科目ナンバリングS-pht213J-02、I-pht213J-04
科目コード113120
科目名水泳
科目名(英語)Swimming
学科体育学科、スポーツ情報マスメディア学科
学年1年
学期前期
授業形態実技
必修・選択の別選択
単位数1
担当教員渡邉 泰典
開講の別単独開講


実務経験の有無
中学校及び高等学校での実務経験を有する
授業の概要
本授業では、水の物理的・生理的特性を講義すると共に、実際に水が身体に及ぼす影響を解説して、その活用方法を提示する。また、水泳技能習得のための指導に加えて、水泳不得意者を対象とした指導上のコツや留意点(安全管理に関する内容を含む)を説明し、理論と実践を通して水泳の基礎能力を養成する。担当教員の実務経験を活かして、基本的な泳力と水辺活動をする際の基本的な技術を身につけられるよう、授業を展開する。
DPとの関連性
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体育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
体育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=668&name=taiiku
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健康福祉学科のDPは下記のリンクを参照してください。
健康福祉学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=82&name=kenhuku
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運動栄養学科のDPは下記のリンクを参照してください。
運動栄養学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=213&name=eiyo
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スポーツ情報マスメディア学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ情報マスメディア学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=228&name=media
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現代武道学科のDPは下記のリンクを参照してください。
現代武道学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=243&name=gbd
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子ども運動教育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
子ども運動教育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=208&name=kdm
アクティブ・ラーニングについて
課題解決型学習(PBL)
反転学修
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
授業の一般目標
体温、心拍数、代謝、姿勢などの観点から、水が身体に及ぼす影響を理解する。水中事故防止に関する安全管理の基礎理論を理解する。水中での身体の使い方と呼吸の仕方を理解し、状況に応じて使い分けることができるようになる。水泳動作のメカニズムと指導法を理解する。
授業の到達目標
対象領域内容
認知的領域水泳・水中運動の基本的技能とそのメカニズムを理解し、説明することができる。水中事故を未然に防ぐための方法を理解し、安全に配慮して運動することができる。
情意的領域水中特有の浮遊感の中で、運動することの楽しさを知る。水泳技能の習得と向上、泳タイムの短縮を通して、水泳・水中運動に興味を持てるようになる。
技能表現的領域泳げない者は泳げるようになる。泳げる者は自らの技能の向上と泳タイムの短縮はもとより、水泳不得意者に対する指導体験を通して、泳法指導の基礎を身につける。
授業計画(全体)
最初に教室にて安全管理の基礎理論を講義する。続いてプールにて実技に入り、浮き身等の水慣れの後、クロール・平泳ぎの2種目について、そのメカニズムと指導法を紹介する。その後の授業は、高技能者は指導体験を、低技能者は泳法習得のためのトレーニングを重ねる。今年度は、大学のコロナウイルスに関するガイドラインに準拠し、授業は、原則、対面で行うが、教員からの連絡や資料の配布、課題の提出はGCRを活用する。
授業計画(各回のテーマ等)
Noテーマ内容授業外学修時間数
1.オリエンテーション授業の趣旨・内容・展開方法等について説明する。シラバスを熟読すること。1時間
2.水泳指導法【講義】「水泳指導者とはどうあるべきか」を主たるテーマに、必要条件、資質、取り組み方、 泳法理論等を指導者の立場から理解させる。水泳指導の心得について復習すること。1時間
3.水中安全管理と安全対策【講義】指導上のマナー、事故と責任、環境整備、用具の取り扱いと管理の方法、水泳の衛生管理、事故とその判例等について解説する。水中安全管理と安全対策について復習すること。1時間
4.水慣れ、およびクロール・平泳ぎ能力調査【実技】プール利用上の規則を周知し、入水時のマナー、水慣れの方法を説明する。加えて、クロール及び平泳ぎの泳能力調査を実施する。入水、水慣れの方法について復習すること。1時間
5.浮き身・立泳ぎ(巻足)泳法の原理紹介、体験【実技】指導員による模範演技を基に、初心者指導にも繋がる浮き身・立泳ぎの原理、習得方法を解説、実技体験をしながら習得する。浮き身と立ち泳ぎについて復習すること。1時間
6.クロール・背泳ぎ泳法の原理紹介【実技】指導員による模範泳法を基に、両泳法の原理、泳げない原因を解説する。加えてその原因を改善するための矯正法、指導法を紹介する。クロールと背泳ぎの泳法の違いについて復習すること。1時間
7.平泳ぎ・バタフライ泳法の原理紹介【実技】指導員による模範泳法を基に、平泳ぎ泳法を主体に両泳法の原理、泳げない原因を解説する。平泳ぎとバタフライの泳法の違いについて復習すること。1時間
8.クロール・平泳ぎの初心者指導法紹介【実技】クロール・平泳ぎを対象に、泳げない原因を改善するための矯正法、すなわち、初心者指導法を紹介する。クロールと平泳ぎの初心者指導法について復習すること。1時間
9.第1次泳法実技検定【実技】100m個人メドレー(50Br+50Fr)の泳法検定を行う。合格者は指導員となり指導体験に移行する。不合格者はノルマ練習を行う。検定結果を踏まえて各自の課題について復習すること。1時間
10.クロール・平泳ぎ習得指導法体験およびトレーニング①【実技】指導員は、不合格者を対象に初心者指導体験を行う。不合格者は指導員に従い課題に応じて練習を行い泳力向上を目指す。クロールと平泳ぎの泳法習得の方法について復習すること。1時間
11.クロール・平泳ぎ習得指導法体験およびトレーニング②【実技】クロール・平泳ぎ泳法を対象に前回同様のシステムで各自、自主的に実施する。クロールと平泳ぎの泳法習得の方法について復讐すること。1時間
12.クロール・平泳ぎ習得指導法体験およびトレーニング③【実技】クロール・平泳ぎ泳法を対象に前回同様のシステムで各自、自主的に実施する。クロールと平泳ぎの泳法習得の方法について復讐すること。1時間
13.水泳・水中運動①【実技】水中における運動指導法と実際について、水中ウォーキング等を例に挙げながら解説する。水中運動の種類と実施上の注意点について復習すること。1時間
14.水泳・水中運動②【実技】水中における運動指導法と実際について、アクアビクス等を例に挙げながら解説する。水中運動の種類と実施上の注意点について復習すること。1時間
15.水泳・水中運動③【講義】水中運動指導に関わる知識(健康運動指導士、健康運動実践指導者資格取得にも関わる)、水の原理、水泳の特性、効果等を解説する。水の特性について復習すること。1時間
16.水泳・水中運動④、第2次泳法実技検定【実技】水中における運動指導法とトレーニングを解説すると共に、水泳不合格者を対象に、2種目メドレーの泳法検定を行う。検定結果について復習すること。1時間
成績評価方法(方針)
実技は、100m(50m平泳ぎ+50mクロール)完泳が最低合格ラインで(可)評価、これに立泳ぎ1分間か背泳ぎ・バタフライ25m完泳で(良)評価となる。更に指導体験を2回以上実施した者が(優)評価となる。(秀)評価は前述の全種目で高得点者に与えられる。理論に関わる講義は必ず出席。欠席の場合、レポート課題が課せられ、怠った場合は(不可)評価となる。提出レポートは授業内で解説しながら返却する。
成績評価方法(詳細)
到達目標\評価方法認知的領域情意的領域技能表現的領域評価割合(%)
定期試験評価対象外
授業内レポート評価対象外
授業外レポート評価対象外
演習・実技80%
授業態度20%
出席欠格条件
レポートの実施・返却(方針)
レポート実施する場合は、授業内で指示をします。
履修上の注意(受講学生に望むこと)
・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。
①教職志望者は受講すること。
②泳げるようになりたいと真剣に希望する者であれば、泳ぎが苦手であっても歓迎する。
③海浜実習の受講希望者が望ましい。
④本学指定の水着でしか受講できない。指定の水泳帽も必要となる。
関連科目
海浜実習、水上安全法(含実習)、種目別コーチング演習Ⅰ(水泳)、同Ⅱ(水泳)、スポーツコーチング実習(渡邉泰クラス)
教科書
書名著者出版社出版年
01使用しない
参考書
書名著者出版社出版年
01使用しない
オフィスアワー
火曜日12:00~13:00 (LC棟2階207研究室)
その他
ysn-watanabe@sendai-u.ac.jp
備考
感染症や災害の発生時の非常時には、授業形態をオンラインに変更する場合がありますので、
大学の指示に従い受講して下さい。