実務経験の有無 | | (公財)日本バドミントン協会 医事トレーニング管理部・分析スタッフの経験を有する。 |
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授業の概要 | | 本授業では、バドミントン競技における技術・体力・心理・戦術の4つのディマンドについて解説し、それぞれのディマンドに応えていくコーチングの方法論を、スポーツ科学各論からのアプローチによって明らかにしていく理論と実践を解説する。実務経験を活かして分析的視点を積極的に取り入れて指導する。 |
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DPとの関連性 | | |
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体育学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=1294&name=taiiku |
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. | | 健康福祉学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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健康福祉学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=708&name=kenhuku |
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. | | スポーツ栄養学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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スポーツ栄養学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=839&name=eiyo |
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. | | スポーツ情報マスメディア学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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スポーツ情報マスメディア学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=854&name=media |
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. | | 現代武道学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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現代武道学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=869&name=gbd |
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. | | 子ども運動教育学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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子ども運動教育学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=834&name=kdm |
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アクティブ・ラーニングについて | | | | | 課題解決型学習(PBL) | ■ | | | 反転学習 | ■ | | | ディスカッション | ■ | | | ディベート | ■ | | | グループワーク | ■ | | | プレゼンテーション | ■ | | | 実習 | ■ | | | フィールドワーク | | | |
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授業の一般目標 | | 上記の4つのディマントに関して、技術論についてはバイオメカニクスや解剖生理学、体力論については運動生理学やトレーニング方法論、心理論についてはスポーツ心理学、戦術論についてはスポーツ情報戦略論などの既修科目の知識を動員し、今まで経験してきた専門的知識とを融合させたスポーツ科学的コーチングの理論と方法論を構築する。 |
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授業の履修目標 | | | | | | 対象 | 領域 | 内容 | | | | ■ | 認知的領域 | バドミントン競技における4つのディマンドとスポーツ科学科目との関連を理解し説明することができる。 | | | | ■ | 情意的領域 | バドミントンのコーチングに関して経験に依存し過ぎることなく理論的な理解をすることができる。 | | | | ■ | 技能表現的領域 | バドミントンのコーチングにおける4つのディマンドについて表現する方法を獲得し、指導することができる。 | | | |
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授業の到達目標 | | | | | | 対象 | 領域 | 内容 | | | | ■ | 認知的領域 | バドミントン競技における4つのディマンドとスポーツ科学科目との関連を理解し説明することができる。 | | | | ■ | 情意的領域 | バドミントンのコーチングに関して経験に依存し過ぎることなく理論的な理解をすることができる。 | | | | ■ | 技能表現的領域 | バドミントンのコーチングにおける4つのディマンドについて表現する方法を獲得し、指導することができる。 | | | |
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ルーブリック | | | | | | | | | 評価項目 | 評価基準 | | | | | | 十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている | 十分に達成している 【履修目標】 | おおむね達成している | 最低限達成している 【到達目標】 | 達成していない | | | | | | 秀 | 優 | 良 | 可 | 不可・放棄 | | | | | | | 4つのバドミントンディマンドとスポーツ科学科目との関連を理解し説明することができる。 | 4つのバドミントンディマンドとスポーツ科学科目との関連を充分に理解し、コーチングとの関連まで説明することができる。 | 4つのバドミントンディマンドとスポーツ科学科目との関連ならびに、コーチングとの関連まで理解できている。 | 4つのディマンドについて理解し、スポーツ科学科目との関連についてある一定の説明をすることができる。 | 4つのディマンドについて理解している。 | 4つのディマンドを理解していない。 | | | | | | | バドミントンのコーチングに関して経験に依存し過ぎることなく理論的な理解をすることができる。 | バドミントンのコーチングについて理論的な理解と説明を充分することができる。 | バドミントンのコーチングについて理論的な理解と説明をすることができる。 | バドミントンのコーチングについて理論的な理解と説明を部分的にすることができる。 | バドミントンのコーチングについて理論的に理解している。 | バドミントンのコーチングについて理論的に理解できていない。 | | | | | | | バドミントンのコーチングにおける4つのディマンドについて表現する方法を獲得し、指導することができる。 | バドミントンのコーチングにおける4つのディマンドについて適切に表現できる。指導において具体的な表現ができる。 | バドミントンのコーチングにおける4つのディマンドについて適切に表現できる。指導においてある程度は表現ができる。 | 4つのディマンドについて、指導の中で表現できる。 | 4つのディマンドについて、指導の中で表現できる。 | 4つのディマンドについて表現できない。 | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | |
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授業計画(全体) | | 本授業は、日本バドミントン協会公認の指導理論を活用し、全国大会出場から上位クラスまでのコーチングを担当できる知識と方法の獲得を目指していく。 |
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授業計画(各回のテーマ等) | | | | | | | | | No | テーマ | 内容 | オンライン授業 | 授業外学修 | 時間数 | | | | | | | 1. | オリエンテーション | 担当教員の紹介、授業内容の説明、成績評価の説明、連絡先の確認などを行う。 | | 次回予習として4つのディマンドについて考えてくる。 | 4時間 | | | | | | | 2. | バドミントンの指導理論 | バドミントン競技における技術・体力・心理・戦術の4つのディマンドを解説し、練習計画の作成についてディベートする。 | | 解剖生理学の視機能について復習しておく。 | 4時間 | | | | | | | 3. | 技術論(1) 視機能と運動構造の理解 | デュアルビジョンの機能的構造とバドミントンの運動構造を解説する。 | | バイオメカニクスの回転力(トルク)について復習しておく。 | 4時間 | | | | | | | 4. | 技術論(2) コンタクト技術、ヒッティング技術、スイング技術 | 理想的なストロークを理論の上から考えて、現実の運動構造とのマッチングを行う。 | | バイオメカニクスの重心について復習しておく。 | 4時間 | | | | | | | 5. | 技術論(3) トラベリング技術 | トラベリングのアプローチとリカバリーに分類して、その技術について解説する。 | | 昭和30から40年代の図書から誤った表現を探しておく。 | 4時間 | | | | | | | 6. | 技術論(4) 主観に依るいままでの誤ったコーチング例 | 経験や観察に基づいた誤った指導方法の歴史について解説する。 | | トレーニング方法論の原理原則について復習しておく。 | 4時間 | | | | | | | 7. | 体力論(1) トレーニングの原理原則と課題の抽出 | トレーニングの原理原則を解説し、バドミントン競技とのマッチングを行う。 | | 運動生理学の呼吸と血液循環について復習しておく。 | 4時間 | | | | | | | 8. | 体力論(2) 心拍数と血中乳酸 | ターゲットHRを設定し、運動前後の血中乳酸濃度を測定する。 | | 運動生理学の最大酸素摂取量について復習しておく。 | 4時間 | | | | | | | 9. | 体力論(3) 2400m走とVO2max | 2400m走の記録からVO2maxを推定する方法を解説する。 | | トレーニング方法論の筋力アップの構造について復習しておく。 | 4時間 | | | | | | | 10. | 体力論(4) レジスタンストレーニング | 筋肉の適応機序から、バドミントン競技に適切なレジスタンストレーニングを解説する。 | | 技術論、体力論についてレポートとしてまとめる。 | 4時間 | | | | | | | 11. | 戦術論(1) 戦術の原則 | 様々な競技における戦術分析を紹介し、バドミントンに適した戦術分析についてディベートする。 | | 分析対象とする試合の映像を用意してスコアを記録しておく。 | 4時間 | | | | | | | 12. | 戦術論(2) エース・エラー分析 | ラリーの帰結としてのエースとエラーを、その数量と傾向について分析する。 | | 取り組んだ分析を完成させる。 | 4時間 | | | | | | | 13. | 戦術論(3) 配球エリア分析 | ラリー中すべての配球をすべて記録し、その数量と傾向について分析する。 | | 取り組んだ分析を完成させる。 | 4時間 | | | | | | | 14. | 術論(4) 時間分析 | ラリー中のストローク時間やラリー時間、休息時間を計測し、その長短や比率を分析する。 | | 取り組んだ分析を完成させる。 | 4時間 | | | | | | | 15. | 心理論(1) 「インナーゲーム」(ガルウェイ)の紹介 | 心理的アプローチについて、著書から紹介・解説する。 | | 技術論についてレポートとしてまとめる。 | 4時間 | | | | | | |
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成績評価方法(方針) | | 授業内レポート(30%)と授業外レポート(70%)にて総合的に評価する。尚、授業態度が劣悪な場合と出席が規定に満たない場合は欠格とする。 |
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成績評価方法(詳細) | | | | | | | | 到達目標\評価方法 | 認知的領域 | 情意的領域 | 技能表現的領域 | 評価割合(%) | | | | | | 定期試験 | ― | ― | ― | 評価対象外 | | | | | | 授業内レポート | 〇 | 〇 | 〇 | 30% | | | | | | 授業外レポート | ◎ | ◎ | ◎ | 40% | | | | | | 演習・実技 | ◎ | | ◎ | 30% | | | | | | 授業態度 | | | | 欠格条件 | | | | | | 出席 | 欠格条件 | | | | | |
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レポートの実施・返却(方針) | | レポートのフィードバックについては、全体の講評をストリームにて、個別の対応をコメントにて行う。 |
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履修上の注意(受講学生に望むこと) | | ・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。 | ・本授業はバドミントン競技における専門的な知識と経験を獲得する授業であるので、バドミントンを専門競技と捉えている者の受講を認める。尚、スポーツコーチング実習(バドミントン)を併せて履修することが望ましい。 ・社会情勢(COVID-19の拡大など)や担当教員の私事理由によっては、オンラインやオンデマンドにて授業を行う場合がある。 |
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関連科目 | | バドミントン、スポーツコーチング実習(バドミントン)、スポーツコーチング演習I |
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教科書 | | | | | | | | № | 書名 | 著者 | 出版社 | 出版年 | | | | | | 01 | バドミントンの指導理論1 | 阿部一佳・渡辺雅弘 | 日本バドミントン指導者連盟 | 2005 | | | | | |
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参考書 | | | | | | | | № | 書名 | 著者 | 出版社 | 出版年 | | | | | | 01 | バドミントンの歴史に学ぶ | 阿部一佳・渡辺雅弘 | 日本バドミントン指導者連盟 | 2005 | | | | | | 02 | バドミントン上達システム | 高瀬秀雄 | ベースボールマガジン社 | 2016 | | | | | |
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オフィスアワー | | |
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GCR | | |
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その他 | | |
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備考 | | 感染症や災害の発生時の非常時には、授業形態をオンラインに変更する場合がありますので、 大学の指示に従い受講して下さい。 |
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