科目ナンバリングI-SIM222J-01
科目コード113040
科目名映像実践論(演習)
科目名(英語)Practical Editing Analysis for Imagery Intelligence
学科スポーツ情報マスメディア学科
学年2年
学期集中
授業形態
必修・選択の別
単位数2
担当教員藤本 晋也
開講の別単独開講


実務経験の有無
日本代表サポートチームや競技団体での情報戦略(映像)活動の実務経験を有する
授業の概要
ビデオカメラや映像編集機器といったIT関連機器の普及は、スポーツ活動現場においても顕著であり、コーチングやプロモーションなど、さまざまな場面で欠かせないものとなっている。この状況に伴い、撮影を専門的に行なうスタッフのニーズも高まってきている。本演習では、実務経験を活かしスポーツ情報を効果的に伝えるためにより実践的な映像の撮影方法や、編集方法及び活用方法について演習形式で授業を展開する。
DPとの関連性
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体育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
体育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=704&name=taiiku
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健康福祉学科のDPは下記のリンクを参照してください。
健康福祉学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=118&name=kenhuku
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スポーツ栄養学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ栄養学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=249&name=eiyo
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スポーツ情報マスメディア学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ情報マスメディア学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=264&name=media
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現代武道学科のDPは下記のリンクを参照してください。
現代武道学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=279&name=gbd
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子ども運動教育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
子ども運動教育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=244&name=kdm
アクティブ・ラーニングについて
課題解決型学習(PBL)
反転学習
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
授業の一般目標
実践的なスポーツ情報の特性を学ぶとともに、スポーツ情報に対する現場のニーズを把握する。その上で状況に応じた情報を効果的に伝えることができるようになるために、より実践的な映像撮影方法や編集方法について学ぶことで、現場のニーズに対応できる情報アプローチの観点と専門的スキルを身につける。
授業の履修目標
対象領域内容
認知的領域スポーツ現場に合わせた映像活用方法について具体的例を示しながら説明できる。現場に即した映像が果たす役割やその特徴について具体的例を示しながら説明することができる。
情意的領域常に映像提供対象側の視点に立ち、その対象が情報(映像)を提供された時にどのような効果が出れば成功かを考えられる。映像を用いた情報を効果的に伝えるための方法を積極的に考えることができる。
技能表現的領域より実践的かつスポーツ現場に即した映像撮影の観点や編集に必要な専門的スキルを身につける。映像を用いた情報を場に応じた方法を使って効果的に伝えることができる。
授業の到達目標
対象領域内容
認知的領域スポーツ現場に合わせた映像活用方法について説明できる。現場に即した映像が果たす役割やその特徴を説明することができる。
情意的領域常に映像提供対象側の視点に立ち、その対象が情報(映像)を提供された時にどのような効果が出れば成功かを考えられる。映像を用いた情報を効果的に伝えるための方法を積極的に考えることができる。
技能表現的領域より実践的かつスポーツ現場に即した映像撮影の観点や編集に必要な専門的スキルを身につける。映像を用いた情報を場に応じた方法を使って効果的に伝えることができる。
ルーブリック
評価項目評価基準
十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている十分に達成している
【履修目標】
おおむね達成している最低限達成している
【到達目標】
達成していない
不可・放棄
映像のもたらす効果とその理解度スポーツ現場に合わせた映像活用方法を説明できる。競技現場に即した映像が果たす役割やその特徴を具体的に説明することができる。スポーツ現場に合わせた映像活用方法を説明でき、さらに現場に即した映像が果たす役割やその特徴を具体的に説明することができる。スポーツ現場に合わせた映像活用方法を説明できるが、現場に即した映像が果たす役割やその特徴を具体的に説明することができない。スポーツ活動における映像活用の現状が理解できており、基本的知識が身についている。スポーツ現場における映像活用の現状がわかっておらず、基本的知識が身についていない。
撮影・編集映像提供対象側の視点に立ち、その対象にもたらされる効果を具体的に考えながら撮影や編集等を行うことができる。映像を用いた情報を効果的に伝えるための方法を積極的に考え新しい方法にもチャレンジしている。編集者としての視点だけでなく提供する人が何を望んでいるのかをしっかりと調査し、意見交換を行いながら撮影編集を進めることができる。映像提供対象側の視点に立ち、もたらされる効果を考慮した撮影や編集等を行うことができない。しかし、基本的な撮影と編集はできる。撮影・編集ができ、課題に該当する映像を作ることができる。撮影・編集ができず、課題に該当する映像を作ることができない。
提供方法より実践的かつスポーツ現場に即した映像撮影の観点や編集に必要な専門的スキルを身につけ、映像を用いた情報を場に応じた方法を使って効果的かつ的確に伝えることができる。スポーツ現場で発生するニーズに対してに即した映像映像を作成・提供することができる。映像を作成するだけでなく、それらの映像を用いた情報を、場に応じた機器を使って効果的に伝えることができる。映像を作成することができ、伝える(見せる)ことはできるが、場に応じた機器を使って効果的に伝えることができない。映像を作成することができないだけでなく、場に応じた情報伝達もできない。
授業計画(全体)
日本代表チームやナショナルチームでの情報戦略活動などトップスポーツ現場による実務経験を活かし、情報を効果的に伝える観点から講義(演習)を行う。各授業は資料および視聴覚教材を用いた講義を行なう。またスポーツ活動現場のニーズを踏まえた実践的な方法論を学ぶため、各競技団体/チームの事例や現場を活用し、グループワークや実習も行なう。学生は各授業毎に、授業の理解度及び達成度を明らかにするためのフィードバックを小レポート形式で提出する。
授業計画(各回のテーマ等)
Noテーマ内容オンライン授業授業外学修時間数
1.オリエンテーション担当教員の紹介、授業の目標と進め方、シラバス説明、成績評価の方法シラバスを熟読すること4時間
2.競技における映像活用①競技現場で求められる「映像」とはなにか。なぜそれが求められているのかを考える。授業時に連絡する出題課題について調べ、レポートをまとめる4時間
3.競技における映像活用②競技現場で求められる「映像」とはなにか。なぜそれが求められているのかを考える。授業時に連絡する出題課題について調べ、レポートをまとめる4時間
4.競技における映像活用③映像素材収集(撮影)の観点と方法について学ぶ。授業時に連絡する出題課題について調べ、レポートをまとめる4時間
5.競技における映像活用④映像撮影機器種類と特性について学ぶ授業時に連絡する出題課題について調べ、レポートをまとめる4時間
6.競技における映像活用⑤映像分析・編集機器の種類と特性について学ぶ。授業時に連絡する出題課題について調べ、レポートをまとめる4時間
7.競技における映像活用⑥映像素材の管理と利活用について学ぶ。授業時に連絡する出題課題について調べ、レポートをまとめる4時間
8.競技における映像活用⑦スポーツ競技活動における、新たな撮影手法と撮影構図を考える。授業時に連絡する出題課題について調べ、レポートをまとめる4時間
9.グループ演習①<収集・分析>グループ毎にテーマと対象を決定し、関連映像の収集と分析を行なう。授業時に連絡する出題課題について調べ、レポートをまとめる4時間
10.グループ演習②<収集・分析>グループ毎にテーマと対象を決定し、関連映像の収集と分析を行なう。授業時に連絡する出題課題について調べ、レポートをまとめる4時間
11.グループ演習③<編集>収集・分析した映像を編集する。課題の撮影・編集と授出題課題について調べ、レポートをまとめる4時間
12.グループ演習④<編集>収集・分析した映像を編集する。課題の撮影・編集と授出題課題について調べ、レポートをまとめる4時間
13.グループ演習⑤<編集>収集・分析した映像を編集する。課題の撮影・編集と授出題課題について調べ、レポートをまとめる4時間
14.グループ演習⑥<アウトプット>編集した映像について指定する観点に基づきドキュメンテーション(文書化)するとともに、その内容をプレゼンテーションする。最終課題映像についてのプレゼンテーションの準備をする4時間
15.グループ演習⑦<アウトプット>編集した映像について指定する観点に基づきドキュメンテーション(文書化)するとともに、その内容をプレゼンテーションする。最終課題映像についてのプレゼンテーションの準備をする4時間
成績評価方法(方針)
評価は、授業時間中および時間外に求められるレポートや提出物に関する評価、1)レポート(30%)、2)最終ドキュメンテーション(30%)で行なう。さらに実際に行われた活動に対する評価、3)プレゼンテーション(20%)を行う。履修態度や姿勢(10%)として総合的に評価を行う。出席は、評価割合に加えず欠格条件となる。提出されたレポート等の内容について、授業内で解説しフィードバックする。
成績評価方法(詳細)
到達目標\評価方法認知的領域情意的領域技能表現的領域評価割合(%)
定期試験評価対象外
授業内レポート30%
授業外レポート30%
演習・実技20%
授業態度20%
出席欠格条件
レポートの実施・返却(方針)
授業毎及び最終課題等、適宜教員より出題し、科目GCRにてレポートの提出を行い、返却もGCRで行います。その際、個々にコメントする場合と、授業内で全体に解説する場合。また、相互理解のためディスカッション等を行いながら返却する。
レポートは感想文ではなく出題されたテーマに関しての“知識”や“理解度”を示すもので、文書は「である」調を使う。まずは、テーマについて徹底的に調べ、しっかり考えること。
履修上の注意(受講学生に望むこと)
・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。
・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。
・2/3以上の出席がない学生は、単位を修得することができない(欠格条件)
・20分以上の遅刻は欠席とみなす。
・授業計画は、授業の進捗により変更することがある。
・授業内レポート提出等でメールを使用するので添付ファイルが送受信可能なメールアドレス(学内アドレス及びプライベートアドレス)を用意すること。
・作成した映像データが保存できるよう、USB、ポータブルハードディスク等を準備する。
関連科目
映像基礎、スポーツ情報戦略論実習Ⅰ、スポーツ情報戦略論実習Ⅱ
教科書
書名著者出版社出版年
01特に指定しない
参考書
書名著者出版社出版年
01授業内で紹介、または参考資料を配布
オフィスアワー
藤本研究室 F棟2階 月10:20~11:50
GCR
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その他
対面不可の場合、本学のコロナウイルスガイドラインに準拠し感染拡大防止策を講じ原則オンラインで実施。。
備考
感染症や災害の発生時の非常時には、授業形態をオンラインに変更する場合がありますので、
大学の指示に従い受講して下さい。