科目ナンバリングS-MAN331J-04
科目コード143240
科目名野外教育論
科目名(英語)Outdoor Education & Outdoor Activity
学科体育学科
学年3年
学期前期
授業形態講義
必修・選択の別
単位数2
担当教員井上 望
開講の別単独開講


実務経験の有無
キャンプ指導および野外教育指導者育成の経験を有する
授業の概要
野外教育及び野外活動に関する基礎的な理論と現場における実践例(担当教員の実務経験から)を紹介する。前半は、野外教育及び野外活動についての考え方や用語を整理し、冒険教育や環境教育の歴史や実践例を学ぶ。後半は、組織キャンプの意義や組織、指導者や参加者、自然環境などについて学ぶ。
DPとの関連性
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体育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
体育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=59&name=taiiku
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健康福祉学科のDPは下記のリンクを参照してください。
健康福祉学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=84&name=kenhuku
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スポーツ栄養学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ栄養学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=190&name=eiyo
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スポーツ情報マスメディア学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ情報マスメディア学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=671&name=media
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現代武道学科のDPは下記のリンクを参照してください。
現代武道学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=244&name=gbd
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子ども運動教育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
子ども運動教育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=209&name=kdm
アクティブ・ラーニングについて
課題解決型学習(PBL)
反転学習
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
授業の一般目標
野外教育及び野外活動についての正しい知識を習得し、その意義や価値を理解する。野外教育のプログラム及び指導法について理解し、指導者としての資質を高める。自然の中で活動することの意味を認識し、適切な危機管理能力と環境配慮技能を身につける。自然体験活動について、自分なりの意見を持ち、他者に伝えられるようになる。
授業の履修目標
対象領域内容
認知的領域野外教育及び野外活動についての知識や理論、意義や価値を理解しているが、自分自身の言葉で説明できまでには至っていない。
情意的領域自然体験活動に興味を持ち、自主的に取り組もうという意思がある。
技能表現的領域適切な危機管理能力と環境配慮技能について理解しているが、その技能をいつも発揮できるわけではない。自分の意見を持ち、他者とコミュニケーションをとりながら意思決定を行えるようになる。
授業の到達目標
対象領域内容
認知的領域野外教育及び野外活動についての正しい知識を習得し、その意義や価値を部分的に説明できる。
情意的領域自然体験活動に興味を持ち、積極的に取り組むようになる。
技能表現的領域適切な危機管理能力と環境配慮技能について理解できる。自分の意見を持って
他者とコミュニケーションをとる。
ルーブリック
評価項目評価基準
十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている十分に達成している
【履修目標】
おおむね達成している最低限達成している
【到達目標】
達成していない
不可・放棄
野外教育の知識野外教育及び野外活動についての知識や理論、意義や価値を理解し、自分自身の言葉で説明できる。野外教育及び野外活動についての知識や理論、意義や価値を理解しているが、自分自身の言葉で説明できまでには至っていない。野外教育及び野外活動についての正しい知識を習得し、その意義や価値を説明できる。野外教育及び野外活動についての正しい知識を習得し、その意義や価値を部分的に説明できる。野外教育及び野外活動についての知識や理論、意義や価値をあまり理解できていない。
自然体験活動への興味自然体験活動に興味を持ち、自主的に取り組んでいる。自然体験活動に興味を持ち、自主的に取り組もうという意思がある。自然体験活動に興味を持ち、積極的に取り組むようになる。自然体験活動に興味を持ち、活動に取り組むようになる。自然体験活動に興味を持てない。
野外活動スキル適切な危機管理能力と環境配慮技能について理解し、実際にその技能を発揮できる。適切な危機管理能力と環境配慮技能について理解しているが、その技能をいつも発揮できるわけではない。適切な危機管理能力と環境配慮技能を身につける。適切な危機管理能力と環境配慮技能について理解できる。適切な危機管理能力と環境配慮技能について理解できていない。
対人コミュニケーション自分の意見を持ち、他者とコミュニケーションをとりながらリーダーになることができる。自分の意見を持ち、他者とコミュニケーションをとりながら意思決定を行えるようになる。自分の意見を持っているが、他者とコミュニケーションをとりながら意思決定を行うことはうまくない。自分の意見を持って他者とコミュニケーションをとる。自分の意見を持っておらず、他者とコミュニケーションをとりながら意思決定を行うことができない。
授業計画(全体)
前半は配布資料とパワーポイントの説明によって授業を進める。後半は「キャンプディレクター2級」の資格取得に必要なカリキュラムに沿って授業を進める。講義だけではなく、グループワークやディスカッション、スタンツの作成・発表などを行う。また、毎回授業の終わりにリアクションペーパーに感想や簡単な課題を記入する。最終回には、授業内容の確認のための筆記試験を行う。
授業計画(各回のテーマ等)
Noテーマ内容オンライン授業授業外学修時間数
1.オリエンテーション担当教員の紹介、授業の目標と進め方、成績評価の方法、キャンプインストラクターの資格について説明する。シラバスを熟読する。4時間
2.野外教育と野外活動グループワークのための班分け、自己紹介、野外教育・野外活動についての用語や概念について説明する。配布資料をもとに復習しておく。4時間
3.冒険教育とは冒険教育の考え方やプログラム例を説明する。配布資料をもとに復習しておく。4時間
4.冒険教育の実際冒険教育団体の理念・歴史・活動内容などを説明する。配布資料をもとに復習しておく。4時間
5.環境教育とは環境教育の考え方や歴史、プログラム例を説明する。配布資料をもとに復習しておく。課題レポートに取り組む。4時間
6.環境教育の実際環境教育プログラムを体験し、パッケージドプログラムについて理解する。配布資料をもとに復習しておく。課題レポートに取り組む。4時間
7.キャンプの特性キャンプの意義や目的、組織の種類について説明する。配布資料をもとに復習しておく。4時間
8.キャンプの指導キャンプ指導者の役割や資質、スキルについて説明する。配布資料をもとに復習しておく。4時間
9.キャンプと人キャンプ参加者の特性や対象に応じた対応について説明する。配布資料をもとに復習しておく。4時間
10.キャンプと自然キャンプにおける自然との関わり方や、人間と自然の関係の歴史的変遷を説明する。配布資料をもとに復習しておく。4時間
11.キャンプのルールとマナーキャンプにおけるルールやマナーの必要性、自然への配慮の方法を説明する。必要に応じてグループで集まり、課題に取り組む。4時間
12.Leave No Trace自然の中で活動する時の7つの原則(技能や倫理観)を説明する。配布資料をもとに復習しておく。4時間
13.キャンプの安全管理1キャンプにおけるリスクマネジメントの考え方について説明する。配布資料をもとに復習しておく。4時間
14.キャンプの安全管理2キャンプ中に起こりえる事態に対する対処法について説明する。配布資料をもとに復習しておく。4時間
15.まとめと振り返り授業のふりかえりを行い、筆記試験の対策を行う。これまでの授業資料を元に復習し、筆記試験に備える。4時間
成績評価方法(方針)
授業での小レポート:20点  →毎回の授業の最後に提出する。次回の授業でそのコメントに対して回答する。 
課題(課題レポートとグループ課題発表) :30点 →小レポートとグループ課題について、授業内で発表、ディスカッション及び解説を行う
筆記試験(期末試験):50点 →試験終了後、試験問題についての解説を行う
成績評価方法(詳細)
到達目標\評価方法認知的領域情意的領域技能表現的領域評価割合(%)
定期試験50%
授業内レポート20%
授業外レポート15%
演習・実技15%
授業態度評価対象外
出席欠格条件
レポートの実施・返却(方針)
提出されたレポートは授業内でまとめてコメントし、返却する
履修上の注意(受講学生に望むこと)
・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。
・第2回以降、班を決めて班ごとに着席します。また、毎回グループワークを行います。グループの中でディスカッションをしたり、発表をしたりします。
関連科目
キャンプ(1年)、野外・レクリエーション・マネジメント演習(3年)他
教科書
書名著者出版社出版年
01特になし
参考書
書名著者出版社出版年
01野外教育の理論と実践杏林書院
オフィスアワー
木曜4限
GCR
wemaime
その他
原則、対面授業とし、授業展開をする。感染状況によってはすべてオンラインに切り替える
備考
感染症や災害の発生時の非常時には、授業形態をオンラインに変更する場合がありますので、
大学の指示に従い受講して下さい。