実務経験の有無 | | 公益財団法人日本ライフセービング協会認定ライフセーバーとして海水浴場でのパトロールの実務経験を有する |
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授業の概要 | | 本授業では、水難事故を未然に防ぐための具体的な方法と、万一の事故に適切に対処するための自己保全ならびに一次救命処置の方法について講義と実践形式で展開する。日本赤十字社水上安全法および日本ライフセービング協会ウォーターセーフティー双方のメソッドを導入し、水辺で「命」を守るための基礎技能を養成する。 |
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DPとの関連性 | | |
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体育学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=59&name=taiiku |
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. | | 健康福祉学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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健康福祉学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=84&name=kenhuku |
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. | | スポーツ栄養学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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スポーツ栄養学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=190&name=eiyo |
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. | | スポーツ情報マスメディア学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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スポーツ情報マスメディア学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=671&name=media |
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. | | 現代武道学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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現代武道学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=244&name=gbd |
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. | | 子ども運動教育学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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子ども運動教育学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=209&name=kdm |
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アクティブ・ラーニングについて | | | | | 課題解決型学習(PBL) | ■ | | | 反転学習 | ■ | | | ディスカッション | | | | ディベート | | | | グループワーク | ■ | | | プレゼンテーション | | | | 実習 | | | | フィールドワーク | | | |
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授業の一般目標 | | 水難事故の発生リスクと事故を未然に防ぐための要点をよく理解し、自己保全に努めることができる。万一、水難事故に遭遇した場合でも、生きながらえるための浮き身の方法と人命救助のための方法を修得し、状況に応じて適切に使い分けることができるようになる。 |
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授業の履修目標 | | | | | | 対象 | 領域 | 内容 | | | | ■ | 認知的領域 | 水辺の安全管理の意義や内容について基礎的なことを理解している。 | | | | ■ | 情意的領域 | 水辺の安全管理に関する高い意識と倫理観を持ち、知識と技能を真摯に追求する意志がある。 | | | | ■ | 技能表現的領域 | 自己と他者の命を守るために必要な泳力を有する。 | | | |
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授業の到達目標 | | | | | | 対象 | 領域 | 内容 | | | | ■ | 認知的領域 | 水難事故防止と人命救助に関する基本的な知識を身につける。 | | | | ■ | 情意的領域 | 水辺環境での安全管理を含む指導上の心得を知るとともに、水難事故防止のための方法を追求する意識を持つことができる。 | | | | ■ | 技能表現的領域 | 水辺環境での自己保全の方法と溺水者発見の際の基本的な救助方法を身につける。 | | | |
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ルーブリック | | | | | | | | | 評価項目 | 評価基準 | | | | | | 十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている | 十分に達成している 【履修目標】 | おおむね達成している | 最低限達成している 【到達目標】 | 達成していない | | | | | | 秀 | 優 | 良 | 可 | 不可・放棄 | | | | | | | 水難事故防止と人命救助に関する基本的な知識を身につける。 | 水難事故の現状、発生リスク、事故を未然に防ぐための具体的な方法と、一次救命処置の方法について正しく理解し、それらを関連付け、応用して論理的に説明することができる。 | 水難事故の現状、発生リスク、事故を未然に防ぐための具体的な方法と、一次救命処置の方法について正しく理解し、それらを関連付けて論理的に説明することができる。 | 水難事故の現状、発生リスク、事故を未然に防ぐための具体的な方法と、一次救命処置の方法について正しく理解し、それらを説明することができる。 | 水難事故の現状、発生リスク、事故を未然に防ぐための具体的な方法と、一次救命処置の方法について正しく理解している。 | 水難事故防止と一次救命処置に関する基本的な知識が身についていない。 | | | | | | | 水辺環境での安全管理を含む指導上の心得を知るとともに、水難事故防止のための方法を追求する意識を持つことができる。 | 人命尊重、安全確保と事故防止の精神を持って取り組むほか、新たな知識や技能を学び、それらを組み合わせて救助方法を創造しながら、高い倫理観で活動している。 | 人命尊重、安全確保と事故防止の精神を持って取り組むほか、新たな知識や技能を学び、それらを組み合わせて救助方法を創造している。 | 人命尊重、安全確保と事故防止の精神を持って取り組むほか、新たな知識や技能を学ぼうとしている。 | 人命尊重、安全確保と事故防止の精神を持って取り組んでいる。 | 人命尊重、安全確保、事故防止などの指導上の心得について関心が持てない。 | | | | | | | 水辺環境での自己保全の方法と溺水者発見の際の基本的な救助方法を身につける。 | 立ち泳ぎ、横泳ぎ、浮き身、心肺蘇生の基本的な技能のほか、溺水者を救助するための道具を用いた水中技能を複数習得しており、状況に応じて使い分けることができる。 | 立ち泳ぎ、横泳ぎ、浮き身、心肺蘇生の基本的な技能のほか、溺水者を救助するための道具を用いた水中技能を習得している。 | 立ち泳ぎ、横泳ぎ、浮き身、心肺蘇生の基本的な技能のほか、溺水者を救助するための基本的な水中技能を習得している。 | 立ち泳ぎ、横泳ぎ、浮き身、心肺蘇生の基本的な技能を習得している。 | 水中での自己保全のための技能と人命救助のための基本的な技能が身についていない。 | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | |
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授業計画(全体) | | 前半4回の授業は教室にて理論を講義する。その後プールにて実技に移行する。第1段階は立泳ぎ、横泳ぎを教示し、第2段階で浮き身と救助法、第3段階で心肺蘇生法の理論と実践を併用して説明する。平行して海浜実習を利用し、補助学生という立場で必修参加させ、実地での指導マナー・救助マニュアルを体験させる。今年度は、大学のコロナウイルスに関するガイドラインに準拠し、授業は、原則、対面で行うが、教員からの連絡や資料の配布、課題の提出はGCRを活用する。 |
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授業計画(各回のテーマ等) | | | | | | | | | No | テーマ | 内容 | オンライン授業 | 授業外学修 | 時間数 | | | | | | | 1. | オリエンテーション | 水上安全法とは何か、救助員資格取得と本授業との関連性、授業の進め方等について教室にて説明し、再度、受講の意思確認する。 | | シラバスを熟読すること。 | 4時間 | | | | | | | 2. | 水上安全法理論Ⅰ【講義】 | 日本赤十字社と日本ライフセービング協会の人命救助の精神と意義について学ぶ。 | | 資格取得に向けてよく復習すること。 | 4時間 | | | | | | | 3. | 水上安全法理論Ⅱ【講義】 | 水難事故の現状と発生リスク、事故を未然に防ぐための具体策について学ぶ。 | | 資格取得に向けてよく復習すること。 | 4時間 | | | | | | | 4. | 水上安全法理論Ⅲ【講義】 | 水難事故における対処法を「救助者」「要救助者」の双方の視点から学ぶ。 | | 次回より実技を開始する。事前にプールで泳いでおくこと。 | 4時間 | | | | | | | 5. | 水上安全法(救助法)に関わる基礎技能解説【実技】 | 救助のための基礎泳力となる「立泳ぎ」「横泳ぎ」「潜水」「フロントクロール」等を解説するとともに、受講生の能力を確認する。 | | 解説したスキルを事前にプールにて練習しておくこと。 | 4時間 | | | | | | | 6. | 水上安全法(救助法)に関わる基礎技能訓練【実技】 | 救助のための基礎泳力となる「立泳ぎ」「横泳ぎ」「潜水」「フロントクロール」を練習をする。 | | 解説したスキルを事前にプールにて練習しておくこと。 | 4時間 | | | | | | | 7. | 水上安全法(救助法)における水難者への接近方法解説【実技】 | 溺者発見から順下飛び→出足・フロントクロール→潜水→接近→チンプル→逆アオリ→キャリー→上陸までの手順を解説する。 | | 解説したスキルを事前にプールにて練習しておくこと。 | 4時間 | | | | | | | 8. | 水上安全法(救助法)における水難者への接近方法訓練【実技】 | 溺者発見から順下飛び→出足・フロントクロール→潜水→接近→チンプル→逆アオリ→キャリー→上陸までの手順を練習する。 | | 実技試験に備え、よく練習しておくこと。 | 4時間 | | | | | | | 9. | キャリー&一次救命処置方法解説【実技】 | 溺者上陸後、担ぎ方・おろし方(ファイアマンズキャリー)から心肺蘇生法までの方法を解説する。 | | 実技試験に備え、よく練習しておくこと。 | 4時間 | | | | | | | 10. | キャリー&一次救命処置方法訓練【実技】 | 溺者上陸後、担ぎ方・おろし方(ファイアマンズキャリー)から心肺蘇生法までの方法を練習する。 | | 実技試験に備え、よく練習しておくこと。 | 4時間 | | | | | | | 11. | 水上安全法(救助法)に関わる実技試験【実技】 | 「立泳ぎ」「横泳ぎ」「潜水」「フロントクロール」「水難者への接近」「キャリー&一次救命処置」の実技試験を実施する。 | | 遠征作業に合わせ、携帯品等を準備しておくこと。 | 4時間 | | | | | | | 12. | 海浜実習指導補助・救助体験【実技】 | 海浜実習実施前日より現地出発、事前準備・事前指導救助訓練実施。本体合流、指導及び救助補助にあたる。 | | 報告会にあわせ、体験談をレポートにまとめておくこと。 | 4時間 | | | | | | | 13. | 海浜実習補助指導・救助体験報告【講儀】 | 海浜実習体験、帰還後、反省を含めた報告会を実施する。 | | 報告会にあわせ、体験談をレポートにまとめておくこと。 | 4時間 | | | | | | | 14. | 授業総括【講儀・実技】 | 本授業の総括とともに、本授業目標に対し、知識及び技能の習得状況について振り返る。 | | 次回筆記及び実技試験に合わせ、理論と技能について、復習しておくこと。 | 4時間 | | | | | | | 15. | 水上安全法試験(筆記及び実技)【講義・実技】 | 本授業初期に学んだ水上安全法理論を主に、指導補助体験から得た指導法及び救助法について筆記試験を実施する。 | | 筆記及び実技試験に合わせ、理論と技能について、予習しておくこと。 | 4時間 | | | | | | |
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成績評価方法(方針) | | フロントクロール、立ち泳ぎ、横泳ぎ、潜水及び一次救命処置に関わる実技すべてに合格して(可)評価となる。加えて、順下飛び、接近、キャリーを正しく遂行できるようになれば(良)評価、状況に応じて複数のキャリーを使い分けられれば(優)評価となる。溺者発見から一次救命処置までの一連の行程を正確且つ素早く遂行できる高技能者は(秀)評価となる。試験は、授業内で解説しながらフィードバックする。 |
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成績評価方法(詳細) | | | | | | | | 到達目標\評価方法 | 認知的領域 | 情意的領域 | 技能表現的領域 | 評価割合(%) | | | | | | 定期試験 | ◎ | ◎ | | 10% | | | | | | 授業内レポート | | | | | | | | | | 授業外レポート | | | | | | | | | | 演習・実技 | | | ◎ | 70% | | | | | | 授業態度 | | ◎ | ◎ | 20% | | | | | | 出席 | 欠格条件 | | | | | |
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レポートの実施・返却(方針) | | |
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履修上の注意(受講学生に望むこと) | | ・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。 | ・1年次開講の実技科目「水泳」で単位修得者に限る。 ・7月中旬に実施される海浜実習に補助学生として参加しなくてはならない。 |
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関連科目 | | 水泳、海浜実習、スポーツコーチング実習(渡邉泰クラス) |
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教科書 | | |
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参考書 | | |
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オフィスアワー | | 火曜日12:00~13:00 (LC棟2階207研究室) |
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GCR | | |
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その他 | | |
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備考 | | 感染症や災害の発生時の非常時には、授業形態をオンラインに変更する場合がありますので、 大学の指示に従い受講して下さい。 |
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