科目ナンバリングS-STG021J-01、N-STG021J-01、I-STG021J-01、M-STG021J-01
科目コード552050
科目名教育相談
科目名(英語)School Counseling
学科体育学科、スポーツ栄養学科、スポーツ情報マスメディア学科、現代武道学科
学年2年
学期後期
授業形態講義
必修・選択の別選択
単位数2
担当教員白幡 真紀
開講の別同時開講


実務経験の有無
高等学校でのキャリア・アドバイザーとしての実務経験を有する。
授業の概要
教育相談は、学校における児童・生徒への実践的な支援・援助活動である。本講義は、教育相談の理論や内容、方法・技術、学校における実践、関連する心理学的基礎等を体系的に講義する。さらに、児童・生徒をめぐる様々な問題の現状と課題を取り上げ、解説する。
DPとの関連性
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体育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
体育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=668&name=taiiku
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健康福祉学科のDPは下記のリンクを参照してください。
健康福祉学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=82&name=kenhuku
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運動栄養学科のDPは下記のリンクを参照してください。
運動栄養学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=213&name=eiyo
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スポーツ情報マスメディア学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ情報マスメディア学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=228&name=media
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現代武道学科のDPは下記のリンクを参照してください。
現代武道学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=243&name=gbd
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子ども運動教育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
子ども運動教育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=208&name=kdm
アクティブ・ラーニングについて
授業の一般目標
学校における教育相談の意義や内容、技法、現状、心理学的基礎や指導体制等、教育相談に関する基礎的事項を理解する。学校における児童・生徒をめぐる問題について理解し、教育現場での活用に繋げられるよう考察を深める。
授業の到達目標
対象領域内容
認知的領域日本における教育相談の現状と課題を説明できる。
情意的領域現在の児童・生徒をめぐる問題について、教育相談の観点から自ら課題を設定することができる。
技能表現的領域
授業計画(全体)
各授業のテーマに沿った講義を行う。教育相談の基礎的知識を紹介したうえで、教育の様々な場面から具体的な教育相談のあり方について概観する。
授業計画(各回のテーマ等)
Noテーマ内容授業外学修時間数
1.オリエンテーション本講義の計画と内容、授業の進め方、成績評価の方法、留意事項等について説明する。シラバス・教科書(生徒指導提要)を準備する。4時間
2.学校教育における教育相談生徒指導と教育相談の意義、我が国における教育相談のなりたちと概要、教育相談における教師の役割について解説する講義内容を復習する。4時間
3.幼児期から青年期にかけての発達の理解幼児期の発達、児童期の発達、青年期の発達について概説する。発達の段階と重要キーワードについて復習する。4時間
4.児童期の悩みと理解児童期の心理的発達と悩み、児童の自尊感情の状態の理解について概説する。児童期の心理発達について重要キーワードを復習する。4時間
5.青年期の葛藤と理解青年期の心理的葛藤、精神疾患と危機介入について概説する。青年期の心理的問題について復習する。4時間
6.心理療法についての基礎知識フロイト、ユング、アドラー、ベックのそれぞれの心理療法について基礎的知識を解説する。学習プリントを復習する。4時間
7.小テストこれまでの講義内容について小テストを実施する。4時間
8.子どもを支える専門職の役割と連携①校内における各教師の役割と校内連携について概説する。学習プリントを復習する。4時間
9.子どもを支える専門職の役割と連携②校外専門職の役割と専門職連携について概説する学習プリントを復習する。4時間
10.子どもを支える専門職の役割と連携③実際の支援と連携はどのような形で行われるか、専門家を招いて話を聞く。講演の感想を提出する。4時間
11.学校におけるカウンセリングの技法と実際カウンセリングの考え方や基本的態度を理解し、様々なカウンセリングの技法について学ぶ。教科書を復習し、事例を考察する。4時間
12.学生支援とは:仙台大学の修学サポートを例に青年期の支援について、本学の「修学サポート制度」を取り上げ、その内実や課題等について明らかにする。感想を提出する。4時間
13.学校における教育相談の歴史と課題スクールカウンセラーという役割が認められるずっと以前から、学校の教師は個別に生徒の相談に乗ってきた。この課題について理解する。感想を提出する。4時間
14.教育相談の課題:相談員の経験と視点から教育相談の課題、そしてこれから学校をはじめ、様々な場所で相談に関わりたい学生が持つべき心構えを解説する。感想を提出する。4時間
15.これまでの総括試験前のまとめとして、これまでの総括および解説を行う。本講義の要点の確認とその復習を行う。4時間
16.期末試験これまで学んだすべての内容について試験を行う。4時間
成績評価方法(方針)
小テスト・定期試験の結果(70%)に、受講態度や授業内レポート・意欲・関心(30%)を加味して評価する。なお、学則に従い総授業数の2/3以上の出席のないものに定期試験の受験資格がない。
成績評価方法(詳細)
到達目標\評価方法認知的領域情意的領域技能表現的領域評価割合(%)
定期試験70%
授業内レポート30%
授業外レポート評価対象外
演習・実技評価対象外
授業態度加減点あり
出席欠格条件
レポートの実施・返却(方針)
レポート等は返却せず、スコアを成績に考課する。
履修上の注意(受講学生に望むこと)
・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。
教員志望で意欲のある学生の受講を基本とするため、教員志望者としてふさわしくない行為・態度については厳格に対処する。自己都合による欠席、20分以上の遅刻は欠席とする。第1回のオリエンテーションは必ず出席するものとし、欠席する場合は必ず事前に連絡すること。授業の進度で内容の前後や変更の可能性もあり得る。Googleクラスルームから必要な資料や情報を入手すること。
関連科目
生徒指導論、教育心理学、臨床心理学、精神保健学、教育の制度等
教科書
書名著者出版社出版年
01生徒指導提要文部科学省教育図書H22
参考書
書名著者出版社出版年
01学習指導要領
02生徒指導リーフレット国立教育政策研究所
オフィスアワー
金曜日11:50~12:40
その他
白幡研究室 A509 原則としてメールで問い合わせること
備考
感染症や災害の発生時の非常時には、授業形態をオンラインに変更する場合がありますので、
大学の指示に従い受講して下さい。