実務経験の有無 | | 小学校、高等学校の教員経験、中学校長の実務経験を有する。 |
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授業の概要 | | 学習援助をより効果的にするためには、教育の場にあるさまざまなものごと(学ぶ者、援助する者、教える行為など)を要因群として捉える分析的な観点が重要である。これらのうち、学習過程ならびに心身の発達を中心としたの諸概念について実務経験に照らしつつ概説するとともに、学習結果を捉える枠組みとしての教育評価についてもとりあげる。 |
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DPとの関連性 | | |
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体育学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=59&name=taiiku |
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. | | 健康福祉学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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健康福祉学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=84&name=kenhuku |
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. | | スポーツ栄養学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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スポーツ栄養学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=190&name=eiyo |
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. | | スポーツ情報マスメディア学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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スポーツ情報マスメディア学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=671&name=media |
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. | | 現代武道学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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現代武道学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=244&name=gbd |
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. | | 子ども運動教育学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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子ども運動教育学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=209&name=kdm |
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アクティブ・ラーニングについて | | | | | 課題解決型学習(PBL) | | | | 反転学習 | | | | ディスカッション | | | | ディベート | | | | グループワーク | ■ | | | プレゼンテーション | | | | 実習 | | | | フィールドワーク | | | |
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授業の一般目標 | | 学習・発達・人格・知能・評価等、教育心理学で取りあげられる諸概念に関し、一般に信じられている常識的言説を再認できるようになるとともに、それらの言説に対して一定の根拠をもって自分なりの見解を述べられるようになる。 |
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授業の履修目標 | | | | | | 対象 | 領域 | 内容 | | | | ■ | 認知的領域 | 学習・発達・人格・評価などの領域に関する教員採用試験レベルの問題に自発的に取り組むことができるとともに、自分の考えの変化を認識できる。 | | | | ■ | 情意的領域 | 教員や指導者の考え方・論理を活かした学習指導場面を自分なりに指摘することができる。 | | | | ■ | 技能表現的領域 | 具体的指導場面における児童生徒の考えやそれまでに持っている知識技能などについて予測し表現できる。 | | | |
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授業の到達目標 | | | | | | 対象 | 領域 | 内容 | | | | ■ | 認知的領域 | 学習・発達・人格・知能・評価などをめぐる一般的言説と学術的概念の違いを指摘できる。 | | | | ■ | 情意的領域 | 学習を援助する立場からの考え方や論理を理解することができる。 | | | | ■ | 技能表現的領域 | 児童生徒の考えかたの特徴などについて表現することができる。 | | | |
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ルーブリック | | | | | | | | | 評価項目 | 評価基準 | | | | | | 十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている | 十分に達成している 【履修目標】 | おおむね達成している | 最低限達成している 【到達目標】 | 達成していない | | | | | | 秀 | 優 | 良 | 可 | 不可・放棄 | | | | | | | 学習・発達・人格・知能・評価などをめぐる一般の言説を再認できるとともに、それに対する自分なりの見解を述べることができる。 | 各領域に関する教員採用試験レベルの問題に自発的に取り組むことができるとともに、自分の考えの変化を説明できる。 | 各領域に関する教員採用試験レベルの問題に自発的に取り組むことができるとともに、自分の考えの変化を認識できる。 | 各領域に関する教員採用試験レベルの問題に取り組み、解答を検討することができる。 | 学習・発達・人格・知能・評価などをめぐる一般的言説と学術的概念の違いを指摘できる。 | 指導者として各領域に関する教育心理学的知見を持つことの必要性が理解できない。 | | | | | | | 学習を援助する立場からの考え方や論理を理解するとともに、自らもその視座から諸事象を検討したり考えたりすることができる。 | 教員や指導者の考え方・論理を活かした具体的学習指導場面を的確に自分なりに考えることができる。 | 教員や指導者の考え方・論理を活かした学習指導場面を自分なりに指摘することができる。 | さまざまな教員や指導者の考え方や論理を理解することができる。 | 教員・指導者の立場にたった考えかたや論理を理解することができる。 | 学生の立場と教員・指導者の立場の違いを意識することができない。 | | | | | | | 学習者の視座を推測し、それに対する指導者としての向き合い方について間主観的な表現をすることができる。 | 具体的指導場面における児童生徒の考えやそれまでに持っている知識技能などについて的確に予測し表現できる。 | 具体的指導場面における児童生徒の考えやそれまでに持っている知識技能などについて予測し表現できる。 | 特定の指導場面における児童生徒の考えやそれまでに持っている知識技能などについて予測し表現できる。 | 児童生徒の考えかたの特徴などについて表現することができる。 | 責任をもって児童生徒の成長に関与しようとする教師の立場を理解できない。 | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | |
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授業計画(全体) | | 教育心理学の学問領域を学習過程ならびに心身の発達、教育評価、個人差の4領域に大きく分け、各領域の知見に関する講義を行うとともに、それに対する考え方を築くための時間も設ける。 |
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授業計画(各回のテーマ等) | | | | | | | | | No | テーマ | 内容 | オンライン授業 | 授業外学修 | 時間数 | | | | | | | 1. | オリエンテーション・教育心理学とは何か | 教育心理学とはどんな学問かを説明し、その意義や必要性を考える。 | | 教育心理学の枠組みが教師としてどのように活かせるか考えてみること。 | 4時間 | | | | | | | 2. | 学習と知識の獲得 | 学習、知識の獲得をめぐる一般的信念と2種の心理学的アプローチについて検討し、教師として生徒に得させるべき知識内容を考える。 | | 二種の心理学的アプローチについてネット等で調べてみること | 4時間 | | | | | | | 3. | 学習内容の表象 | 学習した内容の適用範囲により2通りの考え方があることを紹介し、この枠組みから教師が獲得させたい学習内容について再検討する。 | | 具体例で生産的学習と再生的学習を当てはめてみること | 4時間 | | | | | | | 4. | 動機づけと欲求・要求 | 動機づけの2分類を紹介するとともに、内発的動機を高める取り組みについてグループで考える。 | | 自分の行動を動機付けの観点から自省すること | 4時間 | | | | | | | 5. | 原因帰属 | 内発的動機を高める方策として原因帰属に着目し、それらの違いによる効果を考えてみる。 | | 自己効力感を高めるとされる取り組みについて調べること | 4時間 | | | | | | | 6. | 人格その1 さまざまな人格検査 | 人格検査のいろいろについて検討するとともに、それぞれのメリット・デメリットとその効用について考える。 | | 興味のある人格検査についてより詳細に調べてみること | 4時間 | | | | | | | 7. | 人格その2 人格の諸理論 | 類型論、特性論、状況主義といった人格をめぐる諸理論を紹介し、自らの人格観を再検討する。 | | 状況主義の観点から生徒指導について考えてみること | 4時間 | | | | | | | 8. | 発達その1さまざまな発達段階説 | 各種の発達段階説について紹介するとともに、特に生徒の道徳的発達段階について検討する。 | | 各種発達段階説の観点や内容を整理しておくこと | 4時間 | | | | | | | 9. | 発達その2 より配慮を必要とする児童生徒の特徴 | 特別支援教育内外の障がいにかかわる事例や発達障がいの症例等を紹介し、教育の役割について改めて考える。 | | 特に発達障がいの症例についてまとめておくこと | 4時間 | | | | | | | 10. | 発達その3 障がいのある子どもの発達の促進 | ヴィゴツキーの最近接領域理論の観点から、障がいを抱えた子どもの発達事例を紹介し、教育の役割について再検討する。 | | 特定の児童生徒への対応について原案を作成してみること | 4時間 | | | | | | | 11. | 知能と知能検査 | 知能という概念の必要性と検査内容、ならびに知能指数をめぐる諸説を紹介し、自らの知能観を吟味する。 | | 知能という観点から児童生徒理解をする方法の得失を考えること。 | 4時間 | | | | | | | 12. | 評価その1 教育評価と測定 | 教育評価と測定の違いを通じ、評価の目的について考える。また、具体的事例により課題空間・測定空間について検討する。 | | 実技を含む特定の単元について評価計画を考えてみること。 | 4時間 | | | | | | | 13. | 評価その2 完全習得学習と実技における評価 | ブルームの完全習得学習の枠組みや比較対象としての絶対評価・相対評価等を検討し、体育実技での評価を検討する。 | | 自分の評価計画を評価時点別に再考し、修正すること | 4時間 | | | | | | | 14. | 学習集団の質と特徴 | 学習集団のモラール等の諸特徴について紹介し、教師として必要な「集団づくり」の重要性について考える。 | | 「授業開き」や「学級開き」で何をすべきか、まとめておくこと | 4時間 | | | | | | | 15. | まとめ 教育現場における教育心理学の発展 | 小・中学校による実務経験に照らし、 教育現場での学習者像とその検討を紹介することにより、教育心理学的観点を再確認する。 | | 紹介した検討事項について自分なりに考えてみること | 4時間 | | | | | | |
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成績評価方法(方針) | | 相互の評価のために、授業内課題の回答結果を検討し、フィードバックする。これらの結果と、出席状況やテスト・レポートの結果を材料として成績評定を行う。なお、出席状況は単位認定のための必要条件とする(欠席が多い場合には評価対象としない)。 |
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成績評価方法(詳細) | | | | | | | | 到達目標\評価方法 | 認知的領域 | 情意的領域 | 技能表現的領域 | 評価割合(%) | | | | | | 定期試験 | ◎ | | | 30% | | | | | | 授業内レポート | ◎ | 〇 | 〇 | 60% | | | | | | 授業外レポート | 〇 | ◎ | 〇 | 10% | | | | | | 演習・実技 | ― | ― | ― | 評価対象外 | | | | | | 授業態度 | ― | ― | ― | 評価対象外 | | | | | | 出席 | 欠格条件 | | | | | |
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レポートの実施・返却(方針) | | 各種レポート等の内容は授業中に紹介することによりフィードバックする。 |
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履修上の注意(受講学生に望むこと) | | ・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。 | 他の講義同様、本講で扱う知見も、さまざまな対象・場面に適用可能なものである。自分なりの例を探して当てはめることでその妥当性を判断する作業をしてほしい。こういった作業が内容理解の定着につながり、ひいては教員採用試験などの対策にもつながる。 |
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関連科目 | | |
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教科書 | | |
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参考書 | | | | | | | | № | 書名 | 著者 | 出版社 | 出版年 | | | | | | 01 | シードブック教育心理学 | 本郷・八木編 | 建帛社 | 2008 | | | | | | 02 | 授業に学び授業を創る教育心理学第二版 | 宇野忍編 | 中央法規 | 2002 | | | | | |
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オフィスアワー | | 前期 月曜 14:20-1550、後期 水曜 12:40-14:10 (荒井研究室A棟309) |
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GCR | | |
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その他 | | 各自所有のPC等を使用することがあります。この際は前回までに連絡します。 |
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備考 | | 感染症や災害の発生時の非常時には、授業形態をオンラインに変更する場合がありますので、 大学の指示に従い受講して下さい。 |
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