実務経験の有無 | | 幼稚園、中・高等学校教員、全国大会のコーチ及び審判の実務経験に基づき発生論的運動学について解説する。 |
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授業の概要 | | 体育教師やスポーツ指導者に必須となる科目です。動物や機械とは異なる人間の運動とは何なのか。巧みな動きがはじめて「できるようになり」、練習によって自在に動けるようになるまでに現れる身体知について解説します。実際の運動学習の際に直面する様々な問題を具体例を取り上げながら考えていきます。 |
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DPとの関連性 | | |
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体育学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=668&name=taiiku |
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. | | 健康福祉学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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健康福祉学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=82&name=kenhuku |
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. | | 運動栄養学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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運動栄養学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=213&name=eiyo |
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. | | スポーツ情報マスメディア学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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スポーツ情報マスメディア学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=228&name=media |
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. | | 現代武道学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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現代武道学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=243&name=gbd |
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. | | 子ども運動教育学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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子ども運動教育学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=208&name=kdm |
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アクティブ・ラーニングについて | | | | | 課題解決型学習(PBL) | | | | 反転学修 | ■ | | | ディスカッション | | | | ディベート | | | | グループワーク | | | | プレゼンテーション | ■ | | | 実習 | | | | フィールドワーク | | | |
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授業の一般目標 | | 保健体育科教員、スポーツ指導者として、動き方を教える際の前提となる基本的運動認識と観察・指導力について理解できるようにする。 |
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授業の到達目標 | | | | | | 対象 | 領域 | 内容 | | | | ■ | 認知的領域 | スポーツ運動の諸概念と正しい運動認識を理解できる。 | | | | ■ | 情意的領域 | 動きを覚える、教えるための身体知が理解できる。 | | | | | 技能表現的領域 | | | | |
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授業計画(全体) | | 最新の理論を具体的な運動例を取り入れながら平易に解説していく。 |
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授業計画(各回のテーマ等) | | | | | | | | No | テーマ | 内容 | 授業外学修 | 時間数 | | | | | | 1. | オリエンテーション | シラバスに基づき、本講義の授業概要、目標、評価方法、課題提出方法、参考文献などの説明を行う。 | 講義の受講方法を理解する。 | 4時間 | | | | | | 2. | スポーツ指導にまつわる今日的諸問題 | 体育教師やコーチが無意識のうちに様々な隠れ蓑をまとうことで専門性が問われいる現状を概観し、発生指導理論の必要性を浮き彫りにする。 | スポーツ指導のどのような問題があるのかを復習する | 4時間 | | | | | | 3. | スポーツ実践とスポーツ科学の断層 | スポーツ科学の現状を概観し、何故、理論と実践に断層が生まれてしまうのか根本的な問題を探り、人間の運動研究の独自性を解説する。 | スポーツ科学の現状について復習する | 4時間 | | | | | | 4. | コーチングの基礎理論の誕生 | ドイツにおける運動理論の台頭と日本のモルフォロギー運動学の発展様相を概観し、スポーツ実践者に身近で中核になる理論について解説する。 | 自然科学と運動の理論の違いを復習する | 4時間 | | | | | | 5. | 古い体育と新しい体育 | 日本独特のラジオ体操、集団行動指導の歴史的背景と、古典的な運動認識の特徴について解説する。 | 身近な体験例を用いて復習する | 4時間 | | | | | | 6. | 「客観性]と「正しさ」との関係 | 主観と客観、因果思考、データー化と統計的思考の諸問題について。実際の感覚と判断の根拠について身近な例をもとに解説する。 | 審判の主観性に対する問題点を復習する | 4時間 | | | | | | 7. | 計測困難な運動のかたち(質) | 運動の質に対する判断根拠とは。質が決して客観的な差として表せないことをモザイク化問題との関連で解説する。 | 身近な例を用いて復習する | 4時間 | | | | | | 8. | 「体力づくり」の楽しさを探る | 「体力つくり」「トレーニング」の諸問題を取り上げる。「体力」用語の認識実態や「運動技能」との関係を「構築化」問題との関連で解説する | 体力どいう用語の多義性を復習する | 4時間 | | | | | | 9. | 「うまくなる体力づくり」と「強くなる体力づくり」 | 学校体育や競技場面における体力づくりと健康目的の体力つくりの基本的な違いを踏まえ、「できる」ための「体力づくり」の実践を解説する。 | 体力概念が曖昧なことを復習する | 4時間 | | | | | | 10. | 競技力と指導力 | 「できていた」のに「教えられない」、「できなかった」のに「教えられる」のは何故なのか。能動的学習と受動的学習の違いについて解説する | 身近なコツとカンの例を復習する | 4時間 | | | | | | 11. | 「やりたくない」意識を読み取る | 「やりたくない」」「やってみたい」という気持ちの違いは何故生じるのか。動感形成の原志向位相における問題を実際の例とともに解説する。 | 自分の身近な経験を例に復習する | 4時間 | | | | | | 12. | 「わかる」と「できる」の違い | 頭でわかっていることが実際には「できそう」「できそうもない」と感じてしまうことを、「コツ」「カン」の発生との関連で解説する。 | コツとカンの特性と相互の関係を復習する | 4時間 | | | | | | 13. | 映像利用学習の問題性 | 指導要領に示されているICT機器利用の現状に潜む問題点を理解し、発生学習のための基本認識について解説する。 | 観察能力の重要性を復習する | 4時間 | | | | | | 14. | コツ・カンの発生指導 | 実際の指導の際に必要となる運動の観察、・感覚の移入、課題の把握を踏まえ、めあて、道しるべの在り方について解説する。 | 段階的学習の特性について復習する | 4時間 | | | | | | 15. | 全講義のまとめと復習 | これまでの内容を体系論的に理解するとともに、実践的探求への手がかりとする 試験方法についての解説。 | 講義全体の内容を復習する | 4時間 | | | | | | 16. | 試験 | 実践例とのかかわりを重視した記述問題が中心 | 参考書、配布プリント、各自ノートを十分復習し試験に万全を期す。 | 4時間 | | | | | |
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成績評価方法(方針) | | 各回の授業内容の理解度ないし関連課題をノート提出によって確かめます(欠席分も含む)。自分の運動経験を通して課題内容が分析・記述できていることを評価します。 |
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成績評価方法(詳細) | | | | | | | | 到達目標\評価方法 | 認知的領域 | 情意的領域 | 技能表現的領域 | 評価割合(%) | | | | | | 定期試験 | ◎ | | | 80% | | | | | | 授業内レポート | ○ | | | 20% | | | | | | 授業外レポート | ― | ― | ― | 評価対象外 | | | | | | 演習・実技 | ― | ― | ― | 評価対象外 | | | | | | 授業態度 | | | ○ | 減点対象 | | | | | | 出席 | 欠格条件 | | | | | |
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レポートの実施・返却(方針) | | 毎回の授業レポートを提出し、次回講義の冒頭に回答の概要や補足説明を行う。 |
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履修上の注意(受講学生に望むこと) | | ・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。 | ・運動学に興味をもっていること ・豊富な運動経験が必要です(レベルは問わない) ・授業内容は毎年進化します ・教員志望者には必須科目です |
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関連科目 | | スポーツ技術観察論、スポーツコーチング指導法実習、ジュニアスポーツ指導論 |
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教科書 | | |
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参考書 | | | | | | | | № | 書名 | 著者 | 出版社 | 出版年 | | | | | | 01 | 「コツとカンの運動学」日本スポーツ運動学会編 大修館 | 日本スポーツ運動学会 | 大修館 | 2020 | | | | | |
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オフィスアワー | | |
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その他 | | |
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備考 | | 感染症や災害の発生時の非常時には、授業形態をオンラインに変更する場合がありますので、 大学の指示に従い受講して下さい。 |
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