科目ナンバリングI-SMM321J-01
科目コード553050
科目名メディアとジャーナリズム
科目名(英語)
学科スポーツ情報マスメディア学科
学年2年
学期後期
授業形態講義
必修・選択の別
単位数2
担当教員日下 三男
齋藤 長行
開講の別オムニバス開講


実務経験の有無
1 「どのような実務経験を持つ教員か」新聞記者36年
2 「実務家経験がどのようにこの科目と関連するか」記者、デスクワーク及び論説委員を経験して培った知見が基盤となる
3 「実務家経験の科目への活かし方」ジャーナリズムのまなざしで社会事象の時々刻々を解説しながら関心を呼び込む
授業の概要
メディアとジャーナリズムの理論概念を,歴史を踏まえて解説する。新聞、放送、インターネットの特徴とは何か。どんなことを目的としているのか。ジャーナリズムと社会の関係性を考える。
DPとの関連性
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体育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
体育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=852&name=taiiku
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健康福祉学科のDPは下記のリンクを参照してください。
健康福祉学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=877&name=kenhuku
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スポーツ栄養学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ栄養学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=983&name=eiyo
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スポーツ情報マスメディア学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ情報マスメディア学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=1464&name=media
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現代武道学科のDPは下記のリンクを参照してください。
現代武道学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=1037&name=gbd
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子ども運動教育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
子ども運動教育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=1002&name=kdm
アクティブ・ラーニングについて
課題解決型学習(PBL)
反転学習
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
授業の一般目標
マスメディアとジャーナリズムの基本概念と理論について説明できる。また、マスメディアとジャーナリズムといった社会的営為に対して興味と関心を持つようになる。
授業の履修目標
対象領域内容
認知的領域ニュースを見たり読んだりして理解し、問題の「核心」を人に説明する
情意的領域ニュースを系統だてて整理し考える
技能表現的領域社会の諸問題に触れ、原因や背景などについて自ら調べる
授業の到達目標
対象領域内容
認知的領域マスメディアとジャーナリズムの基本概念と理論について説明できる
情意的領域マスメディアとジャーナリズムといった社会的営為に対して興味と関心を持つようになる
技能表現的領域積極的にニュースに触れ、社会にコミュニケートする
ルーブリック
評価項目評価基準
十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている十分に達成している
【履修目標】
おおむね達成している最低限達成している
【到達目標】
達成していない
不可・放棄
ニュースの核心ニュースに接して社会的意味として「核心」を分かりやすく解説できるニュースの核心を十分に理解できるニュースの核心を大体は理解できるニュースの核心を理解できるニュースの核心を理解できない
ニュースの系統だてた整理日々のニュースを系統だてて十分に整理できるニュースの系統だてた整理が大体はできるニュースの系統だてた整理がある程度はできるニュースの系統だてた整理が一部はできるニュースの系統だてた整理ができない
ニュースの原因追究ニュースの原因・背景に思いを巡らし、未来に役立てることができるニュースの原因・背景に思いを巡らし、ある程度は未来に役立てられるニュースの原因・背景に思いを巡らすことはできるものの、未来に役立てるまでには至っていないニュースの原因・背景に思いを巡らすレベルで終わり、未来を考えられていないニュースの原因・背景に思いを巡らすことも、未来に役立てることも考えられない
授業計画(全体)
講義形式で進める。授業ごとに課題と感想文を授業内レポートとして提出させながら、理解度を確認する。また、オープンな形で履修生との意見交換と議論の時間も設け、授業各回のテーマを深く掘り下げる。
授業計画(各回のテーマ等)
Noテーマ内容オンライン授業授業外学修時間数
1.オリエンテーション/メディア、ジャーナリズムの基礎的概念授業の目標と進め方、シラバスと成績評価の仕方を説明する。シラバスを事前に読んでおく。4時間
2.ナショナリズムとジャーナリズムの関係/戦争を防げるか「憲法9条」との絡みを考える。「戦争」「新聞」「憲法」の関連性を調べる。4時間
3.権力監視とジャーナリズムの責任調査報道による権力監視はどこまで可能か。権力との距離感を探る。オープンデータの活用が成否を握る。優れた調査報道を調べておく。授業後は人権思想とは何かを予習。4時間
4.ジャーナリズムと人権思想犯罪報道と人権を主題に、匿名報道、勧善懲悪、正義感などを考える。報道被害の実例を調べる。授業後は世論調査の実態を予習。4時間
5.世論を問う「世論を作る」「世論を操る」「世論に溺れる」「キャンペーン」の危険性とは何かを解説する。「世論調査」「アンケート」の意味を調べる。4時間
6.記者クラブ制度は善か悪か記者クラブの実態把握とともに、是非論を展開し討議する。記者クラブの是非論を調べておく。事例把握。4時間
7.メディア不信とは何か「フェイク」が一人歩きし、劣化する既存メディアへの信頼性が損なわれている。危機に瀕するジャーナリズムの現状を解説する。フェイクチェックの実態を探る。「事実確認」との違いを調べておく。4時間
8.インターネットメディアの誕生の歴史的経緯と社会的意味技術革新の必然性を知るとともに、その裏側で起こり得る危うさにも目を向ける。メディア・リテラシーの実践事例を調べる。4時間
9.ネットメディアの公共的役割、SNSの可能性社会への浸透具合を踏まえつつ、ヘイトスピーチ、フェイク、フィルターバブル、エコーチェンバーなどといった負の側面も解説する。ニュースの活用法を考える。4時間
10.雑誌ジャーナリズムの現状「田中角栄研究」「疑惑の銃弾」「フジテレビ問題」…。「文春砲」に代表される雑誌記者たちの気骨を考える。「文藝春秋」「週刊文春」を調べる。4時間
11.メディアリテラシーを考えるメディアの良き使い手とはいかなるものなのか。今後の行方と効果を探る。NIEにみるメディアリテラシーの実態を調べる。4時間
12.ジャーナリズムにおけるグローバルとローカル東京紙と地方紙、世界と地域をジャーナリズムはどう捉えるか? 論調の違いと同一性を考える。一般紙の論調の違いを理解する。4時間
13.客観報道と署名記事客観報道の歴史を踏まえ、署名記事の役割とは? 一方で無署名の社説・1面コラムはどうあるべきなのかを説く。署名記事と発表ジャーナリズムの異なる点を調べる。4時間
14.新聞の比較検討(グループディスカッション)各紙の論調をグループごとにディスカッションする。新聞を読み込んでくる。4時間
15.民主主義の未来とジャーナリズムネットを含めた情報の氾濫社会のなかでメディアの「この先」を予測する。ネットジャーナリズムの将来性を考えておく。テストに備える。4時間
成績評価方法(方針)
期末試験(80%)、授業内レポート(20%)。レポート等は提出の翌週に授業内で解説しながら返却する。
成績評価方法(詳細)
到達目標\評価方法認知的領域情意的領域技能表現的領域評価割合(%)
定期試験80%
授業内レポート20%
授業外レポート評価対象外
演習・実技評価対象外
授業態度評価対象外
出席欠格条件
レポートの実施・返却(方針)
レポート実施する場合は、授業内で指示をします。
履修上の注意(受講学生に望むこと)
・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。
・私語厳禁
関連科目
メディア関係科目
教科書
書名著者出版社出版年
01使用しない
参考書
書名著者出版社出版年
01生き抜くためのメディア読解小林真大笠間書院2021
02ニュースは生き残るか文化研究所編一藝社2018
03ジャーナリズムは甦るか池上彰ほか慶応義塾大学出版会2015
04ジャーナリズムの可能性原寿雄岩波書店2009
05ジャーナリズムの思想原寿雄岩波書店1997
オフィスアワー
日下(研究室5体3F)=木曜10:20~11:50
GCR
s46okn3
その他
備考
感染症や災害の発生時の非常時には、授業形態をオンラインに変更する場合がありますので、
大学の指示に従い受講して下さい。