科目ナンバリング		H-CAW331J-01

科目コード		966700

科目名		介護過程Ⅲ

科目名（英語）		The process of Nursing care Ⅲ

学科		健康福祉学科

学年		３年

学期		集中

授業形態		演習

必修・選択の別

単位数		2

担当教員		後藤　満枝

開講の別		単独開講

実務経験の有無

介護福祉士としての実務経験を有する

授業の概要

介護福祉士としての実務経験を活かし、介護の実践現場に求められる介護福祉士養成の観点から演習を運営する。この授業では、介護過程の意義・目的・目標について解説するとともに、実際の事例に基づいた介護計画の立案、実施、評価について講義・演習を行う。

DPとの関連性


Ⅰ	Ⅱ	Ⅲ	Ⅳ	Ⅴ

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体育学科のＤＰは下記のリンクを参照してください。

体育学科

https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=59&name=taiiku

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健康福祉学科

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スポーツ栄養学科

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スポーツ情報マスメディア学科

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現代武道学科

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子ども運動教育学科

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アクティブ・ラーニングについて


	課題解決型学習（ＰＢＬ）	■

	反転学習	■

	ディスカッション	■

	ディベート

	グループワーク	■

	プレゼンテーション	■

	実習	■

	フィールドワーク

授業の一般目標

他科目で学習した知識や技術を統合して、ICFの視点に基づいた介護過程を展開し、介護計画を立案することができる。

授業の履修目標


対象	領域	内容

■	認知的領域	ICFの視点に基づいた介護過程の展開と、記録、報告の重要性を十分に説明できる。

■	情意的領域	利用者の視点に立って適切に介護過程を展開できる。

■	技能表現的領域	事例に基づき適切に介護過程の展開、および記録、報告ができる。

授業の到達目標


対象	領域	内容

■	認知的領域	ICFの視点に基づいた介護過程の展開と、記録、報告の必要性を説明できる。

■	情意的領域	利用者の視点に立って介護過程の展開ができる。

■	技能表現的領域	事例に基づき介護過程の展開、および記録、報告ができる。

ルーブリック


評価項目	評価基準

	十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている	十分に達成している【履修目標】	おおむね達成している	最低限達成している【到達目標】	達成していない

	秀	優	良	可	不可・放棄

ICFの視点に基づいた介護過程と、記録、報告の必要性を理解している。	ICFの視点に基づいた介護過程の展開と、記録、報告の重要性を十分に理解し、具体的に人に説明できる。	ICFの視点に基づいた介護過程の展開と、記録、報告の重要性を十分に説明できる。	ICFの視点に基づいた介護過程の展開と、記録、報告の重要性を理解し説明できる。	ICFの視点に基づいた介護過程の展開と、記録、報告の必要性を説明できる。	ICFの視点に基づいた介護過程の展開と、記録、報告の必要性を理解していない。

利用者の視点に立って介護過程の展開ができる。	利用者のニーズに沿って適切に介護過程を展開できる。	利用者の視点に立って適切に介護過程を展開できる。	利用者の視点に立ってほぼ適切に介護過程の展開ができる。	利用者の視点に立って介護過程の展開ができる。	利用者の視点に立った介護過程の展開をすることができない。

事例に基づき介護過程の展開、および記録、報告ができる。	事例の内容を的確にとらえた上で、適切に介護過程の展開、および記録、報告ができる。	事例に基づき適切に介護過程の展開、および記録、報告ができる。	事例に基づき、ほぼ適切に介護過程の展開、および記録、報告ができる。	事例に基づき介護過程の展開、および記録、報告ができる。	事例に沿った介護過程を展開や、記録、報告をすることができない。

授業計画（全体）

各授業テーマに沿って、事例に基づき、グループワークを中心にした授業を展開する。介護過程とは何かについて解説した後、実際の介護計画の立案、実施、評価について演習を行っていく。

授業計画（各回のテーマ等）


No	テーマ	内容	オンライン授業	授業外学修	時間数

1.	介護記録の必要性と根拠について１	専門職に求められる記録と報告の役割について解説する。		記録と報告の役割について、授業資料と教科書で整理しておくこと。	４時間

2.	介護記録の必要性と根拠について２	関係法規、指導、監査時に必要な記録とは何かについて解説する。		記録の意義・目的、必要性について、授業資料を読んでおくこと。	４時間

3.	介護記録の必要性と根拠について３	福祉サービスを利用する人の立場で記録と報告について解説する。		記録と報告について、授業資料と教科書で整理しておくこと。	４時間

4.	利用者の安心・安全のための介護記録１	介護実践の視点で考える介護記録とは何かについて解説する。		介護における記録の種類について、授業資料と教科書で整理しておくこと。	４時間

5.	利用者の安心・安全のための介護記録２	利用者の安全を守るための記録とは何かについて解説する。		介護における実際の記録について、授業資料と教科書で整理しておくこと。	４時間

6.	利用者の安心・安全のための介護記録３	ケアの質の向上・他職種連携のための記録について解説する。		介護における実際の記録について、授業資料と教科書で整理しておくこと。	４時間

7.	介護記録の書き方１	介護記録の実際の書き方、内容について解説する。		介護記録の記載方法、注意点について、授業資料と教科書で整理しておくこと。	４時間

8.	介護記録の書き方２	介護記録を正しく効率的に書くための方法について解説する。		介護記録の記載方法、注意点について、授業資料と教科書で整理しておくこと。	４時間

9.	介護記録の書き方３	介護記録を正しく効率的に書くための方法について解説する。		介護記録の記載方法、注意点について、授業資料と教科書で整理しておくこと。	４時間

10.	介護過程とICF１	ICFの視点に基づいた記録の方法について解説する。		ICFの視点に基づいた記録方法について、授業資料と教科書で整理しておくこと。	４時間

11.	介護過程とICF２	実際の事例を通して、介護過程と介護の原則について解説する。		実際の介護事例における介護過程について、授業資料と教科書で整理しておくこと。	４時間

12.	介護過程とICF３	介護過程とICFの関係について解説する。		介護過程とICFの関係について、授業資料と教科書で整理しておくこと。	４時間

13.	アセスメントと介護実践１	事例を通して介護過程の展開方法について解説する。		事例における介護過程の展開方法について、授業資料と教科書で整理しておくこと。	４時間

14.	アセスメントと介護実践２	事例を通して介護過程の展開方法について解説する。		事例における介護過程の展開方法について、授業資料と教科書で整理しておくこと。	４時間

15.	アセスメントと介護実践３	事例を通して介護過程の展開方法について解説する。		事例における介護過程の展開方法について、授業資料と教科書で整理しておくこと。	４時間

成績評価方法（方針）

筆記試験と授業内レポートの結果に基づき、総合的に評価する。ただし出席3分の2以上が前提となる。

成績評価方法（詳細）


到達目標＼評価方法	認知的領域	情意的領域	技能表現的領域	評価割合（％）

定期試験	◎			70%

授業内レポート	○			30%

授業外レポート	―	―	―	評価対象外

演習・実技	―	―	―	評価対象外

授業態度				加点・減点あり

出席	欠格条件

レポートの実施・返却（方針）

レポートについては授業内で解説しながらフィードバックする。

履修上の注意（受講学生に望むこと）

・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。

・介護過程の授業は、毎回の授業の積み重ねが基本となるため、できるだけ、欠席のないように授業に出席すること。