科目ナンバリング		H-TEA031J-01

科目コード		967560

科目名		知的障害者のスポーツ指導

科目名（英語）		Physical Education for Mental Retardation

学科		健康福祉学科

学年		３年

学期		集中

授業形態		講義

必修・選択の別

単位数		2

担当教員		市村　敦哉

開講の別		単独開講

実務経験の有無

授業の概要

本授業は、知的障害者における身体活動の指導はどのようなものであるか説明し、知的障害者の運動・スポーツ指導の現状、具体的指導方法、生涯教育へ向けた具体的支援に関する基礎的内容を講義する.

DPとの関連性


Ⅰ	Ⅱ	Ⅲ	Ⅳ	Ⅴ

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体育学科のＤＰは下記のリンクを参照してください。

体育学科

https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=59&name=taiiku

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健康福祉学科

https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=84&name=kenhuku

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スポーツ栄養学科

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スポーツ情報マスメディア学科

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現代武道学科

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子ども運動教育学科

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アクティブ・ラーニングについて


	課題解決型学習（ＰＢＬ）	■

	反転学習	■

	ディスカッション	■

	ディベート	■

	グループワーク	■

	プレゼンテーション	■

	実習

	フィールドワーク	■

授業の一般目標

知的障害者のスポーツ指導の基本、特性とは何かを知り、知的障害者のスポーツ指導について教育的志向で考えることが出来るようになる。特に、知的障害者の身体的特徴、知的発達と身体発達、知的障害者のスポーツ活動について理解し実際に運動・スポーツ指導のプログラムを立案・発表・検討することにより、体育・スポーツ指導について教育的実践的観点から思考する能力を身に付ける。

授業の履修目標


対象	領域	内容

■	認知的領域	知的障害者のスポーツ指導の基本、特性について説明できる。知的障害者のスポーツ指導について教育的実践場面から考える。

■	情意的領域	知的障害者の身近なスポーツ活動について教育的志向で取組む。

	技能表現的領域

授業の到達目標


対象	領域	内容

■	認知的領域	知的障害者のスポーツ指導の基本、特性について説明できる。知的障害者のスポーツ指導について教育的実践場面から考えることができる。

■	情意的領域	知的障害者の身近なスポーツ活動について教育的志向で取組むことが出来るようになる。

	技能表現的領域

ルーブリック


評価項目	評価基準

	十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている	十分に達成している【履修目標】	おおむね達成している	最低限達成している【到達目標】	達成していない

	秀	優	良	可	不可・放棄

知的障害者のスポーツ指導の基本、特性を知り、知的障害者のスポーツ指導について教育的志向で考えることが出来るようになる。	知的障害者のスポーツ指導の基本、特性を知り、知的障害者のスポーツ指導について教育的志向で考えることが十分出来、指導ができる。	知的障害者のスポーツ指導の基本、特性を知り、知的障害者のスポーツ指導について教育的志向で考えることが十分に出来る。	知的障害者のスポーツ指導の基本、特性を知り、知的障害者のスポーツ指導について教育的志向で考えることが出来る。	知的障害者のスポーツ指導の基本、特性を知り、知的障害者のスポーツ指導について考えることが出来る。	知的障害者のスポーツ指導の基本、特性を知り、知的障害者のスポーツ指導について教育的志向で考えることが出来ない。

授業計画（全体）

各授業テーマに沿った資料を用いた講義及び知的障害者の運動・スポーツプログラムの立案・発表・検討を行うことで、より実践的指導方法を学ぶ。各授業毎に、授業の感想と課題を授業内小レポートとして提出させることで、理解度・到達度を確認する。授業の進み具合によっては、協同作業としてのグループワークやレポートの発表等も行う。・ICTを効果的に活用し、情報リテラシー教育を実施しオープンエデュケーション化を図る。

授業計画（各回のテーマ等）


No	テーマ	内容	オンライン授業	授業外学修	時間数

1.	オリエンテーション	担当教員の紹介、授業の目標と進め方、シラバス説明、成績評価の方法		シラバスを熟読すること	４時間

2.	知的障害者の身体活動とは	知的障害者の日常的な身体活動について説明する		]知的障害者の心理・生理・病理を復習しておくこと	４時間

3.	知的障害者の身体的特性	知的障害者の身体的特性・特徴について説明する		資料を元に復習しておくこと	４時間

4.	知的障害者の体育の歴史的変遷	障害者教育総論で学習した歴史的変遷を復習する		]2年生の時に履修した障害者教育総論を復習しておくこと	４時間

5.	知的障害者の運動・スポーツの歴史的変遷	知的障害者のスポーツ活動の歴史について基本的な考え方について説明する。		資料を元に復習しておくこと	４時間

6.	知的障害者の運動・スポーツの意義	知的障害者の運動・スポーツにはどのような意義があり、どのような課題があるのか説明する		知的障害者の運動・スポーツ特性について考えをまとめること	４時間

7.	知的障害者の運動・スポーツの指導について	知的障害者のスポーツ活動に関する組織や指導者等について説明する。		具体的組織団体にはどのようなものがあるのか調べておくこと	４時間

8.	知的障害者の具体的な運動・スポーツ指導法に関する諸原則	知的障害者に対する指導方法について説明する		なぜ諸原則が必要なのか発表できるようにしておくこと	４時間

9.	知的障害者と生涯教育における余暇活動の必要性と課題	生涯教育へ向けた具体的支援について説明する。		余暇活動の必要性について意見を発表できるようにすること	４時間

10.	演習（１）知的障害者の運動・スポーツプログラム立案と安全管理	運動・スポーツプログラムの立案と安全管理について説明する		安全管理について、自分の意見を発表できるようにしておくこと	４時間

11.	演習（２）知的障害者の運動・スポーツプログラムの実際と問題	具体的実践例を紹介し、その課題等について話し合う。		実際にどのような問題点があるか考えておくこと	４時間

12.	演習（３）グループ毎、演習課題の検討及び決定	グループを作り、課題の検討を行い、指導プログラムを決定する。		教材教具の選定や指導上の工夫を発表できるようにすること	４時間

13.	演習（４）グループ毎、演習課題実践のまとめ	グループ毎に、課題を実践し、そのまとめを行う		発表に備えて各自、活動実践記録と評価を行っておくこと	４時間

14.	演習（５）演習課題レポートの発表会	グループ毎、課題レポートをもとに発表をする		[授業外学習]自己評価、他者評価をし、レポート提出をすること	４時間

15.	授業全体のまとめ	講義と実践的活動を振り返り、課題等について確認を行う。		本授業の疑問点や課題等について確認しておくこと	４時間

成績評価方法（方針）

試験は、期末試験を１回実施する（評価割合60％）。また、授業内レポート（評価割合25％）と、授業外レポート（評価割合15％）を課す。そして、これらの結果を総合して成績評価を行う。出席は、評価割合に加えず、欠格条件となる。

成績評価方法（詳細）


到達目標＼評価方法	認知的領域	情意的領域	技能表現的領域	評価割合（％）

定期試験	◎			50%

授業内レポート		◎		10%

授業外レポート	◎			20%

演習・実技			◎	20%

授業態度				減点アリ

出席	欠格条件

レポートの実施・返却（方針）

毎回の講義についてのコメントを記載する。アクティブラーニングを期待する。

履修上の注意（受講学生に望むこと）

・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。

・2/3以上の出席がない学生は単位を修得することが出来ない（欠格条件）。
・授業態度が悪い学生に対しては、成績評価から減点する。
・20分以上の遅刻は欠席とみなす。
・しっかりと予習・復習を行い、授業参加だけでは単位を取得できないと肝に銘じておくこと。
・授業計画は、授業の進み方により、多少前後することがある。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
・自己学習（時間外学習、ボランティア活動等）の成果や授業中のテーマに関する自らの考えについても積極的に発表することを期待する。