科目ナンバリングC-SOS111J-07
科目コード532180
科目名歴史と人間
科目名(英語)Human Elements in History
学科全学科
学年1年
学期後期
授業形態
必修・選択の別
単位数2
担当教員藪 耕太郎
開講の別単独開講


実務経験の有無
授業の概要
歴史とは過去から現在に至る人々の営みの総体である。この授業では、本学の学生が比較的に興味を抱きやすい諸テーマ、特に身体や身体運動、運動文化に関連する題材を取り上げながら、歴史学的なものの考え方や視点の取り方について学びを深める。
DPとの関連性
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体育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
体育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=1327&name=taiiku
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健康福祉学科のDPは下記のリンクを参照してください。
健康福祉学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=741&name=kenhuku
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スポーツ栄養学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ栄養学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=872&name=eiyo
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スポーツ情報マスメディア学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ情報マスメディア学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=887&name=media
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現代武道学科のDPは下記のリンクを参照してください。
現代武道学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=902&name=gbd
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子ども運動教育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
子ども運動教育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=867&name=kdm
アクティブ・ラーニングについて
授業の一般目標
歴史学の初歩的な理解をもって歴史事例を検討できる能力を養うことを目標とする。
授業の履修目標
対象領域内容
認知的領域歴史学の初歩を理解する。
情意的領域学術的な知見をもって歴史事例について考察する。
技能表現的領域レポートなどで授業内容を的確に論じる。
授業の到達目標
対象領域内容
認知的領域歴史学の初歩を理解できる。
情意的領域学術的な知見をもって歴史事例について考察できる。
技能表現的領域レポートなどで授業内容を的確に論じることができる。
ルーブリック
評価項目評価基準
十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている十分に達成している
【履修目標】
おおむね達成している最低限達成している
【到達目標】
達成していない
不可・放棄
歴史学の初歩を理解できる。歴史学の初歩を極めて十分に理解できる。歴史学の初歩を十分に理解できる。歴史学の初歩を概ね理解できる。歴史学の初歩をある程度理解できる。歴史学の初歩を理解できていない。
学術的な知見をもって歴史事例について考察できる。学術的な知見をもって歴史事例について極めて十分に考察できる。学術的な知見をもって歴史事例について十分に考察できる。学術的な知見をもって歴史事例について概ね考察できる。学術的な知見をもってある程度歴史事例について考察できる。学術的な知見をもって歴史事例について考察できない。
レポートなどで授業内容を的確に論じることができる。レポートなどで授業内容を極めて十分に的確に論じることができる。レポートなどで授業内容を十分に的確に論じることができる。レポートなどで授業内容を概ね的確に論じることができる。レポートなどで授業内容をある程度的確に論じることができる。レポートなどで授業内容を的確に論じることができない。
授業計画(全体)
本授業では、社会史、文化史、スポーツ史、現代史の観点から、授業ごとに幾つかの事例を取り上げて解説する。毎回の授業では一回ごとに完結した内容を取り扱うが、全体としていずれも身体、身体運動、運動文化に関わるテーマであり、各授業回は相互に関連するものと理解して受講すること。
授業計画(各回のテーマ等)
Noテーマ内容オンライン授業授業外学修時間数
1.ガイダンス本授業の全体の構想および流れについて説明する。事前にシラバスを熟読しておく。4時間
2.社会史の視点①世界観中近世フランスの祭りの事例を題材に、人々が自らを取り巻く「世界」をどのように認識していたのか、について理解を深める。事前にレジュメおよび指定された文献等を熟読しておく。4時間
3.社会史の視点②日常と非日常中近世イギリスのマス・フットボールを題材に、非日常的な遊びの空間の意味について日常生活との対比で理解を深める。事前にレジュメおよび指定された文献等を熟読しておく。4時間
4.社会史の視点③こころとからだ古代ギリシャの身体観について、当時の社会を規定していた価値意識との関連から理解を深める。事前にレジュメおよび指定された文献等を熟読しておく。4時間
5.ふりかえり①第2回から第4回までの授業内容を振り返りながら、補足説明やフィードバックを実施する。これまでの授業内容を再確認し、理解が不十分な点を抽出しておく。4時間
6.文化史の視点①ファッション近代イギリスにおけるファッションの変遷を取り上げて、身体を装うことの歴史的意味について理解を深める。事前にレジュメおよび指定された文献等を熟読しておく。4時間
7.文化史の視点②サブカルチャー主にポピュラー音楽を題材として、対抗文化の歴史性について理解を深める。事前にレジュメおよび指定された文献等を熟読しておく。4時間
8.文化史の視点③フィットネス19世紀末から世界を席巻したフィジカル・カルチャーの歴史を繙きながら、身体への眼差しの変化に関する理解を深める。事前にレジュメおよび指定された文献等を熟読しておく。4時間
9.ふりかえり②第6回から第8回の授業内容を振り返りながら、補足説明やフィードバックを実施する。これまでの授業内容を再確認し、理解が不十分な点を抽出しておく。4時間
10.戦後日本スポーツ史①1964東京五輪1964東京五輪前後の日本社会に焦点を当て、オリンピックの開催が社会にもたらした影響について理解を深める。事前にレジュメおよび指定された文献等を熟読しておく。4時間
11.戦後日本スポーツ史②余暇と福祉戦後日本の余暇・福祉政策の歴史をもとに、社会におけるスポーツの位置付けについて理解を深める。事前にレジュメおよび指定された文献等を熟読しておく。4時間
12.戦後日本スポーツ史③健康と衛生戦後日本の健康・衛生政策の歴史をもとに、社会におけるスポーツの位置付けについて理解を深める。事前にレジュメおよび指定された文献等を熟読しておく。4時間
13.ふりかえり③第10回から第12回の授業内容を振り返りながら、補足説明やフィードバックを実施する。これまでの授業内容を再確認し、理解が不十分な点を抽出しておく。4時間
14.歴史からみる現代社会①個人化「個人」の成立史を踏まえながら、現代社会における個人化の位相と諸問題について理解を深める。事前にレジュメおよび指定された文献等を熟読しておく。4時間
15.歴史からみる現代社会②脱人間化「人間」という観念の変容を辿りながら、現代社会における脱人間化の諸問題について理解を深める。事前にレジュメおよび指定された文献等を熟読しておく。4時間
成績評価方法(方針)
成績は授業ごとに課すレポート課題および期末課題によって総合的に評価する。
成績評価方法(詳細)
到達目標\評価方法認知的領域情意的領域技能表現的領域評価割合(%)
定期試験評価対象外
授業内レポート70
授業外レポート評価対象外
演習・実技評価対象外
授業態度30
出席欠格条件
レポートの実施・返却(方針)
提出されたレポートのうち、優れた内容のものについては授業時間内にフィードバック(講評)を実施する。また全レポートは採点のうえ、希望者に返却する。
履修上の注意(受講学生に望むこと)
・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。
大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うだけでなく、積極的に歴史学の入門書を読むなど、意欲的な学修態度を示して欲しい。推薦図書(参考書)は授業時間内に適宜提示する。
関連科目
歴史と人間
教科書
書名著者出版社出版年
01使用しない。
参考書
書名著者出版社出版年
01授業時間内に提示する。
オフィスアワー
月曜2限(10:20-11:50)
GCR
ele3hma
その他
備考
感染症や災害の発生時の非常時には、授業形態をオンラインに変更する場合がありますので、
大学の指示に従い受講して下さい。