実務経験の有無 | | 小学校、高等学校の教員経験、中学校長の実務経験を有する。 |
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授業の概要 | | 教師が教育場面を創造するために必要な知識・技能という観点から、学習が効果的に成立するための諸条件の操作を中心に実務経験に照らし、これまでの知見を紹介する。また、教育において情報通信技術を活用する意義や効果的方法ならびに情報活用能力育成のための指導法を紹介、検討する。これらを通じ、教育場面における指導スタイルの確立や改善技能の獲得を目指す。 |
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DPとの関連性 | | |
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体育学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=59&name=taiiku |
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. | | 健康福祉学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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健康福祉学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=84&name=kenhuku |
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. | | スポーツ栄養学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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スポーツ栄養学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=190&name=eiyo |
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. | | スポーツ情報マスメディア学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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スポーツ情報マスメディア学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=671&name=media |
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. | | 現代武道学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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現代武道学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=244&name=gbd |
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. | | 子ども運動教育学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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子ども運動教育学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=209&name=kdm |
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アクティブ・ラーニングについて | | | | | 課題解決型学習(PBL) | ■ | | | 反転学習 | | | | ディスカッション | | | | ディベート | | | | グループワーク | ■ | | | プレゼンテーション | | | | 実習 | | | | フィールドワーク | | | |
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授業の一般目標 | | これからの社会を担う子供たちに求められる資質・能力を育成するために必要な教育の方法や指導技術を身に付けるとともに、情報通信技術を効果的に活用した学習指導や校務推進の在り方、情報活用能力(情報モラルを含む)を育成するための指導法に関する基礎的知識・技能を身に付ける。これらを通じ、学習を支援する立場から学習者の反応や支援側の応答など、教育場面の展開を想定し計画できる。 |
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授業の履修目標 | | | | | | 対象 | 領域 | 内容 | | | | ■ | 認知的領域 | 授業上の諸条件を工夫した自らの教育支援計画・授業を構想できる。 | | | | ■ | 情意的領域 | 教員・指導者の立場から、授業や指導を検討し、自分なりの見解や疑問点を発見することができる。 | | | | ■ | 技能表現的領域 | 指導言に着目した一連の教育支援計画・授業案を作成することができる。また、ICTを用いた指導や業務について多様な計画を具体的に作成することができる。 | | | |
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授業の到達目標 | | | | | | 対象 | 領域 | 内容 | | | | ■ | 認知的領域 | 授業の展開を左右する指導者側の各種条件を指摘できる。 | | | | ■ | 情意的領域 | 教員・指導者の立場と児童生徒側の立場の違いが例示できる。 | | | | ■ | 技能表現的領域 | 指導言にはさまざまなくふうの余地があることが理解できる。また、ICTを用いた指導や業務の特徴や留意点を指摘することができる。 | | | |
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ルーブリック | | | | | | | | | 評価項目 | 評価基準 | | | | | | 十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている | 十分に達成している 【履修目標】 | おおむね達成している | 最低限達成している 【到達目標】 | 達成していない | | | | | | 秀 | 優 | 良 | 可 | 不可・放棄 | | | | | | | 授業のよしあしや展開を左右する諸条件を指摘し、その改善策を工夫し実施しようとすることができる。 | 授業上の諸条件を工夫した自らの教育支援計画・授業を現実的に構想できる。 | 授業上の諸条件を工夫した自らの教育支援計画・授業を構想できる。 | 授業の展開を左右する指導者側の各種条件による授業展開の変化を想定できる。 | 授業の展開を左右する指導者側の各種条件を指摘できる。 | 授業の展開を左右する指導者側の各種条件を指摘できない。 | | | | | | | 学習を支援する側の論理や考え方を理解するとともに関心を持ち、自らもその視座に立ち考えることができる。 | 教員・指導者の立場から、授業や指導を検討し、自分なりの見解や疑問点を発見し、改善案を作成することができる。 | 教員・指導者の立場から、授業や指導を検討し、自分なりの見解や疑問点を発見することができる。 | 他者の授業について、教員と生徒の動きを関連付けてみることができる。 | 教員・指導者の立場と児童生徒側の立場の違いが例示できる。 | 授業実践を行う教員・指導者の準備や対応は、それを受ける児童生徒側の考えとは全く違うことが理解できない。 | | | | | | | 発問、説明、指示といった指導言を工夫することができる。また、その変化による生徒の反応の違いを予想することができる。 | さまざまな指導言を工夫した教育支援計画・授業案を作成することできる。 | 指導言に着目した一連の教育支援計画・授業案を作成することできる。 | 個々の指導言について、指導案等で自分なりに工夫ができる。 | 指導言にはさまざまなくふうの余地があることが理解できる。 | 指導言にはさまざまなくふうの余地があることを理解できない。 | | | | | | | ICTを活用した学習指導や校務推進の在り方、情報活用能力(情報モラルを含む)の指導法に関する基礎知識・技能を身に付ける。 | ICTを用いた指導や業務について実現可能な多様な計画を具体的に作成することができる。 | ICTを用いた指導や業務について多様な計画を具体的に作成することができる。 | ICTを用いた指導や業務の特徴や留意点を自らの指導場面に適用することができる。 | ICTを用いた指導や業務の特徴や留意点を指摘することができる。 | ICTを用いた指導や業務の特徴や留意点を指摘することができない。 | | | | | | | | | | | | | | | | | | |
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授業計画(全体) | | 授業を実施する側として検討すべき観点に焦点をあて、説明、演習を行う。また、実践例からどのような情報が得られるのか、さらにそれらが教育研究上どのような問題として取りあげられていくのかについても説明を加える。これらをもとに指導者の立場から情報通信技術等もふまえた個々の指導スタイルの確立やの取り組みの改善向上を目指すべく援助していく。 |
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授業計画(各回のテーマ等) | | | | | | | | | No | テーマ | 内容 | オンライン授業 | 授業外学修 | 時間数 | | | | | | | 1. | オリエンテーション 指導言その1 指示 | 授業を左右する諸要因のうち、指示について留意点を概説するとともに、自らも指示内容を作成検討してみる。 | | 様々な場面で指示内容を検討改善してみること | 4時間 | | | | | | | 2. | 指導言その2 説明・発問 | 説明の種類とその学習効果、抽象度操作のためのキーワードなどについて紹介する。また特定の単元で説明を試みる。さらに授業に及ぼす発問の重要性について概説し、文言の違いにより生じる授業の流れの違いを考える。 | | 身近な例で抽象度操作をして説明してみたり、特定の単元授業での発問を自分なりに考えてみること | 4時間 | | | | | | | 3. | 板書の方法とノンバーバル・コミュニケーション | 板書の際の留意点について検討すると共に、立ち位置、巡回方法、視点等の影響について考える。 | | 他の授業で教師の振る舞いを観察し、その理由を考えること | 4時間 | | | | | | | 4. | 教育方法の社会的形態の違いとアクティブ・ラーニングの必要性 | 一方的知識技能伝達による教授法の問題点と社会的形態面からみた各種教育方法について概説する。 | | 身近な教材でアクティブ・ラーニングを促す発問を考えること | 4時間 | | | | | | | 5. | 学習指導の基礎理論~ルレッグシステム | 説明や発問検討のための枠組みとして、ルレッグシステムについて説明をする。さらに教科書の記述を分析してみる。 | | 他の単元、テキスト等でも分析してみること。 | 4時間 | | | | | | | 6. | 学習者の理解と教授ストラテジー | 小・中学校の実務経験を踏まえ、学習者の理解の様相とそれに応じた方略(教授ストラテジー)について紹介する。 | | 特定のストラテジーを用いた発問系列を考えてみること。 | 4時間 | | | | | | | 7. | 学習指導案と評価・評価規準 | 学習指導案の構成や考え方を概説するとともに、そこに書かれる評価のめやす・観点・規準等について検討する。 | | 任意の単元・時間を設定し、自分なりに学習指導案を試作してみること | 4時間 | | | | | | | 8. | 情報機器の活用その1 授業で用いられるメディアの発展 | 教育場面で用いられる各種メディアとその変遷を紹介し、得失と使用上の留意点を中心に述べる。 | | 自分なりに各種メディアの得失について検討すること。 | 4時間 | | | | | | | 9. | 情報機器の活用その2 教材提示内容と情報量 | 情報通信機器を含めた各種メディアによる教材提示の特徴と選択の際の原則(属性記述と対象記述)について概説する | | 自ら操作することを通じ、各種メディアの特性を体感すること | 4時間 | | | | | | | 10. | 情報機器の活用その3 授業での活用例・映像教材の特性と活用 | 教育における映像教材の使用のメリットを考えるとともに、授業での活用例として自作映像やSTEAM教材等を紹介し、利用上の留意点を概説する。 | | 紹介したライブラリーから任意の教材を視聴するとともに特定の内容で自作映像の内容や構成について考えてみること | 4時間 | | | | | | | 11. | 情報機器の活用その4 授業での活用例・活用目的とそのメリット | ICTや情報機器を用いた授業例を通じ、そのメリットやデメリットを考えるとともに、今後の方向性や留意点を検討する。 | | 紹介した授業その他の活用例を通じ、自分なりに同様の教材作成や機器操作を練習してみること。 | 4時間 | | | | | | | 12. | 情報機器の活用その5 情報モラル①著作権 | 教育場面での著作権問題と、情報通信機器利用にあたっての対応について概説する | | 対面・リモート等各種ケースによる著作権の取り扱いを整理すること | 4時間 | | | | | | | 13. | 情報機器の活用その6 情報モラル②個人情報の保護・SNS等の問題 | SNS等の問題および学校等教育施設における個人情報保護の必要性と、教師としての個人情報の取り扱いについて概説する | | 教師の立場で、個人情報保護の観点を整理しておくこと | 4時間 | | | | | | | 14. | 情報機器の活用その7情報機器の校務利用 | 授業以外の校務にICTや情報機器を用いている事例を概説し、校務のDX(デジタルトランスフォーメーション)化による業務量削減の可能性を検討するとともに、関連アプリケーション(officce系)の操作方法の確認を行う。 | | 文書処理ソフトの機能や表計算ソフトの関数などについて復習し、活用できるようにしておくこと | 4時間 | | | | | | | 15. | 情報機器の活用その8・まとめ | 教育における情報通信機器やICTの利活用の発展やその意義について概説するとともに、教師が基盤としてもちあわせる必要のある技術・方法・ICT活用の技能等について確認する | | 自分自身の教師技能をチェックし、不足分と充足分を明確にしておくこと | 4時間 | | | | | | |
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成績評価方法(方針) | | 相互の評価のために、授業内課題を用いる。これらの結果と、レポート試験、出席状況を材料として成績評定を行う。なお、出席状況は単位認定のための必要条件とする(欠席が多い場合には評価対象としない)。 |
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成績評価方法(詳細) | | | | | | | | 到達目標\評価方法 | 認知的領域 | 情意的領域 | 技能表現的領域 | 評価割合(%) | | | | | | 定期試験 | ◎ | | 〇 | 40% | | | | | | 授業内レポート | 〇 | 〇 | 〇 | 40% | | | | | | 授業外レポート | 〇 | | | 20% | | | | | | 演習・実技 | ― | ― | ― | 評価対象外 | | | | | | 授業態度 | | | | 加減点要素 | | | | | | 出席 | 欠格条件 | | | | | |
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レポートの実施・返却(方針) | | 各種課題に対しては授業内でコメントすることによりフィードバックを行う。 |
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履修上の注意(受講学生に望むこと) | | ・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。 | 教員、指導者など、学習援助者側の視座に立つことを求める。このため、講義で示したことがらについて、自分なりの例を探したり、「自分だったらこうする」など、自分の身に引き寄せて考察する作業をしてほしい。 |
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関連科目 | | |
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教科書 | | |
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参考書 | | | | | | | | № | 書名 | 著者 | 出版社 | 出版年 | | | | | | 01 | 授業に学び授業を創る教育心理学第二版 | 宇野忍編 | 中央法規 | 2002 | | | | | |
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オフィスアワー | | 前期 月曜 14:20-1550、後期 水曜 12:40-14:10 (荒井研究室A棟309) |
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GCR | | |
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その他 | | 自分のPC・タブレットを使う場合があります。この際、前週までには指示します。 |
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備考 | | 感染症や災害の発生時の非常時には、授業形態をオンラインに変更する場合がありますので、 大学の指示に従い受講して下さい。 |
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