科目ナンバリングI-SMM321J-03
科目コード522030
科目名スポーツ取材・報道演習A
科目名(英語)Sports Reporting and Writing A
学科スポーツ情報マスメディア学科
学年2年
学期前期
授業形態演習
必修・選択の別
単位数2
担当教員日下 三男
佐藤 修
開講の別同時開講


実務経験の有無
新聞社での実務経験を有する
授業の概要
マスメディアの中で最も歴史がある新聞報道の特徴などについて記者経験を基にして講義する。日本の新聞の構成と内容、さらにスポーツニュースの特徴について説明する。授業の展開は内容分析という手法を使ってメディアの送り出す情報を実証的に分析することを目標とする。社説やコラムからメッセージを読み取り、キーワードをコード(記号)化して分析する。
DPとの関連性
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体育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
体育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=59&name=taiiku
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健康福祉学科のDPは下記のリンクを参照してください。
健康福祉学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=84&name=kenhuku
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スポーツ栄養学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ栄養学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=190&name=eiyo
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スポーツ情報マスメディア学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ情報マスメディア学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=671&name=media
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現代武道学科のDPは下記のリンクを参照してください。
現代武道学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=244&name=gbd
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子ども運動教育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
子ども運動教育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=209&name=kdm
アクティブ・ラーニングについて
課題解決型学習(PBL)
反転学習
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
授業の一般目標
新聞がどのような記事や広告で構成・編集されているのか。新聞の特徴や特性を知ることによって、報道全般に理解を深める。スポーツ記事については日本の一般紙、スポーツ紙を比較分析するなどして特徴を浮き立たせる。内容分析でメディアの構造を知った後は実践へ。スポーツ取材を通して記事執筆し、表現技法を学ぶ。
授業の履修目標
対象領域内容
認知的領域時事問題を把握し背景をできる。
情意的領域時事問題を系統立てて整理し、ジャーナリズムの価値観を共有する。
技能表現的領域社会の問題に対して自分の意見を明らかにする。
授業の到達目標
対象領域内容
認知的領域新聞の社説やコラムがどう構成され、各紙の特徴は何かを説明出来る。スポーツ面については客観性をもって読むことができる。
情意的領域新聞を身近なメディアとして捉えられるようになる。
技能表現的領域ジャーナリズム精神に基づき、自分の意見を示すことができるようになる。
ルーブリック
評価項目評価基準
十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている十分に達成している
【履修目標】
おおむね達成している最低限達成している
【到達目標】
達成していない
不可・放棄
時事問題の把握地域から世界まで時事問題の把握ができ、わが事として十分に捉えられる時事問題の把握が一定程度はでき、わが事としても捉えられる時事問題の把握の範囲が限られ、わが事として想像できることが限定的時事問題の把握が何とかできる時事問題の把握ができない
ニュースの整理ニュース全般を系統立てて整理できるニュースを多くの分野で系統立てて整理できるニュースを系統立てて整理できるものの、分野が限られるニュースを系統立てて整理できるのが限定的ニュースを系統立てて整理できない
ジャーナリズム精神ジャーナリズム精神を定義し人に説明できるジャーナリズム精神をある程度は理解し人に説明できるジャーナリズム精神を大枠で理解し人に何とか説明できるジャーナリズム精神の理解が限定的ジャーナリズム精神を理解できない
授業計画(全体)
大きく三つに分け①授業テーマに沿った資料を用いながら新聞の特性を知る②理解度・到達度を確認するために内容分析に取り組む③社説やコラムを実際に執筆し発表する。
授業計画(各回のテーマ等)
Noテーマ内容オンライン授業授業外学修時間数
1.オリエンテーション担当教員の紹介、授業の目標と進め方、シラバス説明、成績評価の方法も知らせる。シラバスを熟読する。4時間
2.新聞の内容と構成全国紙、地元紙を読み比べながら、それぞれの特徴を説明する。「内容分析」のデザインと実践へ。少なくとも一紙を読んでその新聞の特徴をまとめてくる。4時間
3.新聞の社説とコラム新聞の社説とコラムについて講義する。説とコラムをそれぞれ一つ読んで感想をまとめる。4時間
4.新聞の社会面国紙、地元紙の社会面を読んで紙面や記事を分析する。社会面の特集記事を読んで感想をまとめてくる。4時間
5.新聞のスポーツ面全国紙、地元紙のスポーツ面を読んで紙面や記事を分析する。スポーツ面の特集記事を読んで感想をまとめてくる。4時間
6.各紙の特徴と個性①「内容分析」でディスカッション各紙の読み込み4時間
7.各紙の特徴と個性②「内容分析」でディスカッション各紙の読み込み4時間
8.各紙の特徴と個性③「内容分析」でディスカッション各紙の読み込み4時間
9.各紙の特徴と個性④「内容分析」でディスカッション各紙の読み込み4時間
10.社説とコラム執筆&ディスカッション①各自テーマ設定し社説やコラムを執筆する。参考記事読解4時間
11.社説とコラム執筆&ディスカッション②各自テーマ設定し社説やコラムを執筆する。参考記事読解4時間
12.社説とコラム執筆&ディスカッション③各自テーマ設定し社説やコラムを執筆する。参考記事読解4時間
13.合評会執筆するという実践を通して学んだことを基に合評する。感想文4時間
14.執筆①時事テーマを基に取材し、社説とコラムを執筆する。記事を完成させる。4時間
15.成果を発表ジャーナリズムとは何か。新聞観、ニュース観を各自披露する。各紙の読み込み4時間
成績評価方法(方針)
授業外レポート(評価割合80%)、授業内レポート(20%)を課す。これらの結果を総合して成績評価を行う。提出されたレポートは解説をしながら返却する。
成績評価方法(詳細)
到達目標\評価方法認知的領域情意的領域技能表現的領域評価割合(%)
定期試験評価対象外
授業内レポート20%
授業外レポート70%
演習・実技10%
授業態度評価対象外
出席欠格条件
レポートの実施・返却(方針)
授業内で講評する
履修上の注意(受講学生に望むこと)
・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。
スポーツ取材の現場に実際に踏み込む場合があるので、該当競技の知識を蓄えておくこと。
関連科目
メディア系科目全て
教科書
書名著者出版社出版年
01使用しない
参考書
書名著者出版社出版年
01増補版メディアの議題設定機能竹下俊郎学文社2008
02内容分析の方法有馬明恵ナカニシヤ出版2021
03内容分析の進め方ダニエル・リフほか勁草書房2018
04メッセージ分析の技法クラウス・クリッペンドルフ勁草書房1989
05流言蜚語清水幾太郎筑摩書房2011
オフィスアワー
日下(5体3F)=水10:20~11:50
GCR
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その他
備考
感染症や災害の発生時の非常時には、授業形態をオンラインに変更する場合がありますので、
大学の指示に従い受講して下さい。