科目ナンバリングS-MAN321J-03、H-MAN041J-01、N-MAN021J-01、I-MAN021J-01
科目コード133090
科目名スポーツ政策論
科目名(英語)Sport Policy
学科体育学科、健康福祉学科、スポーツ栄養学科、スポーツ情報マスメディア学科
学年4年
学期後期
授業形態
必修・選択の別
単位数2
担当教員永田 秀隆
開講の別単独開講


実務経験の有無
第13回の授業担当者が実務経験を有する
授業の概要
スポーツ政策の理論と制度について、具体的にはまずわが国のスポーツ政策および諸外国との比較、次に地方自治体におけるスポーツ関係政策について説明する。政策のねらい、行政組織・体制、政策の形成課程等についての理解を深め、特に地域に密着したスポーツ政策や関連するスポーツ推進計画等の現状や今後のあり方について考える機会とする。
DPとの関連性
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体育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
体育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=887&name=taiiku
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健康福祉学科のDPは下記のリンクを参照してください。
健康福祉学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=301&name=kenhuku
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スポーツ栄養学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ栄養学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=432&name=eiyo
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スポーツ情報マスメディア学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ情報マスメディア学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=447&name=media
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現代武道学科のDPは下記のリンクを参照してください。
現代武道学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=462&name=gbd
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子ども運動教育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
子ども運動教育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=427&name=kdm
アクティブ・ラーニングについて
課題解決型学習(PBL)
反転学習
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
授業の一般目標
日本および諸外国、また地方自治体のスポーツ政策の意義や仕組み等を理解した上で、特に地域のスポーツ推進方策のあり方や今後の展望等について広い視野で検討・考察する力を身に付ける。
授業の履修目標
対象領域内容
認知的領域日本及び諸外国、また地方自治体のスポーツ政策の意義等について理解することができ、またその仕組み等について説明する際に必要となる視点について十分に理解することができる。
情意的領域地域のスポーツ推進方策のあり方や今後の展望等について興味・関心を持つことができ、地元などの方策についてもより具体的に考える際の視点について十分に理解することができる。
技能表現的領域
授業の到達目標
対象領域内容
認知的領域日本及び諸外国、また地方自治体のスポーツ政策の意義や仕組み等について説明できる。
情意的領域地元などの地域のスポーツ推進方策のあり方や今後の展望等について興味・関心を持つことができる。
技能表現的領域
ルーブリック
評価項目評価基準
十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている十分に達成している
【履修目標】
おおむね達成している最低限達成している
【到達目標】
達成していない
不可・放棄
日本及び諸外国、また地方自治体のスポーツ政策の意義や仕組み等について説明できる。日本及び諸外国、また地方自治体のスポーツ政策の意義等について理解することができ、またその仕組み等について説明することができる。さらに課題解決に向けて自身の考えを示すことができる。日本及び諸外国、また地方自治体のスポーツ政策の意義等について理解することができ、またその仕組み等について説明する際に必要となる視点について十分に理解することができる。日本及び諸外国、また地方自治体のスポーツ政策の意義等について理解することができ、またその仕組み等について説明する際に必要となる視点についておおむねに理解することができる。日本及び諸外国、また地方自治体のスポーツ政策の意義等について理解することができ、またその仕組み等について説明する際に必要となる視点について最低限理解することができる。日本及び諸外国、また地方自治体のスポーツ政策の意義等についての理解、またその仕組み等について説明する際に必要となる視点についての知識の習得を要する。
地元などの地域のスポーツ推進方策のあり方や今後の展望等について興味・関心を持つことができる。地域のスポーツ推進方策のあり方や今後の展望等について興味・関心を持つことができ、地元などの方策についてもより具体的に考え、案を提示することができる。地域のスポーツ推進方策のあり方や今後の展望等について興味・関心を持つことができ、地元などの方策についてもより具体的に考える際の視点について十分に理解することができる。地域のスポーツ推進方策のあり方や今後の展望等について興味・関心を持つことができ、地元などの方策についてもより具体的に考える際の視点についておおむね理解することができる。地域のスポーツ推進方策のあり方や今後の展望等について興味・関心を持つことができ、地元などの方策についてもより具体的に考える際の視点について最低限理解することができる。地元などの地域のスポーツ推進方策のあり方や今後の展望等について具体的に考える際の視点について理解するための知識の習得を要する。
授業計画(全体)
授業テーマに沿った資料を用いた講義を中心とするが、より理解を深めるために視聴覚機材も用いる。各自地元等の地域におけるスポーツ政策や計画等について、より具体的に調べ、現状や課題について考察する。グループワークなどの議論を通して、他者の考えにも触れ、受講者自身の考えの深化を図りたい。
授業計画(各回のテーマ等)
Noテーマ内容オンライン授業授業外学修時間数
1.オリエンテーションおよびスポーツ政策とは授業の概要(目標、進め方、内容、評価等)について説明する。また、スポーツ政策とは何かについて概説する。シラバスを熟読し、スポーツ政策の定義について考えてくること4時間
2.スポーツ政策の形成日本および地方自治体のスポーツ行政組織やスポーツ政策形成過程について説明する。スポーツ行政組織について調べておくこと4時間
3.スポーツ政策の決定(1)スポーツ関連の法政策、具体的には特にスポーツ基本法を中心に概説する。スポーツ基本法について目を通しておくこと4時間
4.スポーツ政策の決定(2)スポーツ政策における財政面について、国や地方自治体レベルでの現状について考える。地方自治体における教育予算やその中のスポーツ関連経費を調べる4時間
5.スポーツ政策の体系と実施スポーツ基本計画の体系、その計画の実施等について説明する。スポーツ基本計画について調べておくこと4時間
6.スポーツ政策の主体と構造スポーツ政策に纏わるアクター、統括団体、ネットワークやパートナーシップについて概説する。スポーツ政策に纏わるステークホルダーについて考えてくること4時間
7.スポーツ政策と公共性スポーツの公共性、生涯スポーツ政策、健康体力政策等について考える。地方自治体における健康関係の計画を調べる4時間
8.競技スポーツ政策国内外の競技スポーツ関係政策、ガバナンスやアンチ・ドーピング政策等について説明する。アンチ・ドーピングの活動について調べておくこと4時間
9.スポーツ施設と政策特に公共スポーツ施設の現状、施設政策の課題、施設の設置基準と整備計画、施設の管理運営について考える。地元等における指定管理者制度の実例について調べておくこと4時間
10.学校体育政策学校体育施策の現状、運動部活動の政策、体育教員をめぐる諸施策について検討する。運動部活動に纏わる政策について調べておくこと4時間
11.国際スポーツ政策ヨーロッパを中心とした国際的なスポーツ関係の憲章、オリンピックと政策について概説する。スポーツ憲章にはどのようなものがあるか調べておくこと4時間
12.地方自治体のスポーツ行政地方自治体における行政組織、総合計画とスポーツ関係方策について説明する。地方自治体におけるスポーツ推進計画を調べる4時間
13.地方自治体におけるスポーツ行政の実際地方自治体における行政組織、総合計画とスポーツ方策等の実務や課題について、行政担当者から話を伺う。当該地方自治体におけるスポーツ方策等について調べておくこと4時間
14.地域スポーツクラブとその施策地域内のスポーツクラブと総合型地域スポーツクラブ、その事例や展望について考える。地方自治体におけるスポーツクラブについて調べておくこと4時間
15.スポーツ政策のまとめ前回までの授業内容を踏まえ、各レベルのスポーツ政策の現状や課題について総括する。これまでの授業内容を振り返ることができるよう資料を整理しておくこと4時間
成績評価方法(方針)
授業外レポート(20%)、リアクションペーパー・授業内レポート(80%)の結果に基づき、総合的に評価する。
成績評価方法(詳細)
到達目標\評価方法認知的領域情意的領域技能表現的領域評価割合(%)
定期試験評価対象外
授業内レポート80%
授業外レポート20%
演習・実技評価対象外
授業態度加点減点あり
出席欠格条件
レポートの実施・返却(方針)
リアクションペーパー・授業内レポートは、原則教員が目を通しコメントを付す等した上で学生に返却する。
履修上の注意(受講学生に望むこと)
・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。
・一般的なスポーツ政策の理解にとどまらず、地元等の実際の地域の実状に目を向けてもらいたい。
・2/3以上の出席がない学生は単位を修得することが出来ない(欠格条件)。
・授業態度が悪い学生に対しては、成績評価から減点する。
・15分以上の遅刻は欠席とみなす。
関連科目
スポーツ経営学、スポーツマーケティング論、スポーツクラブ・マネジメント演習、地域スポーツ論など
教科書
書名著者出版社出版年
01使用しない
参考書
書名著者出版社出版年
01スポーツ政策論菊幸一・齋藤健司・真山達志・横山勝彦編著成文堂2011
02スポーツ白書2020笹川スポーツ財団日経印刷2020
オフィスアワー
永田:火曜日2時限目
GCR
5gpnhmo
その他
永田(hd-nagata@sendai-u.ac.jp):A棟3F
備考
感染症や災害の発生時の非常時には、授業形態をオンラインに変更する場合がありますので、
大学の指示に従い受講して下さい。