科目ナンバリング		S-TEA031J-01

科目コード		152320

科目名		保健体育科教育論Ⅱ

科目名（英語）		Pedagogy of Health and Physical Education Ⅱ

学科		体育学科

学年		３年

学期		前期

授業形態		講義

必修・選択の別

単位数		2

担当教員		入澤　裕樹川戸　湧也

開講の別		オムニバス開講

実務経験の有無

高等学校での教員経験を有する

授業の概要

中学校・高等学校における「保健」の学習指導についての基本的な考え方とその実際について説明する

DPとの関連性


Ⅰ	Ⅱ	Ⅲ	Ⅳ	Ⅴ

■	■	■

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体育学科

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健康福祉学科

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スポーツ栄養学科

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スポーツ情報マスメディア学科

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子ども運動教育学科

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アクティブ・ラーニングについて


	課題解決型学習（ＰＢＬ）

	反転学習

	ディスカッション

	ディベート	■

	グループワーク	■

	プレゼンテーション	■

	実習

	フィールドワーク

授業の一般目標

「保健」学習指導の基礎・基本について理解し、児童生徒の実態に応じた保健の授業を構成・展開できるようになる。

授業の履修目標


対象	領域	内容

■	認知的領域	「保健」学習指導の基礎・基本について十分に理解している

■	情意的領域	授業目標を意識して積極的に授業に参加することができる

■	技能表現的領域	児童生徒の実態に応じた保健の授業を構成し、展開できる

授業の到達目標


対象	領域	内容

■	認知的領域	「保健」学習指導の基礎・基本について理解している

■	情意的領域	授業目標を意識して授業に参加することができる

■	技能表現的領域	児童生徒の実態に応じた保健の授業を構成できる

ルーブリック


評価項目	評価基準

	十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている	十分に達成している【履修目標】	おおむね達成している	最低限達成している【到達目標】	達成していない

	秀	優	良	可	不可・放棄

「保健」学習指導の基礎・基本についての理解	「保健」学習指導の基礎・基本について十分に理解した上で、説明できる	「保健」学習指導の基礎・基本について十分に理解している	「保健」学習指導の基礎・基本についておおよそ理解している	「保健」学習指導の基礎・基本について理解している	「保健」学習指導の基礎・基本について理解していない

授業への取り組み、参加について	授業目標を意識して授業に参加し、主体的に学ぶことができる	授業目標を意識して積極的に授業に参加することができる	授業目標を意識して授業に参加することができる	授業目標を意識して授業に参加することができる	授業目標を意識して授業に参加することができない

保健授業の設計について	児童生徒の実態に応じた保健の授業を具体的に構成し、展開できる	児童生徒の実態に応じた保健の授業を構成し、展開できる	児童生徒の実態に応じた保健の授業を構成し、説明できる	児童生徒の実態に応じた保健の授業を構成できる	児童生徒の実態に応じた保健の授業を構成できない

授業計画（全体）

各授業テーマに沿った資料を用いた講義が中心であるが、より理解を深めるための視聴覚教材も用いることもある。各授業毎に、授業の感想と課題を授業内小レポートとして提出させることで、理解度・到達度を確認したり、アクティブラーニングの観点から協同作業としてのグループワークによる指導案作成を実施することもある。授業計画は、授業の進展により、多少前後したり、内容変更がある。

授業計画（各回のテーマ等）


No	テーマ	内容	オンライン授業	授業外学修	時間数

1.	保健科教育の位置づけ（オリエンテーション含む）【入澤・川戸】	学校保健活動と保健科教育の関わりについて学習する。教員紹介、授業の目標と進め方、シラバス説明、成績評価について通知する。		シラバスを熟読しておくこと	４時間

2.	保健科教育の位置づけ２【入澤・川戸】	カリキュラムに関する基本的事項を押さえ、実施・運用に必要な力を養う。		カリキュラムについて指定教科書で調べておく	４時間

3.	保健科教育の背景となる学問領域の理解と教材研究への活用【入澤】	戦後の授業観・学習観の変遷を学び、自身の『観』を形成するための信念や考え方を考察する。		学習指導要領の変遷について調べておく	４時間

4.	保健科教育の発展的な学習内容と学習指導への活用【入澤】	諸外国の保健教育の現状を知り、我が国と比較しつつ、現状や課題を見い出す力を養う。		諸外国での保健科教育について指定教科書で調べておく	４時間

5.	保健科教育の目的【入澤】	現行学習指導要領の改定とその趣旨について学習する。		学習指導要領について事前に調べておく	４時間

6.	保健科教育の目標【入澤】	多様な保健科教育の全体像と系統性について学習する。		過去の学習指導要領を熟読しておく	４時間

7.	保健科教育の内容１【入澤】	多様な保健科教育の全体像と系統性について学習する。		系統性とは何か調べておく	４時間

8.	保健科教育の内容２【入澤】	単元計画の把握と構造図について理解し、作成する。		単元計画について調べておく	４時間

9.	保健体育科の学習指導１【川戸】	授業の学習形態と模擬授業の実施方法について理解する	■	学習形態の種類について調べておく	４時間

10.	保健体育科の学習指導２【川戸】	ＩＣＴ活用を含めた教材・教具について理解すると共に単元に見合った教材・教具を発案しあう。	■	ICT教育の事例について調べておく	４時間

11.	保健科の学習指導３【入澤】	良い保健授業の条件について理解する。		授業の構成要素について調べておく	４時間

12.	保健科の指導計画１【入澤】	児童・生徒に深い学びをもたらすための学習指導案とはどのようなものかを考察する。		図書館等で疑問点、発展的内容を調査する	４時間

13.	保健科の指導計画２【入澤】	児童・生徒に深い学びをもたらすための学習指導案を作成する。		図書館等で疑問点、発展的内容を調査する	４時間

14.	保健科の指導計画３【入澤】	児童・生徒に深い学びをもたらすために作成した学習指導案を発表し合い、議論する。		図書館等で疑問点、発展的内容を調査する	４時間

15.	保健科の学習・授業評価方法【入澤】	児童・生徒に対する授業に対する理解力や思考力の評価方法について学習する。実務経験を基にした評価の事例も取り上げ紹介する。		授業評価に関する資料を読む	４時間

成績評価方法（方針）

期末試験を１回実施する（評価割合60％）。場合によっては模擬授業に替える場合もある。また、授業内レポート（評価割合40％）を課す予定。そして、これらの結果を総合して成績評価を行う。
出席は評価割合に加えず、欠格条件となる。

成績評価方法（詳細）


到達目標＼評価方法	認知的領域	情意的領域	技能表現的領域	評価割合（％）

定期試験	◎	◎	◎	60%

授業内レポート	◎	◎		40%

授業外レポート	―	―	―	評価対象外

演習・実技	―	―	―	評価対象外

授業態度				減点対象

出席	欠格条件

レポートの実施・返却（方針）

レポート等については授業内で解説しながら返却する

履修上の注意（受講学生に望むこと）

・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。

「保健」の授業を指導者として想定し考えながら受講すること
4/5以上の出席がない学生は、単位を修得することが出来ない（欠格条件）
20分以上の遅刻は欠席とみなす