科目ナンバリングI-SIM211J-03
科目コード512130
科目名文章実践論(演習)
科目名(英語)Writing Ⅱ
学科スポーツ情報マスメディア学科
学年2年
学期集中
授業形態
必修・選択の別
単位数2
担当教員日下 三男
齋藤 長行
開講の別同時開講


実務経験の有無
新聞社での実務経験あり
授業の概要
この授業では学生が自ら企画・調査する「調査報道」を取り上げ、記事完成までを指導する。また、調査報道とは何か、ジャーナリズムの本質、メディアの特性という大きな問題について、実務経験を生かして具体的に紹介する。
DPとの関連性
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体育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
体育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=1167&name=taiiku
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健康福祉学科のDPは下記のリンクを参照してください。
健康福祉学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=581&name=kenhuku
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スポーツ栄養学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ栄養学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=712&name=eiyo
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スポーツ情報マスメディア学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ情報マスメディア学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=727&name=media
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現代武道学科のDPは下記のリンクを参照してください。
現代武道学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=742&name=gbd
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子ども運動教育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
子ども運動教育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=707&name=kdm
アクティブ・ラーニングについて
課題解決型学習(PBL)
反転学習
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
授業の一般目標
「調査報道」というジャーナリズムの本質に関わる部分を理解する糸口にする。また、スポーツ競技など関心のある分野からテーマを見つけ、調査を深めていくことによってマスメディア、政治、文化などの問題を身近なものとして考える。
授業の履修目標
対象領域内容
認知的領域ジャーナリズムの基本を考える。
情意的領域社会の出来事を的確に受け止める。
技能表現的領域多くの人に簡潔に伝わる文章を書く。
授業の到達目標
対象領域内容
認知的領域ジャーナリズムの基本を考えることができるようになる。
情意的領域記事を実際に書いていくことで表現力を身に着けることができる。
技能表現的領域多くの人に簡潔に伝わる文章を書くことができる。
ルーブリック
評価項目評価基準
十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている十分に達成している
【履修目標】
おおむね達成している最低限達成している
【到達目標】
達成していない
不可・放棄
ジャーナリズムジャーナリズム精神に基づき社会の出来事を極めて的確に文章化できるジャーナリズム精神に基づき社会の出来事を十分に文章化できるジャーナリズム精神に基づき社会の出来事をある程度は文章化できるジャーナリズム精神に基づき社会の出来事を文章化できるのが限定的ジャーナリズム精神に基づき社会の出来事を的確に文章化できない
社会を受け止める社会をあらゆる視点で受け止めることが的確にできる社会をあらゆる視点で受け止めることが十分にできる社会をあらゆる視点で受け止めることがある程度はできる社会をあらゆる視点で受け止めることが限定的社会をあらゆる視点で受け止めることができない
簡潔な文章自分の意見を簡潔な文章で的確にまとめることができる自分の意見を簡潔な文章で十分にまとめることができる自分の意見を簡潔な文章で的確にまとめることがある程度はできる自分の意見を簡潔な文章で的確にまとめることが限定的自分の意見を簡潔な文章で的確にまとめることができない
授業計画(全体)
授業ではまず「調査報道とは?」という問題について短く講義をする。その後、個人またはグループごとにテーマを見つけ、それぞれが下調べと取材をしていく。担当教員は毎週各人、グループと単独ミーティングをし、進捗状況を確認して、取材状況と記事内容について指導する。中間発表と最終プレゼンテーションが義務付けられる。最後に調査報道記事としてまとめ、提出する。
授業計画(各回のテーマ等)
Noテーマ内容オンライン授業授業外学修時間数
1.オリエンテーション担当教員紹介、授業目標と進め方、シラバス、成績評価の方法を説明する。シラバスを熟読する。過去1週間の新聞を熟読する。4時間
2.「調査報道」の講義及び新聞紙面上での検証調査報道の歴史、意義、課題を学び、新聞の調査報道記事を検証する。朝日、河北両紙の調査報道記事を探し、ポイントをチェックする。4時間
3.調査報道とは―活字・放送①新聞、テレビの調査報道記事、番組を読み、または見て特長を整理する。前週末までの調査報道記事を読んで1本切り抜いてくる。4時間
4.調査報道とは―活字・放送②(A)前回授業の感想文を持ち寄り発表(B)1本切り抜いた調査報道記事の感想などをメモにしてまとめたものを発表する。業で取り上げた新聞記事、テレビ番組の感想をメモにまとめる。4時間
5.単独、グループ企画の発表個人、またはグループで役割分担をして図書館などで資料を探す。どういう企画で調査報道をするか考えてくる。4時間
6.企画に関する基礎知識の下調べ個人、またはグループで役割分担をして図書館などで資料を探す。前の時間内に収集した資料の検討と整理をする。4時間
7.企画の問題意識、先行取材企画の問題意識を共有し、企画の幅を広げるための調査を行い発表する。資料に基ずく先行取材について、単独か役割を決めてやってくる。4時間
8.取材、執筆実際に現場に行き、取材をしてきて記事にまとめる。各自の役割に応じて取材、執筆の準備をする。4時間
9.中間発表個人、またはグループごとにこれまでの成果を発表する。発表する内容をまとめてくる。4時間
10.調査報道の補足個人、グループの発表ごとに批評し、調査報道として補う点を指摘する。他の発表例も参考にして足りないものを整理してくる。4時間
11.取材、執筆それぞれ単独、または役割分担をして必要な取材をし、記事にまとめる。指摘された部分を再考し、記事を訂正してくる。4時間
12.取材、執筆それぞれ単独、または役割分担をして必要な取材をし、記事にまとめる。前の時間内でできなかったことをやってくる。4時間
13.プレゼンテーション個人、またはグループごとに記事を発表し、批評を受ける。または批評する。発表内容をしっかり点検したり、話し合ったりしてくる。4時間
14.プレゼンテーション個人、またはグループごとに記事を発表し、批評を受ける。または批評する。批評された部分で改訂すべきところを修正する。4時間
15.校了間違いがないか最終チェックし記事化する。紙面構成や記事内容を再点検し、最終作成・提出に備える。4時間
成績評価方法(方針)
レポート(70%)、中間発表(30%)の結果に基づき、総合的に評価する。提出レポートについては、プレゼンテーションの中で要点を指導する。それをどう生かしたかが評価のポイントになる。提出されたレポートはコメントを付したうえで返却する。
成績評価方法(詳細)
到達目標\評価方法認知的領域情意的領域技能表現的領域評価割合(%)
定期試験評価対象外
授業内レポート評価対象外
授業外レポート100%
演習・実技評価対象外
授業態度評価対象外
出席欠格条件
レポートの実施・返却(方針)
提出されたレポートは授業で講評しながら返却する。
履修上の注意(受講学生に望むこと)
・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。
・日々の新聞に目を通すとともに配布した資料を持参する。
関連科目
メディア系科目
教科書
書名著者出版社出版年
01使用しない
参考書
書名著者出版社出版年
01断片的なものの社会学岸政彦朝日出版2015
02仕事の手帳最相葉月日本経済新聞出版社2014
03ノンフィクションの技法ジョン・マクフィー白水社2020
オフィスアワー
日下研究室(5体3F)木曜10:20~11:5
GCR
wwacool
その他
備考
感染症や災害の発生時の非常時には、授業形態をオンラインに変更する場合がありますので、
大学の指示に従い受講して下さい。