実務経験の有無 | | | | | 1 「どのような実務経験を持つ教員か」 | 公益財団法人日本オリンピック委員会及び独立行政法人日本スポーツ振興センター等の団体にて実務経験を持つ | | | 2 「実務家経験がどのようにこの科目と関連するか」 | 各種施策の提案作成や事業実施にあたっては、人と人との関係性、組織の性質などを見極め、調整を行いながら進めて行く必要がある。国内外の様々な「社会」に関わってきた経験を元に、私たちを取り巻く「社会」とは何か、社会とどのように関わっていくべきかについて紹介する。 | | | 3 「実務家経験の科目への活かし方」 | 社会と社会学の変遷や現代における社会の課題を紹介しながら、今現在自分たちを取り巻く社会をどのように捉えれば良いか、より良い社会を築くためにはどのように課題を解決していけば良いか、机上の知識だけではない、実践に活かすための「考える力」を醸成する。 | | |
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授業の概要 | | 社会学の考え方について、その誕生から現在に至るまでの歴史的変遷をたどって考察する。社会学の諸理論は、その理論を提唱した各論者が生きた社会状況に大きく影響されている。時代や地域ごとの社会構造の変化の過程から、どの様に社会学の理論が形成されていったかについて概観する。また、「〇〇と社会」というテーマを設け、社会の出来事を様々な角度から見ることによって、視野を広げ、新たな視座、視点を獲得できるような話題を提供する。 |
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DPとの関連性 | | |
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体育学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=242&name=taiiku |
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. | | 健康福祉学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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健康福祉学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=267&name=kenhuku |
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. | | スポーツ栄養学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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スポーツ栄養学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=373&name=eiyo |
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. | | スポーツ情報マスメディア学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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スポーツ情報マスメディア学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=854&name=media |
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. | | 現代武道学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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現代武道学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=427&name=gbd |
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. | | 子ども運動教育学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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子ども運動教育学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=392&name=kdm |
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アクティブ・ラーニングについて | | | | | 課題解決型学習(PBL) | ■ | | | 反転学習 | | | | ディスカッション | | | | ディベート | | | | グループワーク | | | | プレゼンテーション | | | | 実習 | | | | フィールドワーク | | | |
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授業の一般目標 | | 社会学の歴史的変遷をたどることにより、社会学の諸理論と社会状況との関係を理解する。 社会学の諸理論をどの様に現代社会に活かすことができるかについて、自分の考えをまとめる。 社会で起こっている事象について、その背景を理解し、より良い社会にするための解決策を考察する。 |
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授業の履修目標 | | | | | | 対象 | 領域 | 内容 | | | | ■ | 認知的領域 | 社会学の主要な概念や学説について説明することができる。 | | | | ■ | 情意的領域 | 様々な観点から物事を捉え、社会をより良くするために何ができるか考えることができる。 | | | | | 技能表現的領域 | | | | |
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授業の到達目標 | | | | | | 対象 | 領域 | 内容 | | | | ■ | 認知的領域 | 社会学の主要な概念や学説について十分に説明することができる。 | | | | ■ | 情意的領域 | 様々な観点から物事を捉え、社会をより良くするために何ができるか論じることができる。 | | | | | 技能表現的領域 | | | | |
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ルーブリック | | | | | | | | | 評価項目 | 評価基準 | | | | | | 十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている | 十分に達成している 【履修目標】 | おおむね達成している | 最低限達成している 【到達目標】 | 達成していない | | | | | | 秀 | 優 | 良 | 可 | 不可・放棄 | | | | | | | 社会学の主要な概念や学説に関する知識 | 社会学の主要な概念や学説を基に、独創的な論述を展開することができる。 | 社会学の主要な概念や学説を基に、自分の考えを整理して述べることができる。 | 社会学の主要な概念や学説の要点を列挙することができる。 | 社会学の概念や学説のいくつかを説明することができる。 | 社会学の主要な概念や学説について説明することができない。 | | | | | | | 社会学の諸理論を活かして社会事象を客観的に洞察する態度 | 社会学の諸理論を活かして、社会に起きている諸事象を客観的に洞察し、その問題点を明らかにしようとする態度を持ち備えている。 | 社会学の諸理論を活かして、社会に起きている諸事象を客観的に洞察しようとする態度を持ち備えている。 | 社会学の諸理論を活かして、社会に起きている諸事象の問題点を考えようとする態度をもっている。 | 社会学の諸理論を現実社会に生じている問題に当てはめて考えようとする態度を持っている。 | 社会学の諸理論を現実社会に活かそうとする態度を持っていない。 | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | |
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授業計画(全体) | | 社会と社会学の変遷について、歴史に沿って確認しつつ、テーマ別にもまとめて行く。それらを知識として獲得しつつ、自分自身を取り巻く社会に置き換えて考えを深めていく。 様々な視座、視点に触れることで自分の考えも変わっていくことが予想されるが、なぜそう考えたのかについて論理的に説明できるように考える機会を設けていく。 |
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授業計画(各回のテーマ等) | | | | | | | | | No | テーマ | 内容 | オンライン授業 | 授業外学修 | 時間数 | | | | | | | 1. | オリエンテーション 社会学前夜 | 授業の進め方について説明。 社会学とは何か、社会学が生まれてきた背景を確認し、なぜ社会学を学ぶのかについて考える。 | | 本日の講義について復習をし、課題を提出する。 | 4時間 | | | | | | | 2. | 理解社会学と行為の4類型 | マックス・ウェーバーが生きてきた時代背景と社会的行為の4類型について学ぶ。 | | 本日の講義について復習をし、課題を提出する。 | 4時間 | | | | | | | 3. | 社会学的方法の基準 | デュルケムが生きてきた時代背景と、彼が提唱した「モノとしての社会」という考え方について学ぶ。 | | 本日の講義について復習をし、課題を提出する。 | 4時間 | | | | | | | 4. | 形式社会学の考え方とその影響 | 個人または集団間の心理的相互作用を通じて社会関係が形成される過程に注目した形式社会学について学ぶ。 | | 本日の講義について復習をし、課題を提出する。 | 4時間 | | | | | | | 5. | イデオロギーとはなにか | イデオロギーについての解説と現代社会における私たちのイデオロギーについて考える。 | | 本日の講義について復習をし、課題を提出する。 | 4時間 | | | | | | | 6. | 社会的行為の構造 | 経済学の考える「目的合理的行為」だけでは説明できない行為を「価値合理的行為」として説明したパーソンズの理論を解説する。 | | 本日の講義について復習をし、課題を提出する。 | 4時間 | | | | | | | 7. | 構造機能主義 | 社会システムを機能面から4つに分類し、その構造を説明したパーソンズから、さらに発展したマートン、ルーマンの理論を解説する。 | | 本日の講義について復習をし、課題を提出する。 | 4時間 | | | | | | | 8. | 相互作用としての社会 | 現象学的社会学やシンボリック相互作用論など、意味学派の考え方について解説する。 | | 本日の講義について復習をし、課題を提出する。 | 4時間 | | | | | | | 9. | 個体的近代から液体的近代への変化 | 複雑化してた社会を捉える方法の変遷を概説する。 | | 本日の講義について復習をし、課題を提出する。 | 4時間 | | | | | | | 10. | 社会の中の性 | ジェンダーとセクシュアリティ概念について解説する。また、社会における女性やLGBTQの変化について変遷をたどる。 | | 本日の講義について復習をし、課題を提出する。 | 4時間 | | | | | | | 11. | メディアと社会学 | メディアとコミュニケーションについて解説する(大衆社会論、マルチメディア化)。 | | 本日の講義について復習をし、課題を提出する。 | 4時間 | | | | | | | 12. | 家族と社会学 | 近代家族の特徴について解説する(性別役割分業、ワークライフバランス)。 | | 本日の講義について復習をし、課題を提出する。 | 4時間 | | | | | | | 13. | スポーツと社会学 | スポーツ社会学の知見について解説する(オリンピック、アマチュアリズム、プロフェッショナリズム)。 | | 本日の講義について復習をし、課題を提出する。 | 4時間 | | | | | | | 14. | 現代社会と社会学 | 現代社会(後期近代社会)がもつ特徴や問題について解説する(情報化社会、グローバリゼーション、再帰的近代論)。 | | 本日の講義を含め全体について復習をし、課題を提出する。 | 4時間 | | | | | | | 15. | 授業総括 | 社会学が現代社会に対して果たす役割について考える。 | | 授業で得られた知見を踏まえ、自分は社会の中で何ができるか考える。 | 4時間 | | | | | | |
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成績評価方法(方針) | | 毎回の授業後に課す課題と、最終授業時に実施する課題について得点化し、合計点で評価する。 毎授業後の課題が未提出の場合はその課題については0点とする。 必要な知識が定着したかどうかに加え、自分の言葉で考えを述べていることを重視し、到達した結論ではなく、考えを巡らせたことを評価する。 |
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成績評価方法(詳細) | | | | | | | | 到達目標\評価方法 | 認知的領域 | 情意的領域 | 技能表現的領域 | 評価割合(%) | | | | | | 定期試験 | | | | 評価対象外 | | | | | | 授業内レポート | ◎ | ◎ | | 50% | | | | | | 授業外レポート | ◎ | ◎ | | 50% | | | | | | 演習・実技 | | | | 評価対象外 | | | | | | 授業態度 | 〇 | 〇 | | 評価対象外 | | | | | | 出席 | 欠格条件 | | | | | |
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レポートの実施・返却(方針) | | 授業後の課題については次回授業時に解説し、どのような意見があったか共有する。 |
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履修上の注意(受講学生に望むこと) | | ・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。 | 想像力を働かせ、内容を理解しながら自分の身の回りに置き換えて考えること。 |
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関連科目 | | |
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教科書 | | |
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参考書 | | | | | | | | № | 書名 | 著者 | 出版社 | 出版年 | | | | | | 01 | 歴史と理論からの社会学入門 | 木村至聖 | ナカニシヤ出版 | 2022 | | | | | | 02 | 社会学史 | 大澤真幸 | 講談社現代新書 | 2019 | | | | | | 03 | エスノグラフィ入門 | 石岡丈昇 | ちくま新書 | 2024 | | | | | |
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オフィスアワー | | |
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GCR | | |
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その他 | | |
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備考 | | 感染症や災害の発生時の非常時には、授業形態をオンラインに変更する場合がありますので、 大学の指示に従い受講して下さい。 |
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