補修、リフォームについて説明する。 小テストの実施と解説をする。校内スポーツフロアの経年変化による劣化状態を観察する4時間
8.スポーツ施設の音響と維持管理・第1回小テスト音響設備の基礎知識と機能特性、維持管理の要点について説明する。小テストの実施と解説をする。音響システム構成概念と保守の目安を説明出来る様にする4時間
9.スポーツ施設の照明と維持管理照明設備の基礎知識と機能特性、維持管理の要点について説明する。ランプ交換方式について説明出来る様にする4時間
10.第2回小テスト、復習小テストの実施と、前期を含めたここまでの講義の復習をする。小テストの問題に準じて復習し、講義全体の内容を復習する。4時間
11.水泳プールの維持管理その2(プール機械室にて見学)構内プール機械室を見学し、濾過循環システムについて説明する。また校内の管理機械(配電盤、受水槽等)を見学する。ろ過循環システムについて水の流れを図で説明出来る様にする。4時間
12.商業スポーツ施設の管理計画書(課題発表会)その1課題を発表し、プレゼンテーション力を養う。P(計画)D(実施)C(点検)A(改善)サイクルを機能させて良い物に改善する。発表した学生の内容と比較して、見直し、改善すべき時は再提出する。4時間
13.商業スポーツ施設の管理計画書(課題発表会)その2課題を発表し、プレゼンテーション力を養う。P(計画)D(実施)C(点検)A(改善)サイクルを機能させて良い物に改善する。発表した学生の内容と比較して、見直し、改善すべき時は再提出する。4時間
14.学外施設見学会=維持管理実務の見学(土・日・祝日の何れか1日かけて実施)グランディ・21を見学して、総合スポーツ施設の維持管理について説明する。 講義で学習した事項を現地にて復習する。規模を体感する。スポーツ施設管理概論 Ⅰ,Ⅱの総合復習をする。4時間
15.学外施設見学会=維持管理実務の見学(土・日・祝日の何れか1日かけて実施)現地で 2コマ分の所要時間で約40人に組み分けして⑭、⑮を連続で実施する。2回実施の中から都合の良い時に参加する。スポーツ施設管理概論 Ⅰ,Ⅱの総合復習をする。4時間
成績評価方法(方針)
定期試験を1回,授業内レポート(小テスト)を2回実施する。授業外レポート(課題)を課す。課題は内容と表現力を査定する。これらの結果を総合して成績評価を行う。試験問題・解答は返却しないが、成績評価が自己採点出来る様に解説する。出席は欠格条件となる。欠席届(0.4ポイント扱い)と自習成果表(0.4から0.6ポイント扱い)を提出する。授業外実習(約60分)は0.7ポイントとして加味する。
成績評価方法(詳細)
到達目標\評価方法認知的領域情意的領域技能表現的領域評価割合(%)
定期試験50%
授業内レポート20%
授業外レポート30%
演習・実技減点あり
授業態度減点あり
出席欠格条件
レポートの実施・返却(方針)
授業外レポート(課題)は実施する。個別には返却しないが、総合評価で全体的に必要な事を解説している。
授業内レポート(小テスト)は実施する。返却はしないが、答え合わせで解答の解説をする。
履修上の注意(受講学生に望むこと)
・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。
・2/3以上の出席が無い学生は、単位修得が出来ない
・「スポーツ施設管理士」を受験する学生は70%以上出席する
・授業中の私語厳禁  ・板書しない事柄で、重要なポイントはメモし、レポート作成時などに活用
・出席や小テストの点数などが不足するときは相談すること、救済策は自習成果表の提出やその他などで用意するので簡単に諦めない  ・認定試験に合格後資格が付与される
・授業計画は、授業の進み方や実習の日の天候により、多少変更する
・Web授業時は原則として授業時間に受講する(規律正しい生活を送る) 
関連科目
スポーツ施設管理概論Ⅰ, スポーツ施設の経営・管理, 運動障害救急法, スポーツターフ管理概論Ⅰ,及びⅡ
教科書
書名著者出版社出版年
01公認スポーツ施設管理士教本有識者多数(公財)日本スポーツ施設協会R6
参考書
書名著者出版社出版年
01屋外体育施設の建設指針 各種スポーツ施設の設計・施工 平成29年改訂版公益財団法人日本体育施設協会 屋外体育施設部会株式会社体育施設出版2017
02スポーツ施設の音響システムガイド~競技別の音響設備設計・維持管理の技術解説~公益財団法人日本スポーツ施設協会 スポーツ音響部会株式会社体育施設出版2022
03スポーツ照明の設計マニュアル協会スポーツ照明部会日本体育施設協会2003
04スポーツ音響の設計マニュアル協会スポーツ音響部会日本体育施設協会2001
05スポーツフロアのメンテナンス協会スポーツフロア部会日本体育施設協会2003
オフィスアワー
野口翔
A棟3階315 野口研究室:木曜日10:20~11:50
Email:so-noguchi@sendai-u.ac.jp
TEL:0224-51-8197 (直通)825(内線)
GCR
cp6ybkv
その他
資格取得を目指す学生は、教科書が必須となりますが、前期のスポーツ施設管理概論Ⅰの講義内で教科書が購入できなかった学生は野口に相談すること。
備考
感染症や災害の発生時の非常時には、授業形態をオンラインに変更する場合がありますので、
大学の指示に従い受講して下さい。