科目ナンバリングS-COA331J-01
科目コード531040
科目名スポーツ技術観察論
科目名(英語)Observation Method of Sport Movement
学科体育学科
学年3年
学期後期
授業形態
必修・選択の別
単位数2
担当教員宮西 智久
柴山 一仁
開講の別オムニバス開講


実務経験の有無
授業の概要
スポーツバイオメカニクスが「基礎編」であるのに対して、本科目はスポーツバイオメカニクスの「応用編」である。走・跳・投をはじめとするスポーツ運動動作の技術についてバイオメカニクス的観点からその原理・原則の応用や活用法について学ぶ。
DPとの関連性
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体育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
体育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=1283&name=taiiku
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健康福祉学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=697&name=kenhuku
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スポーツ栄養学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ栄養学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=828&name=eiyo
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スポーツ情報マスメディア学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ情報マスメディア学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=843&name=media
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現代武道学科のDPは下記のリンクを参照してください。
現代武道学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=858&name=gbd
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子ども運動教育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
子ども運動教育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=823&name=kdm
アクティブ・ラーニングについて
課題解決型学習(PBL)
反転学習
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
授業の一般目標
スポーツバイオメカニクスで学んだ理論に基づいて、各種スポーツ運動動作の技術について定性的な観点からだけでなく、定量的な観点から科学的・合理的に理解し説明することができる。
授業の履修目標
対象領域内容
認知的領域スポーツ技術についてバイオメカニクスに関する基礎的な知識を理解している。
情意的領域スポーツ技術についてバイオメカニクスの観点から論理的及び創造的な思考をおこなうことができる。
技能表現的領域授業目標を意識してスポーツ技術についてバイオメカニクスの観点から学ぶ。
授業の到達目標
対象領域内容
認知的領域スポーツ技術についてバイオメカニクスの観点から定性的・定量的に説明し応用することができる。
情意的領域スポーツ技術についてバイオメカニクスの観点から非常に高いレベルで論理的及び創造的な思考をおこなうことが十分できる。
技能表現的領域授業目標を意識して積極的に授業に参加し、スポーツ技術についてバイオメカニクスの観点から主体的に学ぶことができる。
ルーブリック
評価項目評価基準
十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている十分に達成している
【履修目標】
おおむね達成している最低限達成している
【到達目標】
達成していない
不可・放棄
知識を理解している。知識を十分に理解した上で他人に説明することができる。基礎的な知識を十分に理解している。基礎的な知識をほぼ理解している。最低限の基礎的な知識を理解している。知識を理解していない。
論理的及び創造的な思考ができる。非常に高いレベルで論理的及び創造的な思考をおこなうことが十分できる。高いレベルで論理的及び創造的な思考をおこなうことが十分できる。論理的及び創造的な思考をおこなうことができると認められる。最低限の論理的及び創造的な思考をおこなうことができる。論理的及び創造的な思考をおこなうことができない。
積極的に授業に参加できる。授業目標を意識して積極的に授業に参加し、主体的に学ぶことができる。授業目標を意識して積極的に授業に参加することができる。授業目標を意識してある程度、授業に参加することができる。授業目標を意識して授業に参加することができる。授業目標を意識して授業に参加することができない。
授業計画(全体)
走、跳、投などの「陸上運動」、水泳などの「水中・水上運動」、スキーなどの「氷上・氷雪運動」の動作(技術)についてバイオメカニクス的観点から取り上げ解説するとともに、各種運動動作の発生原因についてフリーボディーダイアグラム(FBD)を用いて検討する。
授業計画(各回のテーマ等)
Noテーマ内容オンライン授業授業外学修時間数
1.オリエンテーション
(宮西,柴山)
本講義の進め方、出席の取り方、成績評価、履修上の注意点などについて周知する。シラバス事前参照4時間
2.歩く動作のバイオメカニクス
(宮西)
運動の定義と局面、力学的課題、定性的観察と定量的検証、小テスト教科書・参考書・配布プリントの予習と復習4時間
3.走る動作のバイオメカニクス(宮西)運動の定義と局面、力学的課題、定性的観察と定量的検証、小テスト教科書・参考書・配布プリントの予習と復習4時間
4.跳ぶ動作のバイオメカニクス(宮西)運動の定義と局面、力学的課題、定性的観察と定量的検証、小テスト教科書・参考書・配布プリントの予習と復習4時間
5.投げる動作のバイオメカニクス(宮西)運動の定義と局面、力学的課題、定性的観察と定量的検証、小テスト教科書・参考書・配布プリントの予習と復習4時間
6.打つ動作のバイオメカニクス(宮西)運動の定義と局面、力学的課題、定性的観察と定量的検証、小テスト教科書・参考書・配布プリントの予習と復習4時間
7.蹴る動作のバイオメカニクス(柴山)運動の定義と局面、力学的課題、定性的観察と定量的検証、小テスト教科書・参考書・配布プリントの予習と復習4時間
8.泳ぐ・漕ぐ動作のバイオメカニクス(柴山)運動の定義と局面、力学的課題、定性的観察と定量的検証、小テスト教科書・参考書・配布プリントの予習と復習4時間
9.滑る動作のバイオメカニクス(柴山)運動の定義と局面、力学的課題、定性的観察と定量的検証、小テスト教科書・参考書・配布プリントの予習と復習4時間
10.フリーボディーダイアグラム基礎論①(宮西)【導入】ニュートンの運動三法則(主に作用・反作用の法則)/運動方程式/力の平行四辺形の規則と分解/物体へ作用する外力とその効果(並進・回転)、小テスト教科書・参考書・配布プリントの予習と復習4時間
11.フリーボディーダイアグラム基礎論②(宮西)物体モデル(質点vs.剛体)/システム/フリーボディダイアグラム作図法、小テスト教科書・参考書・配布プリントの予習と復習4時間
12.フリーボディーダイアグラム応用論①(柴山)立つ・跳ぶ動作に作用する外力と運動動作の発生、小テスト教科書・参考書・配布プリントの予習と復習4時間
13.フリーボディーダイアグラム応用論②(柴山)歩く・走る動作に作用する外力と運動動作の発生、小テスト教科書・参考書・配布プリントの予習と復習4時間
14.フリーボディーダイアグラム応用論③(柴山)投げる・打つ動作に作用する外力と運動動作の発生、小テスト教科書・参考書・配布プリントの予習と復習4時間
15.フリーボディーダイアグラム応用論④とまとめ(柴山)その他(蹴る・泳ぐ・漕ぐ・滑る・飛ぶ等)の動作に作用する外力と運動動作の発生と全体まとめ、小テスト教科書・参考書・配布プリントの予習と復習4時間
成績評価方法(方針)
授業内レポート(小テスト他)、定期試験等に基づき評価する(解答掲出)。レポート・試験は解説とともに返却する。受講態度が悪い学生は減点対象とする。詳細は第1回目の講義において伝える。
成績評価方法(詳細)
到達目標\評価方法認知的領域情意的領域技能表現的領域評価割合(%)
定期試験10%
授業内レポート90%
授業外レポート評価対象外
演習・実技評価対象外
授業態度減点対象
出席欠格条件
レポートの実施・返却(方針)
授業内レポート(小テスト他)は演習問題を取り上げながら解説を行う。レポートは解説とともに解答を掲示する。
履修上の注意(受講学生に望むこと)
・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。
受講条件(減点事項):
1)学生証を持参すること
2)指定座席に座ること
3)教科書を持参すること
4)ノートパソコンまたはタブレット端末を持参すること
5)スマートフォンや携帯電話の使用は緊急時(災害時等)以外は原則禁止する
6)教育環境の保全に協力すること
7)ノート、筆記用具、関数電卓、定規を用意すること
8)その他重要事項(成績評価、オンライン授業等)の詳細は第1回講義において伝えるので必ず受講すること
関連科目
スポーツバイオメカニクス、スポーツコーチング研究法、スポーツコーチング演習Ⅱ、スポーツコーチング実習、卒業研究Ⅰ・Ⅱほか
教科書
書名著者出版社出版年
01スポーツバイオメカニクス(7 刷)宮西智久編化学同人2016
02スポーツバイオメカニクス完全準拠ワークブック(2刷)宮西智久化学同人2020
参考書
書名著者出版社出版年
01スポーツ・バイオメカニクス入門金子公宥杏林書院2006
02スポーツバイオメカニクス20講阿江通良・藤井範久朝倉書店2002
03バイオメカニクス-身体運動の科学的基礎金子公宥・福永哲夫編杏林書院2004
オフィスアワー
宮西:木曜日5時限(16:00-17:30)
柴山:金曜日4時限(14:20-15:50)
GCR
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その他
講義は原則対面(ICT併用)で実施します。学習の効率化等のためにオンライン授業(総授業時数1/3以下)で実施する場合があります。クラスコードは授業運営上第1回講義後に変更しますので注意下さい。
備考
感染症や災害の発生時の非常時には、授業形態をオンラインに変更する場合がありますので、
大学の指示に従い受講して下さい。