科目ナンバリングC-NAT111J-02
科目コード533020
科目名エコロジー概論
科目名(英語)Guidance of Ecology
学科体育学科、スポーツ栄養学科、スポーツ情報マスメディア学科、現代武道学科、子ども運動教育学科
学年1年
学期後期
授業形態講義
必修・選択の別選択
単位数2
担当教員山内 明樹
開講の別単独開講


実務経験の有無
教員経験を有する
授業の概要
毎回、テーマに応じた資料を配付、スライドに沿って講義及び対話形式で授業を行う。導かれる課題について自身の考えを整理、グループワーク(相互評価・探求)、解決案をまとめ発表する。
DPとの関連性
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体育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
体育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=668&name=taiiku
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健康福祉学科のDPは下記のリンクを参照してください。
健康福祉学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=82&name=kenhuku
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運動栄養学科のDPは下記のリンクを参照してください。
運動栄養学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=213&name=eiyo
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スポーツ情報マスメディア学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ情報マスメディア学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=228&name=media
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現代武道学科のDPは下記のリンクを参照してください。
現代武道学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=243&name=gbd
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子ども運動教育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
子ども運動教育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=208&name=kdm
アクティブ・ラーニングについて
課題解決型学習(PBL)
反転学修
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
授業の一般目標
エコロジー(生態学)は、生物と環境の関係を明らかにする学問。本講では、主要対象とするエコシステム(生態系)の構造や機能、特性、ヒトの出現以降の人間活動の影響について理解・考察する。生態系・生物多様性の保全の重要性を認識するとともに、持続可能な利用(共生)に求められる資質・態度を身につける。
授業の到達目標
対象領域内容
認知的領域生態系の構造や機能、特性について理解し、基本的な用語について説明できる。
情意的領域生態系の持続可能な利用(共生)に求められる資質・態度を身につける。
技能表現的領域講義・グループワークを通じ、科学的な探求の手法・課題解決力を身につける。
授業計画(全体)
各回、テーマに応じた資料を配付、スライドに沿って講義及び対話形式で授業を行う。導かれる課題について自身の考えを整理、グループワーク(相互評価・探求)、解決案をまとめ発表する。  
授業計画(各回のテーマ等)
Noテーマ内容授業外学修時間数
1.オリエンテーション目的、進め方、評価方法について説明。エコロジーの主要対象とするエコシステムの構造や機能、特性について説明、自然の多様性を概観する。配付資料内容の確認・復習4時間
2.生物と環境環境は、生態系を読み解くキーワード。複雑・多様な影響(改変作用、相互作用)について理解し、エコロジーの基本的な考え方を身につける。配付資料内容の確認・復習4時間
3.生物多様性Ⅰ(生物間相互作用と共生)生態系は、多様な植物、動物、微生物の間の複雑・多様な関係によってつくられ、生物多様性の維持に大きく依存していることを理解する。配付資料内容の確認・復習4時間
4.生物多様性Ⅱ(自然選択と遺伝変異)自然選択による適応進化(環境戦略)、突然変異が、遺伝情報を変化・多様化させ、生物の進化、多様化を生み出すことを理解する。配付資料内容の確認・復習4時間
5.生物多様性Ⅲ(生命の歴史と生物の多様化)生命史を通じて適応進化を主導した生物間相互作用と、環境変動への適応が生む生物の多様性と地球環境(生息・生育環境)の変遷を理解する。配付資料内容の確認・復習4時間
6.生態系機能とシステムの保全生態系の主要な機能、バイオマス生産、物質循環、エネルギーの流れについて学習し、生物多様性とシステムの保全の関係性・重要性を理解する配付資料内容の確認・復習4時間
7.生態系とヒトの出現ヒトは、地球上に出現してから現在まで、生態系の「恵み」を利用し暮らしを営んできた。生態系に及ぼす人間活動の影響を考察する。配付資料内容の確認・復習4時間
8.生態系と人間活動人間活動が生態系に及ぼす影響で、地球環境や生物多様性に根本的な変化が生じている。地球環境の限界と変化の背景にある人間活動を評価する配付資料内容の確認・復習4時間
9.生態系と人間(大気への影響Ⅰ)温室効果ガスの増加、廃棄物処理、地球温暖化(気候変動)が生態系と人間生活に及ぼす影響を理解する。配付資料内容の確認・復習4時間
10.生態系と人間(大気への影響Ⅱ)オゾン層の破壊、大気汚染、酸性雨、異常気象(現象の激甚化・頻発化)が生態系と人間生活に及ぼす影響を理解する。配付資料内容の確認・復習4時間
11.生態系と人間(陸域への影響Ⅰ)農地の拡大、化学肥料・農薬・食品添加物の過剰使用、食品廃棄物が生態系と人間生活に及ぼす影響を理解する。配付資料内容の確認・復習4時間
12.生態系と人間(陸域への影響Ⅱ)淡水・資源の過剰消費、森林の消失、砂漠化が生態系と人間生活に及ぼす影響を理解する。配付資料内容の確認・復習4時間
13.生態系と人間(水域への影響)富栄養化、海洋酸性化、汚染物質の蓄積、プラスチック汚染、合成洗剤の過量使用等の過量消費が生態系と人間生活に及ぼす影響を理解する。配付資料内容の確認・復習4時間
14.生物多様性の保全生物多様性の保全・再生、その持続可能な利用(共生)のための新たな枠組み(SDGs等)、目標を理解し、実践(方策と行動)に学ぶ。配付資料内容の確認・復習4時間
15.生態系の保全生態系の保全・健全化、その持続可能な利用(共生)のための新たな枠組み(SDGs等)、目標を理解し、実践(方策と行動)に学ぶ。配付資料内容の確認・復習4時間
16.総合テスト
エコロジー
エコロジー(生態学)は、生物と環境の関係を明らかにする学問。本講では、人類が「エコロジー」を学ぶ意味を考える。配付資料内容の確認・復習4時間
成績評価方法(方針)
定期試験(60%)、提出物(レポート:20%)、出席(演習等への取組:20%)
成績評価方法(詳細)
到達目標\評価方法認知的領域情意的領域技能表現的領域評価割合(%)
定期試験60%
授業内レポート20%
授業外レポート評価対象外
演習・実技20%
授業態度評価対象外
出席欠格条件
レポートの実施・返却(方針)
レポートの実施に関しては、授業内で指示します。
履修上の注意(受講学生に望むこと)
・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。
マハトマ・ガンジーは、「地球に住む一人ひとりが自分ごととして課題を捉え、変化の担い手になる」ことの重要性を指摘した。本講を通じ、コミュニケーションを図りながら課題を探求し、主体性を持って解決に取り組むことを期待する。              
関連科目
生物科学
教科書
書名著者出版社出版年
01特になし。配布資料提供。
参考書
書名著者出版社出版年
01生態学関連書籍、高校生物教科書、高校化学教科書
02高校生物教科書
オフィスアワー
教育企画課を通して行うこと。
その他
備考
感染症や災害の発生時の非常時には、授業形態をオンラインに変更する場合がありますので、
大学の指示に従い受講して下さい。