科目ナンバリングC-ISS232J-01
科目コード710120
科目名仙台大学の専門教養演習Ⅱ(水泳)
科目名(英語)Sports&Cultural Context Ⅱ
学科全学科
学年3年
学期通年
授業形態演習
必修・選択の別必修
単位数2
担当教員渡邉 泰典
開講の別単独開講


実務経験の有無
授業の概要
本科目は仙台大学独自の教養科目である。「水泳」を通してリテラシーの体得を目指す。「水泳」を題材として本学の建学の精神と基本理念である実学と創意工夫を体験し、本学のポリシーを参照し、ポートフォリオによって各自で学修の成果を確認する。受講生は自らカリキュラムのマネジメントを行い、本学をフィールドとして体得したリテラシーは仙台大学独自の専門教養となろう。
DPとの関連性
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体育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
体育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=668&name=taiiku
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健康福祉学科のDPは下記のリンクを参照してください。
健康福祉学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=82&name=kenhuku
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運動栄養学科のDPは下記のリンクを参照してください。
運動栄養学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=213&name=eiyo
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スポーツ情報マスメディア学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ情報マスメディア学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=228&name=media
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現代武道学科のDPは下記のリンクを参照してください。
現代武道学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=243&name=gbd
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子ども運動教育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
子ども運動教育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=208&name=kdm
アクティブ・ラーニングについて
課題解決型学習(PBL)
反転学修
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
授業の一般目標
「水泳」に関する専門的な知識と体験を通して、本学でしか学べないリテラシーの体得を目指す。その際、ポートフォリオのまとめ方を実学として体験し、高度な専門的教養を修得することで、卒業後の様々な場面において活用できる創意工夫の重要性を理解する。本授業は基礎編であり「水泳」のアウトラインについて十分な知識の習得を目指して欲しい。
授業の到達目標
対象領域内容
認知的領域リテラシーに関するあらゆる知識について総合的な教養として思考することができる。
情意的領域科目に限定されない知識と本学の有形無形の財産に触れ創意工夫の基礎を実感する。
技能表現的領域ポートフォリオの原理とまとめ方について説明できる。
授業計画(全体)
それぞれの受講クラスに於いて3科学領域の各種のトピックを、教養知識という切り口から整理し、演習方式の授業で学生に提供し、ポートフォリオにより自立学習を促す。または、各受講クラスにおいて活動等を学生に提供し、ポートフォリオにより自立学習を促す。学んだことについて学生同士のディスカッション、プレゼンテーションを行う。
授業計画(各回のテーマ等)
Noテーマ内容授業外学修時間数
1.オリエンテーション本クラスの学修を進める際の具体的な流れについて説明する。開始前にクラス運営について予習し、授業後は日程や今後の準備を確認する。4時間
2.仙台大学の教養教育体系導入演習および体育系大学の基礎教養で学んだ教育体系を再確認し、専門教養演習に必要な基礎知識を体系化する。導入演習と体育系大学の基礎教養を復習する。4時間
3.競泳競技の特性、トレーニング、コーチング(自然科学1)競泳競技の特性とそれに伴うトレーニング、コーチング手法について説明し、レポートを作成する。競泳競技の競技規則について事前に調べる。4時間
4.水球競技の特性、トレーニング、コーチング(自然科学2)水球競技の特性とそれに伴うトレーニング、コーチング手法について説明し、レポートを作成する。水球競技の競技規則について事前に調べる。4時間
5.飛込競技の特性、トレーニング、コーチング(自然科学3)飛込競技の特性とそれに伴うトレーニング、コーチング手法について説明し、レポートを作成する。飛込競技の競技規則について事前に調べる。4時間
6.AS競技の特性、トレーニング、コーチング(自然科学4)アーティスティックスイミング競技の特性とそれに伴うトレーニング、コーチング手法について説明し、レポートを作成する。AS競技の競技規則について事前に調べる。4時間
7.OWS競技の特性、トレーニング、コーチング(自然科学5)オープンウォータースイミング競技の特性とそれに伴うトレーニング、コーチング手法について説明し、レポートを作成する。OWS競技の競技規則について事前に調べる。4時間
8.日本泳法(古式泳法)の各流派の紹介と特性(人文科学1)各流派の泳法の違いを理解して、その特性について説明し、レポートを作成する。各流派の現在の取り組みについて調べる。4時間
9.コーチングのための言語技術(人文科学2)情報を正しく伝えるためのバーバル/ノンバーバル言語の活用方法について説明し、レポートを作成する。各競技の特性に応じた言語技術の使い分けについて考える。4時間
10.コーチングのためのアンガーマネジメント(人文科学3)体罰防止に向けたアンガーマネジメントの方法について説明し、レポートを作成する。自分なりのアンガーマネジメントの方法を考える。4時間
11.水泳競技とドーピング(社会科学1)水泳競技におけるドーピングの事例とそれによる処分の実情を知り、不正防止のための方策について説明し、レポートを作成する。ドーピングを未然に防ぐ方法を考える。4時間
12.水泳競技(個人種目系)の最近の研究動向(自然・人文・社会)最新の研究と、そこから得られる科学的知見のコーチングへの活用可能性について説明し、レポートを作成する。競泳や飛込に関わる研究論文を読んで要約する。4時間
13.水泳競技(団体種目系)の最近の研究動向(自然・人文・社会)最新の研究と、そこから得られる科学的知見のコーチングへの活用可能性について説明し、レポートを作成する。各競技・種目のプレーにおけるカロリー消費量等を計測する。4時間
14.グッドコーチとは何か(人文科学4)良い指導者(グッドコーチ)とは何かについてグループ討論を交えて説明し、レポートを作成する。これまで関わりのあるコーチはどんな指導者だったかを事前に考えてまとめる。4時間
15.グッドコーチになるために(人文科学5)良い指導者(グッドコーチ)になるにはどのような事を学ばなければならないかグループ討論を交えて説明し、レポートを作成する。全15回の授業内容を総括する。4時間
16.ポートフォリオおよびレポートの提出(最終回)ポートフォリオとレポートの提出をもって考査とする。教員より指摘があれば改善し再提出する。4時間
成績評価方法(方針)
原則として、ポートフォリオとレポートの成果をもって認定する。
成績評価方法(詳細)
到達目標\評価方法認知的領域情意的領域技能表現的領域評価割合(%)
定期試験評価対象外
授業内レポート60%
授業外レポート20%
演習・実技20%
授業態度評価対象外
出席欠格条件
レポートの実施・返却(方針)
科目の目標とする「リテラシーの体得」について、ポートフォリオとレポートの確認から十分達成されているかを確認し評価する。同時に「水泳」に関する理解の深まりについても評価する。
履修上の注意(受講学生に望むこと)
・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。
担当教員の指示に従い、ポートフォリオについて確認するので、学修の成果を明確にしておくこと。それをもとにレポート等の作成を指示する。
関連科目
Ⅰは基礎編、Ⅱは応用編である。Ⅲは完成編であり、Ⅰ、Ⅱとして履修する学生に対してメンターの役割が求められる。
教科書
書名著者出版社出版年
01なし
参考書
書名著者出版社出版年
01なし
オフィスアワー
火曜日12:00~13:00 (LC棟2階207研究室) 連絡先:ysn-watanabe@sendai-u.ac.jp
その他
クラス変更は変更先の定員に余裕があれば許可する場合もある。ただし開講後の年度途中の変更は認めない。
備考
感染症や災害の発生時の非常時には、授業形態をオンラインに変更する場合がありますので、
大学の指示に従い受講して下さい。