科目ナンバリングI-SIM211J-03
科目コード134200
科目名文章基礎(演習)
科目名(英語)Basic Writing Skills
学科スポーツ情報マスメディア学科
学年1年
学期前期
授業形態演習
必修・選択の別必修
単位数2
担当教員日下 三男
佐藤 修
安藤 歩美
開講の別同時開講


実務経験の有無
新聞社、放送局で実務経験あり
授業の概要
メディアでの実務経験を生かして、記事の書き方を含め文章作成の基礎能力養成を中心に指導する。異なる媒体や文体によって情報がどのように伝えられているのか、またその違いを説明し、文章作成の基礎練習を繰り返し伝授する。
DPとの関連性
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体育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
体育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=668&name=taiiku
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健康福祉学科のDPは下記のリンクを参照してください。
健康福祉学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=82&name=kenhuku
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運動栄養学科のDPは下記のリンクを参照してください。
運動栄養学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=213&name=eiyo
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スポーツ情報マスメディア学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ情報マスメディア学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=228&name=media
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現代武道学科のDPは下記のリンクを参照してください。
現代武道学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=243&name=gbd
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子ども運動教育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
子ども運動教育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=208&name=kdm
アクティブ・ラーニングについて
課題解決型学習(PBL)
反転学修
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
授業の一般目標
記事作成の基本原則である5W1Hと逆三角形の書き方をしっかりと身に着ける。各授業のテーマごとに記事の作成練習をし、やがては論文執筆にも通じる「取材」「調査」の必要性を感じ取る。「書く」だけでなく、裏表の関係にある「読む」にも力点を置いて学ぶ。主に新聞が教材となる。
授業の到達目標
対象領域内容
認知的領域記事の書き方の基本、ほかの文体との違いを理解できるようになる。
情意的領域客観性、中立性など取材と記事作成の原則を理解できるようになる。
技能表現的領域簡潔な文章と記事が書けるようになる。
授業計画(全体)
新聞、雑誌、フォトジャーナルなどを用いて講義を行う。特に新聞のコラム、社説、一般記事を使って授業の毎回課題を提出させる。教室外での取材も体験する。
授業計画(各回のテーマ等)
Noテーマ内容授業外学修時間数
1.オリエンテーション担当教員の紹介、授業の進め方、レポート提出や成績評価の仕方を説明する。新聞を読む。習慣づけるために1面ヘッドラインニュースを毎日手書きする。4時間
2.記事の基本技法5W1Hの意味と重要性を説明し、記事を実際に書きながら難しさを知る。新聞1面のヘッドラインニュース手書き。「あなたの一押し記事」4時間
3.記事作成の技法①自分を第3人称で紹介する短文を作成する。自分の性格や特徴、10年後の姿などをどう伝えればよいかを客観視し考える。Who am I?ヘッドラインニュース手書き。人物紹介の書き方復習。「河北春秋」手書き。4時間
4.記事作成の技法②前回作成した文章を見直し、再度作成の練習を行い、発表する。ヘッドラインニュース手書き。社説の縮約・要約。4時間
5.縮約と要約新聞の社説を題材に縮約と要約を試みる。文章の簡潔性とは何かを学び取る。ヘッドラインニュース手書き。写真撮影の技法を復習。河北春秋の見出し付け。4時間
6.写真を撮る写真は文章100行に匹敵する。写真で自分の意図をどう表現できるか。「職業」をテーマに写真5枚を撮影。それぞれタイトルを付ける。ヘッドラインニュース手書き。「イチ押し記事」作成。4時間
7.写真をストーリー化課題のイチ押し記事発表。撮ってきた写真の中から複数枚を選び、ストーリー仕立てで編集する。ヘッドラインニュース手書き。写真撮影などを復習する。社説の縮約・要約。4時間
8.インタビューと執筆①課題の社説縮約・要約を解説。取材で人物を深く掘り下げる。テーマは「家族」。ヘッドラインニュース手書き。インタビュー取材。4時間
9.インタビューと執筆②人物を文章と写真で浮き彫りにする。ヘッドラインニュース手書き。プレゼンテーションの準備をする。4時間
10.インタビューと執筆③「私の家族」発表と合評。ヘッドラインニュース手書き。インタビュー取材の手法を復習。4時間
11.インタビューと執筆④前週に続き「私の家族」発表と合評。ヘッドラインニュース手書き。「あなたが大切にする方言」4時間
12.方言「あなたが大切にする方言」を発表・合評。ヘッドラインニュース手書き。「あなたの地域の課題」を考える。4時間
13.記事(期末レポート作成)①「あなたの地域の課題」をテーマに記事作成。ヘッドラインニュース手書き。4時間
14.記事(期末レポート作成)②「あなたの地域の課題」に取り組む。ヘッドラインニュース手書き。プレゼンテーションの準備をする。4時間
15.課題提出プレゼンテーションと講評。ヘッドラインニュース手書き。ノート提出。4時間
16.予備予備。4時間
成績評価方法(方針)
授業内レポート(50%)、授業外レポート(50%)。第11回の授業までは毎回、新聞コラムの筆写と要約か、自分が選んだ新聞の一押し記事についての課題提出があり、いずれも提出の翌週に評価コメントを付記して返却する。
成績評価方法(詳細)
到達目標\評価方法認知的領域情意的領域技能表現的領域評価割合(%)
定期試験評価対象外
授業内レポート25%
授業外レポート50%
演習・実技25%
授業態度評価対象外
出席欠格条件
レポートの実施・返却(方針)
節目の授業で発表してもらい、講評する。
履修上の注意(受講学生に望むこと)
・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。
・毎回の配布資料を持参し、ノートをとること。
関連科目
メディア系全科目
教科書
書名著者出版社出版年
01使用しない
参考書
書名著者出版社出版年
01日本語練習帳大野晋岩波書店1999
02日本語教室井上ひさし新潮社2011
03記者ハンドブック第13版共同通信社共同通信社2016
04朝日新聞記者の200字文章術真田正明さくら舎2021
05文章の書き方辰野和男岩波書店1994
オフィスアワー
日下(5体3F)=水曜10:20~11:50
その他
新聞の一般紙を中心に、関連資料を配布する。
備考
感染症や災害の発生時の非常時には、授業形態をオンラインに変更する場合がありますので、
大学の指示に従い受講して下さい。