実務経験の有無 | | | | | 1 「どのような実務経験を持つ教員か」 | 国立青少年教育施設における実務経験を有する。 | | | 2 「実務家経験がどのようにこの科目と関連するか」 | 青少年教育事業の企画・実施、指導者養成、調査研究の経験は、本科目の「青少年教育」「学習プログラム開発」「ファシリテーション」「現状分析と課題発見」と関連する。これらの経験は、生涯学習支援の実践的理解に資する。 | | | 3 「実務家経験の科目への活かし方」 | 国立施設での事業例(チームを育む野外活動、環境問題を扱う体験学習)を紹介し、教育効果を具体的に解説する。指導者養成経験から、効果的な支援を考察する。調査研究から、青少年の学習ニーズと課題を考察する。 | | |
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授業の概要 | | 本科目は、生涯学習支援の中核を担う社会教育の意義とその実践についての理解を目指す科目である。特に、現代社会における生涯学習の重要性や、地域社会における社会教育の役割について理解を深める。講義では、青少年、成人、高齢者など、様々なライフステージにある人々の生活課題や学習ニーズ、学習行動の現状を把握し、それぞれの特徴に応じた社会教育のあり方や方策等について、理論と実践事例を手がかりに検討する。さらに、社会教育主事や社会教育施設職員などの指導者の役割、社会教育行政の仕組み、公民館や図書館などの社会教育施設の現状と課題についても解説する。また、国内外の先進的な社会教育実践や生涯学習支援に関する最新動向についても学び、これからの社会教育・生涯学習の可能性について考察する。授業では、一部グループワークやディスカッションを取り入れ、学生が主体的に学び、相互に学び合うことを促す。 |
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DPとの関連性 | | |
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体育学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=890&name=taiiku |
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. | | 健康福祉学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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健康福祉学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=915&name=kenhuku |
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. | | スポーツ栄養学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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スポーツ栄養学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=1021&name=eiyo |
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. | | スポーツ情報マスメディア学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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スポーツ情報マスメディア学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=1502&name=media |
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. | | 現代武道学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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現代武道学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=1075&name=gbd |
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. | | 子ども運動教育学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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子ども運動教育学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=1040&name=kdm |
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アクティブ・ラーニングについて | | | | | 課題解決型学習(PBL) | | | | 反転学習 | | | | ディスカッション | ■ | | | ディベート | | | | グループワーク | ■ | | | プレゼンテーション | | | | 実習 | | | | フィールドワーク | ■ | | |
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授業の一般目標 | | 生涯学習を推進する基盤となる社会教育の意義と役割、その現代的展開について理解し、生涯学習を支援する人材に求められる視点や役割を学ぶことを通して、生涯学習支援を担う人材としての自己のキャリア形成について考える契機とすることを目指す。 |
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授業の履修目標 | | | | | | 対象 | 領域 | 内容 | | | | ■ | 認知的領域 | 生涯学習・社会教育の意義や役割、歴史的変遷を理解し、説明できる。 | | | | ■ | 情意的領域 | 生涯学習・社会教育の現代的課題について、当事者意識を持って考え、自分なりの意見を表明できる。 | | | | ■ | 技能表現的領域 | 地域や社会の課題解決につながる生涯学習支援の具体的な方策を提案することができる。 | | | |
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授業の到達目標 | | | | | | 対象 | 領域 | 内容 | | | | ■ | 認知的領域 | 生涯学習・社会教育の意義や役割、歴史的変遷について理解し、要点を説明することができる。 | | | | ■ | 情意的領域 | 生涯学習・社会教育の現代的課題に関心を持ち、それらについて、自分の意見を述べることができる。 | | | | ■ | 技能表現的領域 | 地域課題や社会状況に応じた生涯学習支援のアイディアを構想し、提案書を作成することができる。 | | | |
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ルーブリック | | | | | | | | | 評価項目 | 評価基準 | | | | | | 十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている | 十分に達成している 【履修目標】 | おおむね達成している | 最低限達成している 【到達目標】 | 達成していない | | | | | | 秀 | 優 | 良 | 可 | 不可・放棄 | | | | | | | 生涯学習・社会教育の意義や役割 | 生涯学習・社会教育の意義や役割、歴史的変遷について正確に理解し、その要点を的確に説明し、自己の意見を明確に表現できる。 | 生涯学習・社会教育の意義や役割、歴史的変遷について正確に理解し、その要点を的確に説明できる。 | 生涯学習・社会教育の意義や役割、歴史的変遷について理解し、その要点を説明できる。 | 生涯学習・社会教育の意義や役割、歴史的変遷についておおむね理解し、その要点を説明できる。 | 生涯学習・社会教育の意義や役割、歴史的変遷に関する理解や説明が不十分である。 | | | | | | | 生涯学習・社会教育の現代的課題への関心 | 生涯学習・社会教育の現代的課題に関心をもち、多様な情報を収集し、それらに基づいて論理的に考察し、自分なりの意見を明確に表現できる。 | 生涯学習・社会教育の現代的課題に関心をもち、それらについて、論理的に考察し、自分なりの意見を述べることができる。 | 生涯学習・社会教育の現代的課題に関心をもち、それらについて、自分なりの意見を述べることができる。 | 生涯学習・社会教育の現代的課題に関心をもち、それらについて、おおむね意見を述べることができる。 | 生涯学習・社会教育の現代的課題への関心や、課題に関する意見表明が不十分である。 | | | | | | | 地域課題や社会状況に応じた生涯学習支援の構想と提案 | 多様な学習者のニーズや状況を的確に捉え、地域課題や社会状況に応じた生涯学習支援のアイディアを構想し、具体的かつ実現可能な提案書を論理的に作成できる。 | 多様な学習者のニーズや状況を捉え、地域課題や社会状況に応じた生涯学習支援のアイディアを構想し、提案書を作成することができる。 | 地域課題や社会状況に応じた生涯学習支援のアイディアを構想し、提案書を作成することができる。 | 地域課題や社会状況に応じた生涯学習支援のアイディアをおおむね構想し、提案書を作成することができる。 | 地域課題や社会状況に応じた生涯学習支援のアイディアの構想や、提案書の作成が不十分である。 | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | |
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授業計画(全体) | | 生涯学習概論Bでは、現代社会における生涯学習の重要性と社会教育の役割を理解する。多様な人々の学習ニーズや、社会教育主事等の役割、社会教育行政、施設の現状と課題を把握。青少年、成人、高齢者教育等の実践事例も検討。ネットワークやファシリテーション等、支援方法も学ぶ。グループワーク等を活用し、主体的・協働的な学びを促す。最終回では、これまでの学びの振り返りとキャリア形成について考える。 |
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授業計画(各回のテーマ等) | | | | | | | | | No | テーマ | 内容 | オンライン授業 | 授業外学修 | 時間数 | | | | | | | 1. | オリエンテーション | シラバスの確認と授業の進め方を説明する。自己紹介と受講生の目的共有により、相互理解を深め、主体的学びの土台を作る。 | | シラバスを熟読し、目的を理解する。自己の経験や関心を整理する。 | 4時間 | | | | | | | 2. | 生涯学習と社会教育 | 生涯学習の概念・意義、現代的状況、支援の意義を解説する。新聞やネットで最新情報を調べ、理解を深め、現代社会の課題を考察する。 | | 講義で学んだ内容をノートにまとめる。関連情報を新聞等で調べる。 | 4時間 | | | | | | | 3. | 社会教育と学校教育・家庭教育の関係性 | 社会教育の概念・意義、歴史的展開、今日的役割を解説する。学校・家庭教育と社会教育の連携の意義、現状、役割分担、連携方法を考察する。 | | 講義で学んだ内容をノートにまとめる。社会教育の歴史をさらに調べる。 | 4時間 | | | | | | | 4. | 社会教育の意義と特性 | 社会教育の意義と特性を学校教育・家庭教育との比較から明確にする。現代社会における社会教育の役割を多角的に考察する。 | | 社会教育と学校教育・家庭教育を比較し、その特徴をノートにまとめる。 | 4時間 | | | | | | | 5. | 家庭教育の意義 | 家庭教育の意義と現代的課題を考察する。親の学習支援、地域の子育て支援など、社会教育との連携のあり方について検討する。 | | 家庭教育の現状と課題を文献や事例から調べ、ノートにまとめる。 | 4時間 | | | | | | | 6. | 成人教育の意義 | 成人教育の意義と現代的課題を考察する。成人学習者の特徴、成人教育の方法、社会教育施設の活用について理解を深める。 | | 成人教育の現状、今日的課題を文献や事例から調べ、ノートにまとめる。 | 4時間 | | | | | | | 7. | 高齢者教育の意義 | 高齢者教育の意義と現代的課題を考察する。高齢者の学習ニーズ、社会参加を促すプログラム、社会教育施設の役割を検討する。 | | 高齢者教育の現状、今日的課題を文献や事例から調べ、ノートにまとめる。 | 4時間 | | | | | | | 8. | 社会教育と生涯学習の特質 | 社会教育と生涯学習の特質について、多角的視点から再確認する。現代社会における両者の役割と可能性について考察を深める。 | | 社会教育と生涯学習の特質について、これまでの学びを総括する。 | 4時間 | | | | | | | 9. | 社会教育行政の仕組みと法制度 | 社会教育行政の仕組み、役割、法的根拠を解説する。国、都道府県、市町村の役割分担と連携、今後の課題について考察する。 | | 社会教育行政の仕組みと法制度について、文献で調べ、ノートにまとめる。 | 4時間 | | | | | | | 10. | 社会教育施設の現状と課題 | 公民館、図書館、博物館等、社会教育施設の現状と課題を概観する。先進事例を調査し、今後の施設のあり方について検討する。 | | 社会教育施設の現状と課題について、文献や事例から調べる。 | 4時間 | | | | | | | 11. | 社会教育と民主主義教育 | 社会教育と民主主義教育の関係について考察する。市民のシティズンシップ醸成における社会教育の役割と可能性を検討する。 | | 社会教育と民主主義教育の関係について、文献で調べ、考えをまとめる。 | 4時間 | | | | | | | 12. | 社会教育主事・社会教育士の役割 | 社会教育主事・社会教育士の役割、専門性、養成の現状と課題を解説する。社会教育主事講習等の内容と方法を概説し、理解を深める。 | | 社会教育主事・社会教育士について更に調査し、役割や専門性を理解する。 | 4時間 | | | | | | | 13. | 社会教育施設職員の専門性と学びの空間 | 社会教育施設職員に求められる専門性を考察する。職員の学びの空間の重要性、研修のあり方、専門性を高める方法を検討する。 | | 社会教育施設職員の専門性について考察し、学びの必要性をまとめる。 | 4時間 | | | | | | | 14. | 生涯学習・社会教育の国内外の新たな動向 | 生涯学習・社会教育に関する政策動向、最新の研究動向、国内外の先進事例を調査し、生涯学習・社会教育の新たな可能性を考察する。 | | 生涯学習・社会教育の国内外の動向を調査し、日本の現状と比較する。 | 4時間 | | | | | | | 15. | まとめと学習成果の確認 | 生涯学習概論B全体を振り返り、生涯学習支援の意義や役割、課題を整理する。自己のキャリア形成についても考える。 | | 講義全体を振り返る。生涯学習支援の意義等を整理し、自己形成を考察する。 | 4時間 | | | | | | |
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成績評価方法(方針) | | 授業態度(30%)、授業内レポート(40%)、期末レポート(30%)で総合的に成績評価を行う。 成績評価のためには2/3以上の出席が必要である。 |
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成績評価方法(詳細) | | | | | | | | 到達目標\評価方法 | 認知的領域 | 情意的領域 | 技能表現的領域 | 評価割合(%) | | | | | | 定期試験 | - | - | - | - | | | | | | 授業内レポート | ◎ | ○ | ○ | 40% | | | | | | 授業外レポート | ○ | ◎ | ○ | 30% | | | | | | 演習・実技 | - | - | - | - | | | | | | 授業態度 | ○ | ◎ | ○ | 30% | | | | | | 出席 | 欠格条件 | | | | | |
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レポートの実施・返却(方針) | | Google Classroom(GCR)を用いて、毎回の講義の質問や感想・コメントを受け付ける。 応答は基本的にGCR内で行うが、内容によっては、適宜授業の中でフィードバック(解説、講評等)を行う。 期末レポートでは希望者にフィードバックを行う。 |
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履修上の注意(受講学生に望むこと) | | ・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。 | ・この授業では、特に主体的な学びを重視する。そのため、講義で学んだ内容をそのまま受け入れるのではなく、常に自分自身の問題意識を持って、批判的に検討し、自分なりの意見を形成するよう努めてほしい。 ・グループワークやディスカッション、フィールドワークなど、他の学生と協働して学ぶ機会を多く設けるので、積極的に参加し、互いに学び合う姿勢を大切にしてほしい。 ・授業で紹介する参考文献や資料などを積極的に活用し、授業外でも自ら学びを深めることを期待する。 ・実施上の都合により、進行順や教材を変更する場合がある。 |
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関連科目 | | 本学における社会教育に関する科目(社会教育主事任用資格の取得に必要な科目) |
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教科書 | | |
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参考書 | | | | | | | | № | 書名 | 著者 | 出版社 | 出版年 | | | | | | 01 | 生涯学習概論-生涯学習社会の展望 新版 | 浅井経子編 | 理想社 | 2019 | | | | | | 02 | 社会教育経営論-新たな系の創造をめざして- | 浅井経子、合田隆史他編 | 理想社 | 2020 | | | | | | 03 | 生涯学習支援論-理論と実践- | 浅井経子、伊藤康志他編 | 理想社 | 2020 | | | | | | 04 | 二訂 生涯学習概論 | 馬場祐次朗編集代表 | ぎょうせい | 2018 | | | | | |
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オフィスアワー | | |
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GCR | | |
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その他 | | (1) 社会教育主事任用資格を取得しようとする者は、本学における社会教育に関する科目を修得しなければならない。 (2) 生涯学習概論B、社会教育経営論A・B、社会教育実習及び社会教育演習を履修することができるのは、生涯学習概論Aの単位を修得した者に限る。 (3) 社会教育主事任用資格に関する科目単位修得証明書(見込証明書)が必要な者は、教育企画課に願い出ること。 |
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備考 | | 感染症や災害の発生時の非常時には、授業形態をオンラインに変更する場合がありますので、 大学の指示に従い受講して下さい。 |
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