実務経験の有無 | | |
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授業の概要 | | スポーツ施設の構造をベースとして、施設管理について体系的に講義を行う。学内の施設で実習を行い管理手法の具体例を施設管理の品質・安全管理の観点及び顧客満足度の観点から、講義する。教員を目指す学生に対し「スポーツ施設管理士」の資格修得を目標として、授業や部活の運営に役立つ事を指導する。スポーツ施設の運営する企業や一般企業を目指す学生も同様である。 |
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DPとの関連性 | | |
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体育学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=59&name=taiiku |
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. | | 健康福祉学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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健康福祉学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=84&name=kenhuku |
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. | | スポーツ栄養学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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スポーツ栄養学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=190&name=eiyo |
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. | | スポーツ情報マスメディア学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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スポーツ情報マスメディア学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=671&name=media |
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. | | 現代武道学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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現代武道学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=244&name=gbd |
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. | | 子ども運動教育学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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子ども運動教育学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=209&name=kdm |
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アクティブ・ラーニングについて | | | | | 課題解決型学習(PBL) | | | | 反転学習 | | | | ディスカッション | ■ | | | ディベート | | | | グループワーク | | | | プレゼンテーション | ■ | | | 実習 | ■ | | | フィールドワーク | | | |
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授業の一般目標 | | (1)スポーツ施設の構造を把握し、管理方法に加え、関連法規、経済性および自然環境保全に関することなど幅広い専門知識を修得して顧客満足度を満たす管理の仕方を考える事が出来る様になる。 (2)スポーツ施設が安全に保たれる管理手法を身に付ける様になる。 (3)以上を踏まえて、授業外課題に取り組み、商業スポーツ施設の「経営理念・社是・社訓」を考察する事が出来る様になる。施設管理を通して社会の構造を知る。 |
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授業の履修目標 | | | | | | 対象 | 領域 | 内容 | | | | ■ | 認知的領域 | スポーツ施設の各分野における構造と維持管理について十分に理解している。 | | | | ■ | 情意的領域 | 商業スポーツ施設の経営管理について関心を深め、自らの力で授業外課題を設定し探求する意欲を持つことが出来るようになる。施設を大切に扱う様になり、興味関心のある内容に意欲的に取り組む様になる。 | | | | ■ | 技能表現的領域 | 課題を的確に文章で表現し、積極的に口頭で発表出来る。 | | | |
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授業の到達目標 | | | | | | 対象 | 領域 | 内容 | | | | ■ | 認知的領域 | スポーツ施設の各分野における構造と維持管理について部分的に理解している。 | | | | ■ | 情意的領域 | 商業スポーツ施設の経営管理について関心を深め、自らの力で授業外課題を設定し探求する意欲を持ち取り組むこともある。 | | | | ■ | 技能表現的領域 | 課題を文章に表現できる。 | | | |
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ルーブリック | | | | | | | | | 評価項目 | 評価基準 | | | | | | 十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている | 十分に達成している 【履修目標】 | おおむね達成している | 最低限達成している 【到達目標】 | 達成していない | | | | | | 秀 | 優 | 良 | 可 | 不可・放棄 | | | | | | | スポーツ施設管理の各分野にわたり構造と維持管理について理解し説明できる。 | スポーツ施設の各分野における構造と維持管理について十分に理解し、的確に説明できる。 | スポーツ施設の各分野における構造と維持管理について十分に理解している。 | スポーツ施設の各分野における構造と維持管理について理解している。 | スポーツ施設の各分野における構造と維持管理について部分的に理解している。 | スポーツ施設の各分野における構造と維持管理について理解していない。 | | | | | | | 商業スポーツ施設の経営管理について関心を深め、自らの力で授業外課題を設定し探求する意欲を持ち取り組む様になる。 | 商業スポーツ施設の経営管理について関心を深め、自らの力で授業外課題を設定し探求する意欲を持ち取り組んでいる。施設を大切に扱う様になり、興味関心のある内容に意欲的に取り組む様になる。 | 商業スポーツ施設の経営管理について関心を深め、自らの力で授業外課題を設定し探求する意欲を持ち取り組んでいる。 | 商業スポーツ施設の経営管理について関心を深め、自らの力で授業外課題を設定し取り組んでいる。 | 商業スポーツ施設の経営管理について関心を深め、自らの力で授業外課題を設定し取り組むこともある。 | 商業スポーツ施設の経営管理について関心を深め、自らの力で授業外課題を設定し取り組んでいない。 | | | | | | | 課題を文章に表現し、口頭で発表出来るようになる。 | 課題を的確に文章で表現し、積極的に口頭で発表出来る。インターネットを駆使して企業の経営理念、社是、社訓や企業業績を探し出すことが出来る様になる。 | 課題を的確に文章で表現し、積極的に口頭で発表出来る。 | 課題を文章で表現し、口頭で発表出来る。 | 課題を文章に表現できる。 | 課題を文章に表現できない。 | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | |
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授業計画(全体) | | 各授業テーマに沿ったテキストと資料を用いた講義が中心であるが、実物見本などを用いて管理作業方法を知る。数回の授業時にアンケートで、感想・興味度・理解度・到達度を確認する。また課題を考察し発表も行う。理念に基づいた目標設定は就職活動や人生設計への応用が出来るようになる。連絡事項や参考資料はGoogle Classroomや一斉メールで送信する。文科省が定める予習・復習の時間として授業時間外実習も行う。 |
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授業計画(各回のテーマ等) | | | | | | | | | No | テーマ | 内容 | オンライン授業 | 授業外学修 | 時間数 | | | | | | | 1. | オリエンテーション、「スポーツ施設管理士」,「指定管理者制度」について | 担当教員の紹介、授業の概要、目標、計画、成績評価,について,および「スポーツ施設管理士」、「指定管理者制度」について説明する。 | | シラバスと学生便覧の資格に関する該当項目を熟読する。 | 4時間 | | | | | | | 2. | 大学構内の施設 | 大学の様々な施設についてグループディスカッションなどを行い、施設のあり方を考える。 | | 頻繁に使用する大学施設を確認しておく。 | 4時間 | | | | | | | 3. | 大学構内のスポーツ施設 | 大学の様々なスポーツ施設についてグループディスカッションなどを行い、スポーツ施設のあり方を考える。 | | 頻繁に使用する大学のスポーツ施設を確認しておく。 | 4時間 | | | | | | | 4. | 商業スポーツ施設の経営理念・授業外課題のヒント | 企業経営の目的や経営方針書、財務管理(貸借対照表、損益計算書など)や損益分岐点について説明する。 | | 自ら経営する商業施設を仮想し、顧客満足度の高揚を考察する。 | 4時間 | | | | | | | 5. | 用器具と維持管理、陸上競技場の維持管理 | 1.保守点検の目的とポイント、保守点検整備の方法について2.陸上競技場の構造と施工断面構造について,公認規格について | | 用器具や陸上競技場を自ら保守点検する心がけで観察する | 4時間 | | | | | | | 6. | クレー系グラウンドの構造と維持管理その1 | 種類と機能特性、施工断面構造、維持管理道具の実際の操作方法と維持管理の要点について説明する。 | | グラウンドの乾燥時と湿潤時を比較して観察する | 4時間 | | | | | | | 7. | 芝生の造成と維持管理その1 | 種類と機能特性、施工断面構造、植物生理育成手法、利用水準と管理手法について説明する。 | | 各施設のHPから芝草を検索する。噴水廻り芝生を観察する | 4時間 | | | | | | | 8. | 芝生の造成と維持管理その2 (芝生における実習) | 維持管理プログラムを説明し,芝刈り機械の操作方法を実習する。手押し式・自走式リールモア,手押し式エンジン駆動ロータリーモア | | 構内芝生管理の授業外実習に積極的に参加する | 4時間 | | | | | | | 9. | 全天候グラウンドの構造と維持管理・第1回小テスト | 種類と機能特性、施工断面構造、維持管理の要点について説明する。小テストの実施と解説をする。 | | 全天候グラウンドを観察して断面構造を説明出来る様にする | 4時間 | | | | | | | 10. | スポーツ事故と対策 | スポーツ事故と法律知識、危機管理体制の整備、スポーツ事故判例について、安全配慮義務、過失相殺、管理の瑕疵など言葉の意味を解説する。 | | テキストを熟読し、新聞記事の事故判例などに興味を持つ | 4時間 | | | | | | | 11. | クレー系グラウンドの構造と維持管理その2(陸上競技場で実習) | 化粧砂や苦汁の散布実習を行い、整備上不可欠な"均一に”を心掛ける整備手法を学ぶ。雨天時や進入不能のときは順延する。 | | 全天候グラウンドを観察して断面構造を説明出来る様にする。 | 4時間 | | | | | | | 12. | スポーツ施設の診断(保全と劣化) | 公共施設の保全、取り巻く環境・時代の変動や管理の現状と展望、劣化の代表的な具体例。賠償具体例、事後保全、予防保全について | | 身の回りのスポーツ施設の劣化を見つけ出す努力をする | 4時間 | | | | | | | 13. | 整備道具の扱い方について実習する・第2回小テスト | 不陸整正道具である鉄製レーキと木製レーキ(トンボ)の操作方法について手ほどきをする。小テストの実施と解説をする。 | | 五感を鋭く働かせて整備の出来不出来を感じるように努める | 4時間 | | | | | | | 14. | 商業スポーツ施設の経営理念 その3(授業外課題発表会) | 課題を発表し、プレゼンテーション力を養う。P(計画)D(実施)C(点検)A(改善)サイクルを機能させて改善する。 | | 授業外課題を見直し、改善すべき時は再提出する | 4時間 | | | | | | | 15. | 総括 | 講義全体の総括を行う。 | | 今までの講義を見直しておく | 4時間 | | | | | | |
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成績評価方法(方針) | | 定期試験を1回,授業内レポート(小テスト)を2回実施する。授業外レポート(課題)を課す。課題は内容と表現力を査定する。これらの結果を総合して成績評価を行う。試験問題・解答は返却しないが、成績評価が自己採点出来る様に解説する。出席は欠格条件となる。欠席届(0.4ポイント扱い)と自習成果表(0.4から0.6ポイント扱い)を提出する。授業外実習(約60分)は0.7ポイントとして加味する。 |
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成績評価方法(詳細) | | | | | | | | 到達目標\評価方法 | 認知的領域 | 情意的領域 | 技能表現的領域 | 評価割合(%) | | | | | | 定期試験 | ◎ | ○ | | 50% | | | | | | 授業内レポート | ◎ | ○ | | 20% | | | | | | 授業外レポート | ◎ | ◎ | ◎ | 30% | | | | | | 演習・実技 | | ○ | ◎ | 減点あり | | | | | | 授業態度 | | ○ | | 減点あり | | | | | | 出席 | 欠格条件 | | | | | |
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レポートの実施・返却(方針) | | 授業外レポート(課題)は実施する。個別には返却しないが、総合評価で全体的に必要な事を解説している。 授業内レポート(小テスト)は実施する。返却はしないが、答え合わせで解答の解説をする。 |
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履修上の注意(受講学生に望むこと) | | ・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。 | ・2/3以上の出席が無い学生は、単位修得が出来ない ・「スポーツ施設管理士」を受験する学生は70%以上出席する ・授業中の私語厳禁 ・板書しない事柄で、重要なポイントはメモし、レポート作成時などに活用 ・出席や小テストの点数などが不足するときは相談すること、救済策は自習成果表の提出やその他などで用意するので簡単に諦めない ・認定試験に合格後資格が付与される ・授業計画は、授業の進み方や実習の日の天候により、多少変更する |
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関連科目 | | スポーツ施設管理概論Ⅱ,スポーツ施設の経営・管理,運動障害救急法,スポーツターフ管理概論Ⅰ,及びⅡ |
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教科書 | | | | | | | | № | 書名 | 著者 | 出版社 | 出版年 | | | | | | 01 | 公認スポーツ施設管理士教本 | 有識者多数 | (公財)日本スポーツ施設協会 | R6 | | | | | |
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参考書 | | | | | | | | № | 書名 | 著者 | 出版社 | 出版年 | | | | | | 01 | 屋外体育施設の建設指針 各種スポーツ施設の設計・施工 平成29年改訂版 | 公益財団法人日本体育施設協会 屋外体育施設部会 | 株式会社体育施設出版 | 2017 | | | | | | 02 | 屋外体育施設の維持管理マニュアル 平成26年増補改訂版 | 公益財団法人日本体育施設協会 屋外体育施設部会 | 株式会社体育施設出版 | 2014 | | | | | | 03 | 事故防止のためのスポーツ器具の正しい使い方と安全点検の手引き 改訂版4版 | 一般社団法人日本スポーツ用品工業会、公益財団法人日本体育施設協会 施設用器具部会 | 株式会社体育施設出版 | 2023 | | | | | | 04 | スポーツ事故対策マニュアル | 弁護士によるスポーツ安全対策検討委員会 | 株式会社体育施設出版 | 2017 | | | | | | 05 | 屋外スポーツ施設のルール 各競技施設づくりの関連競技規則まとめ 全28競技 | 公益財団法人日本スポーツ施設協会 屋外施設部会 | 株式会社体育施設出版 | 2022 | | | | | |
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オフィスアワー | | |
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GCR | | |
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その他 | | 資格取得を目指す学生は教科書が必須です。講義内で購入のうえ受講すること。 |
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備考 | | 感染症や災害の発生時の非常時には、授業形態をオンラインに変更する場合がありますので、 大学の指示に従い受講して下さい。 |
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