科目ナンバリングM-SOS021J-01
科目コード534150
科目名社会統計学Ⅱ
科目名(英語)Social Statistics Ⅱ
学科現代武道学科
学年2年
学期後期
授業形態講義
必修・選択の別
単位数2
担当教員荒井 龍弥
開講の別単独開講


実務経験の有無
授業の概要
社会調査では様々な社会的事象についてデータを収集し、そのデータを分析することで結論や知見を得る。その際、検定と推測統計的に関する知識が不可欠である。この授業では、社会調査において用いられる推測統計的な手法について考える。なお、本科目は社会調査士資格認定【D科目】に該当する。
DPとの関連性
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体育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
体育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=59&name=taiiku
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健康福祉学科のDPは下記のリンクを参照してください。
健康福祉学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=84&name=kenhuku
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スポーツ栄養学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ栄養学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=190&name=eiyo
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スポーツ情報マスメディア学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ情報マスメディア学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=671&name=media
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現代武道学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=244&name=gbd
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子ども運動教育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=209&name=kdm
アクティブ・ラーニングについて
課題解決型学習(PBL)
反転学習
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
授業の一般目標
統計的検定に関わる基礎的な概念について理解すること、そして、社会調査で用いられる統計的検定の手法を習得し、実際に使用することができるようになることが目標である。
授業の履修目標
対象領域内容
認知的領域社会調査で用いられる統計的手法と、その基礎をなす概念理解をふまえ、複数の統計的手法による結果の解釈ができる。また統計分析利用上の前提条件について指摘できる。
情意的領域様々な社会的事象に対して、客観的かつ論理的に考えようとする態度のもと、統計的手法を用いたとされる論文・記事等について、批判的に検討できる。
技能表現的領域基礎的な統計的手法を使えるようになることを通じ、測定・調査データをもとに、自分なりに分析し、結論を導出することができる。
授業の到達目標
対象領域内容
認知的領域社会調査で用いられる統計的手法と、その基礎をなす概念理解をふまえ、複数の統計的手法による結果の解釈ができる。
情意的領域様々な社会的事象に対して、客観的かつ論理的に考えようとする態度のもと、統計的手法を用いた論文・記事等について、結果を読み取ることができる。
技能表現的領域基礎的な統計的手法を使えるようになることを通じ、測定・調査データをもとに、方法を示されれば分析し結果を導出することができる。
ルーブリック
評価項目評価基準
十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている十分に達成している
【履修目標】
おおむね達成している最低限達成している
【到達目標】
達成していない
不可・放棄
社会調査で用いられる統計的手法と、その基礎をなす概念を理解すること。複数の統計的手法による結果を自分なりに解釈・評価ができる。また統計分析利用上の前提条件について指摘できる。複数の統計的手法による結果の解釈ができる。また統計分析利用上の前提条件について指摘できる。複数の統計的手法による結果の解釈ができる。また統計分析利用上の前提条件の必要性について理解できる。複数の統計的手法による結果の解釈ができる。統計的手法の意義や必要性を理解していない。
様々な社会的事象に対して、客観的かつ論理的に考えようとする態度を持つこと。統計的手法を用いたとされる論文・記事等について、批判的な検討をもとに、自分なりに評価できる。統計的手法を用いたとされる論文・記事等について、批判的に検討できる。統計的手法を用いた論文・記事等について、結果の概要を把握できる。統計的手法を用いた論文・記事等について、結果を読み取ることができる。統計的手法を用いた論文・記事等の統計的分析部分の内容を把握できない。
基礎的な統計的手法を使えるようになること。測定・調査データをもとに、自分なりに分析し、結論を導出しその解釈をすることができる。測定・調査データをもとに、自分なりに分析し、結論を導出することができる。測定・調査データをもとに、妥当な方法を考慮して分析し、結果を導出することができる。測定・調査データをもとに、方法を示されれば分析し結果を導出することができる。測定・調査データを分析することができない。
授業計画(全体)
社会統計学Ⅰで学んだことを基礎にし、与えられたデータに実際に適用してみることを通して、推計統計の手法の理解と習得を目指す。
授業計画(各回のテーマ等)
Noテーマ内容オンライン授業授業外学修時間数
1.オリエンテーション基本的な統計量(平均値、標準偏差、相関係数など)について復習する。新聞記事などにある調査結果の具体例をもとに復習をする。4時間
2.確率論の基礎統計手的な推測や検定の基礎をなす確率論の考え方について考える。確率に関する練習問題をする。4時間
3.正規分布と標準化正規分布の特徴と、標準化の意味について考える。標準化についての練習問題をする。4時間
4.中心極限定理標本データと母集団の特性値を結ぶ中心極限定理について考える。サイコロ投げを例に中心極限定理を実際に確認する。4時間
5.平均値の区間推定標本の平均値データから母集団の平均値を推測する方法について学ぶ。推定の練習問題をする。4時間
6.比率の区間推定本の比率データから母集団の平均値を推測する方法について学ぶ。]推定の練習問題をする。4時間
7.仮説検定仮説検定の手順について学ぶ。仮説検定について復習をする。4時間
8.平均値の差の検定(t検定)二つの集団間での平均値の差の検定の方法について学ぶ。検定の練習問題をする。4時間
9.比率の差の検定二つの集団間での比率の差の検定の方法について学ぶ。比率の差の検定の練習問題をする。4時間
10.カイ二乗検定クロス表データでの比率の差の検定について学ぶ。カイ二乗検定の練習問題をする。4時間
11.相関係数の検定相関係数が統計的に有意かどうかについての検定の方法を学ぶ。相関係数の検定の練習をする。4時間
12.回帰分析複数の事柄の間の因果関係を分析する方法について学ぶ。回帰分析の練習をする。4時間
13.分散分析①三つ以上の平均値の差の検定の方法(1要因の分散分析)について学ぶ。分散分析の練習をする。4時間
14.分散分析②2要因配置の分散分析の方法について学ぶ。分散分析の練習をする。4時間
15.多変量解析種々の多変量解析の手法を紹介する。まとめの復習をする。4時間
成績評価方法(方針)
レポートを8回課し、その評価(評価割合20%×4)と授業態度(評価割合20%)によって成績を決定する。
成績評価方法(詳細)
到達目標\評価方法認知的領域情意的領域技能表現的領域評価割合(%)
定期試験40%
授業内レポート40%
授業外レポート評価対象外
演習・実技評価対象外
授業態度20%
出席欠格条件
レポートの実施・返却(方針)
レポートは評価後返却すると同時に、解答の求め方について解説する。
履修上の注意(受講学生に望むこと)
・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。
・この科目の受講には、事前に「社会統計学Ⅰ」の単位取得を推奨します。
・表計算アプリ(EXCEL)が動くPCを持参すること。
・単に話を聞くだけでなく、能動的に授業に参加することを望む。
・授業中、授業に無関係のこと、授業の妨げになることをしないこと。(減点の対象)
・出席が2/3未満の場合は不合格とする。
関連科目
社会統計学Ⅰ、社会調査法Ⅰ・Ⅱ、
社会調査演習、社会調査実習
教科書
書名著者出版社出版年
01使用しない
参考書
書名著者出版社出版年
01授業時に指示する
オフィスアワー
荒井A309 前期 月 4時限、 後期 水3時限
GCR
jk3bsuq
その他
授業回により、表計算ソフトや統計解析用フリーウエア「HAD」(EXCELマクロ)を用いる予定でいます。PCの準備をお願いします。
備考
感染症や災害の発生時の非常時には、授業形態をオンラインに変更する場合がありますので、
大学の指示に従い受講して下さい。