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No | テーマ | 内容 | オンライン授業 | 授業外学修 | 時間数 |
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1. | オリエンテーション | 本科目の趣旨とスケジュール、社会調査士資格認定【G科目】の要件を説明する。 | | G科目の要件を細部まで確認する。 | 1時間 |
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2. | 社会調査の種類を決める | 量的調査と質的調査の差異を確認した上で、調査実施に向けた基礎知識を解説する。 | | 社会調査法Ⅰ・Ⅱで学んだ内容を復習する。 | 1時間 |
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3. | 量的調査の一次データ収集と二次分析 | 量的調査を実施するために必要となる一次データの収集法と、二次データの分析方法を解説する。 | | 社会統計学Ⅰ・Ⅱで学んだ内容を復習する。 | 1時間 |
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4. | 質的調査の技術とプロセス | 質的調査を実施するために必要となる一次データの収集法と、二次データの分析方法を解説する。 | | 社会調査演習で学んだ内容を復習する。 | 1時間 |
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5. | 共通テーマ発表と調査実施に向けたグループ編成 | 「スポーツ傷害の克服」を共通テーマについて、各競技に臨む選手の意識、または過去の経験を調査するための準備をする。 | | 各競技の特徴を整理し、傷害の発生状況を調べる。 | 1時間 |
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6. | 仮説の設計 | グループごとに調査対象とする競技にどのようなスポーツ傷害があり、選手がいかに傷害と向き合っているか仮説を立てる。 | | 意識と経験の両面で仮説を検討する。 | 1時間 |
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7. | 調査法の選定 | グループごとに調査対象とする競技を決め、量的・質的のどちらでアプローチするか調査法を選定する。 | | 各競技団体等の情報を収集する。 | 1時間 |
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8. | 調査対象者の選定 | 具体的な調査対象者を選定し、調査実施に向けた計画を立案する。量的調査では多段抽出等の手法を用いる。 | | 調査対象者の競技歴等の情報を収集する。 | 1時間 |
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9. | 調査票およびインタビューガイドの設計 | ワーディング、ダブルバーレル、キャリーオーバー等に注意しながら調査票およびインタビューガイドを設計する。 | | 先行研究の調査票およびインタビューガイドを確認する。 | 1時間 |
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10. | プリテストの実施 | 調査票およびインタビューガイドの原案を使用してプリテストを実施する。 | | プリテストで不都合があった点を修正する。 | 1時間 |
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11. | プリテストの結果報告 | グループごとにプリテストの結果を報告し、教員等からの指摘を反映して調査票およびインタビューガイドを再設計する。 | | 調査票およびインタビューガイドの確定版を作成する。 | 4 |
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12. | 調査対象者へのアポイントメント | 調査対象者に調査の趣旨等を説明し、実施に向けた準備を進める。 | | 調査対象者の連絡先や予定を確認する。 | 4 |
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13. | 調査実施(1) | 調査票の封入・発送(郵送法)、調査票の配布(留置法)または参与観察地・インタビュー実施地を訪問する。 | | 旅費・通信費等を用意する。 | 1時間 |
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14. | 調査実施(2) | 調査票の回収または参与観察・インタビューを実施する。 | | 旅費・謝礼品等を用意する。 | 1時間 |
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15. | 調査実施(3) | 調査票のナンバリング・データ入力、フィールドノーツもしくはインタビューデータを文字化する。 | | 表計算ソフトの操作要領、トランスクリプト要領を確認する。 | 1時間 |
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16. | 調査実施の経過報告 | グループごとに調査実施の経過報告を行い、計画上の問題点等の有無を確認する。 | | グループごとに報告資料を作成する。 | 1時間 |
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17. | 調査実施(4) | 経過報告で指摘された事項を踏まえて、調査を継続する。調査対象者(標本数等)の追加や調査対象地の範囲拡大等に対応する。 | | 必要に応じて調査計画を再検討する。 | 1時間 |
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18. | 調査実施(5) | 調査票の封入・発送(郵送法)、調査票の配布地(留置法)または参与観察地・インタビュー実施地を繰り返し訪問する。 | | 旅費・謝礼品等を用意する。 | 1時間 |
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19. | 調査実施(6) | 調査票の回収または参与観察・インタビューを継続的に実施する。質的調査ではラポールに基づき、スノーボール式で調査を進める。 | | 旅費・謝礼品等を用意する。 | 1時間 |
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20. | 調査実施(7) | 調査票のナンバリング・データ入力、フィールドノーツもしくはインタビューデータを文字化する。 | | 表計算ソフトの操作要領、トランスクリプト要領を確認する。 | 1時間 |
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21. | 調査結果の集計、エディティング | データ入力済みの一次データを集計し、エディティングする。 | | データ入力作業を完了する。 | 1時間 |
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22. | 記述統計、コーディング | 量的データをSPSS等のソフトウェアで度数分布表・クロス集計表にまとめる。質的データをコーディングする。 | | ソフトウェアの操作要領等について復習する。 | 1時間 |
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23. | 推測統計、コーディング(1) | 量的データをSPSS等のソフトウェアを用いて分散・回帰等の手法で分析する。質的データのコーディングを進める。 | | 統計手法またはコーディングについて復習する。 | 1時間 |
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24. | 推測統計、コーディング(2) | 量的データをSPSS等のソフトウェアを用いて多変量解析等の手法で分析する。質的データのコーディングを完了する。 | | 統計手法またはコーディングに誤りがないか確認する。 | 1時間 |
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25. | 検定、エスノメソドロジー | 量的データをt検定、カイ二乗検定等の手法を用いて検定する。質的データをエスノメソドロジーの手法で分析する。 | | 検定法またはエスノメソドロジーについて復習する。 | 1時間 |
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26. | 一次データ分析のまとめ | 有意差等に留意しながら量的データの分析結果をまとめる。エスノメソドロジーで質的に調査対象者の自明性を明らかにする。 | | 手法ごとに先行研究を確認し、分析方法を復習する。 | 1時間 |
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27. | 概念モデル作成、グラウンデッド・セオリー・アプローチ | 量的データの分析結果に基づいて概念モデルを作成する。グラウンデッド・セオリー・アプローチで質的データを再検証する。 | | グラウンデッド・セオリー・アプローチについて復習する。 | 1時間 |
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28. | 仮説検証 | データ分析の結果、仮説が支持されたか否かを検証し、考察の前提となるエビデンスを明確化する。 | | 図表等を作成してエビデンスを整理する。 | 1時間 |
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29. | 調査結果の考察 | 仮説検証の結果を踏まえて、その結果に至った要因を考察する。 | | グループディスカッション繰り返す。 | 1時間 |
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30. | 調査結果および分析結果の最終報告 | グループごとに調査結果および分析結果の最終報告を行い、総括的に討論する。 | | 最終報告資料を作成する。 | 1時間 |
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