実務経験の有無 | | |
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授業の概要 | | スポーツの歴史を知るだけでなく、スポーツを通じて歴史を知ることが本講義の概要である。どのような時代背景のもとでスポーツという文化が生み出されたのか、そしてスポーツはその時代の何を表象するのか、という問題に焦点を据えた授業を展開する。なお、本講義では、私たちが生きている「いま・ここ」としての現代との歴史的連続性を鑑み、近代という時代に注目し、近代スポーツの歴史的意味を問う。 |
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DPとの関連性 | | |
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体育学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=668&name=taiiku |
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. | | 健康福祉学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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健康福祉学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=82&name=kenhuku |
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. | | 運動栄養学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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運動栄養学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=213&name=eiyo |
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. | | スポーツ情報マスメディア学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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スポーツ情報マスメディア学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=228&name=media |
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. | | 現代武道学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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現代武道学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=243&name=gbd |
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. | | 子ども運動教育学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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子ども運動教育学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=208&name=kdm |
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アクティブ・ラーニングについて | | |
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授業の一般目標 | | 近代スポーツの歴史を論理的に秩序立てて説明できるようになること、および近代スポーツを通じて歴史を読み解く力を養うことを一般目標とする。 |
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授業の到達目標 | | | | | | 対象 | 領域 | 内容 | | | | ■ | 認知的領域 | スポーツの歴史を多角的な見地から理解できる。 | | | | ■ | 情意的領域 | 歴史の中のスポーツの意義を論じることができる。 | | | | ■ | 技能表現的領域 | 専門的な用語や概念を駆使して説明できる。 | | | |
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授業計画(全体) | | 各回ごとにテーマは異なるが、全体のテーマは「近代スポーツを知る/スポーツから近代を知る」ことにある。たとえば、私たちが一般に親しむスポーツの殆どは近代に誕生したが、それはなぜだろうか。スポーツとその歴史性について様々な題材をもとに論じていく。 |
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授業計画(各回のテーマ等) | | | | | | | | No | テーマ | 内容 | 授業外学修 | 時間数 | | | | | | 1. | 近代スポーツの指標 | 近代スポーツと近代以前のスポーツの相違について、幾つかの指標を用いて説明する。 | 「アレン・グットマン」について調べる。 | 4時間 | | | | | | 2. | 近代体育の誕生 | 近代国民国家の形成過程を辿りながら、体育と国民教育の関係を問う。 | 「フリードリヒ・ヤーン」について調べる。 | 4時間 | | | | | | 3. | 近代スポーツと教育 | パブリックスクールの歴史を紐解き、スポーツが教育的価値を獲得したことの意味を探る。 | 「トマス・アーノルド」について調べる。 | 4時間 | | | | | | 4. | スポーツと市民 | イギリスのクラブ文化を事例としながら、スポーツがシティズンシップの形成に果たした役割を検討する。 | 「パブリックハウス」について調べる。 | 4時間 | | | | | | 5. | スポーツの国際化 | スポーツが西洋から非西洋へと展開する過程と理由について、アフリカとインドの事例をもとに探る。 | 「チーフスカレッジ」について調べる。 | 4時間 | | | | | | 6. | スポーツと性差 | 男性文化としてのスポーツの位相を検討したうえで、女性のスポーツ参加の道筋を追う。 | 「アリス・ミネア」について調べる。 | 4時間 | | | | | | 7. | スポーツと人種 | 白人文化としてのスポーツの位相を踏まえたうえで、非白人のスポーツ参加の道筋を追う。 | 「トミー・スミス」について調べる。 | 4時間 | | | | | | 8. | スポーツとレクリエーション | 「再生産」という意味を持つレクリエーションの歴史を辿り、スポーツを通じて再生産される対象を問う。 | 週末や休日の過ごしかたを振り返る。 | 4時間 | | | | | | 9. | 養生から健康へ | 近代スポーツと健康の関係について、近代における健康観の変遷から考える。 | 「「養生訓」について調べる。 | 4時間 | | | | | | 10. | スポーツとメディア | スポーツを報道するメディアからスポーツを主催するメディアへの変容を大正期の日本を舞台として検討する。 | 「甲子園野球」について調べる。 | 4時間 | | | | | | 11. | スポーツする身体 | 「身体が資本」という考え方の台頭と定着過程について、ラジオ体操の歴史から読み解く。 | 「ラジオ体操」について調べる。 | 4時間 | | | | | | 12. | 運動会という文化 | 日本独特の文化としての運動会が生まれた経緯と意味について民衆娯楽と国民教育の双方の観点から探る。 | 「運動会」について調べる。 | 4時間 | | | | | | 13. | 近代文化としての武道 | 武道と武術の相違を述べたうえで、明治以降に武道という伝統が発明された理由を示す。 | 柔道や剣道などの歴史を探る。 | 4時間 | | | | | | 14. | 振り返り① | 第1-7回の授業内容の復習と要点の確認。 | レジュメを見直す。 | 4時間 | | | | | | 15. | 振り返り② | 第8-13回の授業内容の復習と要点の確認。 | レジュメを見直す。 | 4時間 | | | | | | 16. | | | | 4時間 | | | | | |
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成績評価方法(方針) | | 原則として定期試験の結果を最重視する。それとは別に自学自習の量と質で加点する。自学自習の提出は任意であり、優れた内容のものは授業時間内にフィードバックをしたうえで、提出者に返却する。私語は厳禁とし、違反者は減点対象する。 |
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成績評価方法(詳細) | | | | | | | | 到達目標\評価方法 | 認知的領域 | 情意的領域 | 技能表現的領域 | 評価割合(%) | | | | | | 定期試験 | ◎ | | ◎ | 70% | | | | | | 授業内レポート | ― | ― | ― | 評価対象外 | | | | | | 授業外レポート | 〇 | ◎ | 〇 | 20% | | | | | | 演習・実技 | ― | ― | ― | 評価対象外 | | | | | | 授業態度 | | | | 10% | | | | | | 出席 | 欠格条件 | | | | | |
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レポートの実施・返却(方針) | | 授業外レポートを適宜実施する。提出されたレポートのうち優れた内容のものは授業時間を通じて口頭にてフィードバックする。全レポートについては採点対象とし、学生からの申し出に応じて添削、返却する。 |
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履修上の注意(受講学生に望むこと) | | ・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。 | 大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。 レジュメは全て授業時間内(オンデマンドの場合は授業開始前)に配布する。取り損ねた場合は本授業のGCRから各自で入手すること。 |
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関連科目 | | スポーツ社会学、体育原理、教養科目全般、教職科目全般 |
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教科書 | | |
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参考書 | | |
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オフィスアワー | | |
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その他 | | |
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備考 | | 感染症や災害の発生時の非常時には、授業形態をオンラインに変更する場合がありますので、 大学の指示に従い受講して下さい。 |
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