科目ナンバリングS-TEA021J-01
科目コード512140
科目名保健体育科教育論Ⅰ
科目名(英語)Pedagogy of Health and Physical Education Ⅰ
学科体育学科
学年2年
学期後期
授業形態講義
必修・選択の別
単位数2
担当教員川戸 湧也
開講の別単独開講


実務経験の有無
高校での教員経験を有する
授業の概要
中学校「保健体育」ならびに高等学校「体育」の学習指導を中心に保健体育科教育における基本的な考え方について教授する.併せて学問としての体育科教育学の基礎を教授する.
 
DPとの関連性
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体育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
体育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=59&name=taiiku
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健康福祉学科のDPは下記のリンクを参照してください。
健康福祉学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=84&name=kenhuku
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スポーツ栄養学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ栄養学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=190&name=eiyo
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スポーツ情報マスメディア学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ情報マスメディア学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=671&name=media
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現代武道学科のDPは下記のリンクを参照してください。
現代武道学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=244&name=gbd
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子ども運動教育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
子ども運動教育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=209&name=kdm
アクティブ・ラーニングについて
課題解決型学習(PBL)
反転学習
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
授業の一般目標
体育科教育学の基礎的な内容を踏まえて,実際の体育授業をどのように設計・計画・実施・評価するかという授業づくりの方法論を理解している
授業の履修目標
対象領域内容
認知的領域保健体育科における学習指導についての基礎的な内容とその実際を説明できる
情意的領域保健体育科における学習指導についての基礎的な内容とその課題の検討に参加できる
技能表現的領域保健体育科における学習指導についての基礎的な内容を「指導案」などに表することができる
授業の到達目標
対象領域内容
認知的領域保健体育科における学習指導についての基礎的な内容とその実際を説明できる
情意的領域保健体育科における学習指導についての基礎的な内容とその課題の検討に参加できる
技能表現的領域保健体育科における学習指導についての基礎的な内容を「指導案」などに表することができる
ルーブリック
評価項目評価基準
十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている十分に達成している
【履修目標】
おおむね達成している最低限達成している
【到達目標】
達成していない
不可・放棄
認知体育科教育学における諸理論を十分に理解しており,「良い体育授業とは何か」および「保健体育科教師とはどうあるべきか」という問いに対して深く検討することができる.体育科教育学における諸理論を十分に理解している.
それらの理論に基づいて自分なりの考えを構築することができる.
体育科教育学における諸理論を理解しており,他の学生の考えを理解することができる.体育科教育学における諸理論をおおむね理解しており,授業で要求される課題に応えられる.体育科教育学における諸理論を理解していない.あるいは一部理解していても授業担当教員が要求するレベルに達していない.
情意教師に要求される「使命感」や「教育的愛情」「広く豊かな教養」等の資質能力を獲得しようと努力し,十分に獲得することができた.教師に要求される「使命感」や「教育的愛情」「広く豊かな教養」等の資質能力を獲得しようと努力することができる.教師に「使命感」や「教育的愛情」「広く豊かな教養」等が要求されることを十分に理解している.教師に「使命感」や「教育的愛情」「広く豊かな教養」等が要求されることをおおむね理解している.教師に「使命感」や「教育的愛情」「広く豊かな教養」等が要求されることを理解しておらず,教師として教壇に立つ覚悟がみられない.
技能表現授業づくりに必要な基礎的な理論を十分に理解するとともに,学習指導要領を十分に理解して,それらを踏まえて,授業設計ができ,指導案を作成することができる.授業づくりに必要な基礎的な理論を理解するとともに,学習指導要領も理解して,それらを踏まえて,おおむね満足できる指導案を作成できる.体育科教育学の基礎理論ならびに学習指導要領の内容は4割程度理解しており,そから逸脱しない範囲で授業計画ならびに指導案を作成することができる.少なくとも学習指導要領の内容は理解しており,そから逸脱しない範囲で授業計画ならびに指導案を作成することができる.体育科教育学の基礎理論および学習指導要領等について理解しておらず,自身の経験ならびに独断と偏見でしか指導案を作成できない.
授業計画(全体)
基本的に講義形式で授業を進める.授業ではスライドを用いて視覚的な情報を提示しながら内容を教授していく.授業後に講義で用いたスライドを受講生に共有する.授業では毎回の小レポート(宿題)を課し,毎回の学びを記録・整理させる.
授業計画(各回のテーマ等)
Noテーマ内容オンライン授業授業外学修時間数
1.オリエンテーション授業の狙いと進め方,評価方法について説明する中学校学習指導要領解説 保健体育編の総則を熟読する4時間
2.体育の基本的性格ならびに制度的条件体育の基本的性格と体育科教育および体育教師に関する制度的条件を解説する教科書の当該箇所を熟読する4時間
3.体育の目的ならびに新学習指導要領改訂の趣旨体育の目的を解説するとともに,新しい学習指導要領改訂の趣旨を歴史的背景から整理していく教科書の当該箇所を熟読する4時間
4.体育の目標ならびに内容の構造体育授業の目標を整理するとともに,どのような内容を取り扱うことができるのかを解説していく教科書の当該箇所を熟読する4時間
5.よい体育授業とはよい体育授業の条件を提示し,そのために必要な要素を解説していく教科書の当該箇所を熟読する4時間
6.体育の学習内容および教材・教具論体育で取り扱うことができる内容を整理するとともに,教材・教具の役割を解説する教科書の当該箇所を熟読する4時間
7.体育の学習指導論授業を実施するうえで,教師が行うインストラクションの方法論について整理したうえで解説していく教科書の当該箇所を熟読する4時間
8.学習評価・授業評価学習者の目標到達度合いの確認としての「学習評価」と,体育授業のできばえについての「授業評価」の違いについて解説していく教科書の当該箇所を熟読する4時間
9.体育の指導技術いわゆる四大教師行動を解説し,学習者の学修成果を高めるための方略を解説していく教科書の当該箇所を熟読する4時間
10.授業計画の策定とカリキュラムマネジメント授業の構造を説明し,効果的な設計方法を解説する.併せて新学習指導要領で示されたキーワードであるカリキュラムマネジメントを説明する.教科書の当該箇所を熟読する4時間
11.体育科の内容「体つくり運動,器械運動」学習指導要領の記載内容を整理して,授業実施上.のポイントや留意点を整理する.教科書の当該箇所を熟読する4時間
12.体育科の内容「陸上競技,水泳」学習指導要領の記載内容を整理して,授業実施上.のポイントや留意点を整理する.教科書の当該箇所を熟読する4時間
13.体育科の内容「球技,武道」学習指導要領の記載内容を整理して,授業実施上.のポイントや留意点を整理する.教科書の当該箇所を熟読する4時間
14.体育科の内容「ダンス,体育理論」学習指導要領の記載内容を整理して,授業実施上.のポイントや留意点を整理する.教科書の当該箇所を熟読する4時間
15.模擬授業および教育実習について模擬授業およびび教育実習の意義を説明し,取り組むうえでの注意すべき事項について喚起する.教科書の当該箇所を熟読する4時間
成績評価方法(方針)
成績評価方法(詳細)
到達目標\評価方法認知的領域情意的領域技能表現的領域評価割合(%)
定期試験70
授業内レポート30
授業外レポート評価対象外
演習・実技評価対象外
授業態度評価対象外
出席欠格条件
レポートの実施・返却(方針)
期末試験(70%)を行うとともに、レポートなど(30%)を加味した評価とする.なお,出席は評価割合に加えず欠格条件となる.また,提出したレポートは返却するとともに授業内で解説する.
履修上の注意(受講学生に望むこと)
・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。
「体育」の授業づくりを「教師」の立場から考えながら,本講義を受講する積極的な姿勢を期待する.
関連科目
保健体育科教育論Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ
教科書
書名著者出版社出版年
01中学校学習指導要領解説 保健体育科編文部科学省東山書房2019
02体育科教育学入門 三訂版岡出美則ほか大修館書店2021
参考書
書名著者出版社出版年
01はじめて学ぶ体育・スポーツ哲学髙橋徹みらい2018
オフィスアワー
川戸研究室(金曜日2時限目)
GCR
f3rmmn5
その他
特になし
備考
感染症や災害の発生時の非常時には、授業形態をオンラインに変更する場合がありますので、
大学の指示に従い受講して下さい。