科目ナンバリング		H-CAW241J-01

科目コード		544150

科目名		生活支援と居宅介護

科目名（英語）		Lifestyle support＆home care elders

学科		健康福祉学科

学年		２年

学期		後期

授業形態		演習

必修・選択の別

単位数		2

担当教員		大山　さく子

開講の別		単独開講

実務経験の有無

介護現場（施設・在宅現場）での実務経験を有する

授業の概要

生活の継続性を支援する観点から、対象者個々の状態に応じた自立的支援の意義と目的を学び、利用者の視点にたった生活支援の知識・技術を学べるように展開する。

DPとの関連性


Ⅰ	Ⅱ	Ⅲ	Ⅳ	Ⅴ

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体育学科のＤＰは下記のリンクを参照してください。

体育学科

https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=59&name=taiiku

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健康福祉学科

https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=84&name=kenhuku

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スポーツ栄養学科

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スポーツ情報マスメディア学科

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現代武道学科

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子ども運動教育学科

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アクティブ・ラーニングについて


	課題解決型学習（ＰＢＬ）

	反転学習

	ディスカッション	■

	ディベート	■

	グループワーク

	プレゼンテーション

	実習

	フィールドワーク

授業の一般目標

個別性のある自立・自律に向けた生活支援の知識・技術を習得し、利用者とその家族の状況について理解し、その人らしく生きるための生活支援のあり方を理解する。

授業の履修目標


対象	領域	内容

■	認知的領域	居宅において利用者が生活を継続するための支援について理解している。

■	情意的領域	個別性のある生活支援ができ、個々の利用者の生活課題に関心を持ち、意欲的に取り組むことができるようになる。

■	技能表現的領域	他職種の役割と協働の意義について理解している。

授業の到達目標


対象	領域	内容

■	認知的領域	居宅において利用者が生活を継続するための支援について理解し、説明することができる。

■	情意的領域	個別性のある生活支援ができ、個々の利用者の生活課題に関心を持ち、意欲的に取り組むことができ、説明することができる。

■	技能表現的領域	他職種の役割と協働の意義について理解し、具体的方法論について、自分の意見を述べることができる。

ルーブリック


評価項目	評価基準

	十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている	十分に達成している【履修目標】	おおむね達成している	最低限達成している【到達目標】	達成していない

	秀	優	良	可	不可・放棄

居宅において利用者が生活を継続するための支援について理解	居宅において利用者が生活を継続するための支援と個々の状態に応じた生活の基本的知識を十分理解した上で、自立に向けた生活支援について説明することができる。	居宅において利用者が生活を継続するための支援と個々の状態に応じた生活の基本的知識を理解し十分説明できる。	居宅において利用者が生活を継続するための支援と個々の状態に応じた生活の基本的知識について説明可能である。	居宅において利用者が生活を継続するための支援と個々の状態に応じた生活の基本的知識をほぼ理解している。	居宅において利用者が生活を継続するための支援と個々の状態に応じた生活の基本的知識が身についていない。

個別性のある生活支援ができ、個々の利用者の生活課題に関心を持ち、意欲的に取り組むことができる	個々の利用者の生活課題に意欲的に取り組み、課題に応じた生活支援の具体的な方法について、十分に理解した上で説明することができる。	個々の利用者の生活課題に意欲的に取り組み、課題に応じた生活支援の具体的な方法について、十分説明することができる。	個々の利用者の生活課題に意欲的に取り組み、課題に応じた生活支援の具体的な方法について説明可能である。	個々の利用者の生活課題に意欲的に取り組み、課題に応じた生活支援の具体的な方法についてほぼ理解している。	個々の利用者の生活課題に意欲的に取り組み、課題に応じた生活支援の具体的な方法についての理解が不足している。

他職種の役割と協働の意義について理解し、具体的方法について、自分の意見を述べることができる。	居宅における生活の継続性を支援するため、他職種の役割と協働の意義について、十分理解した上で、その人らしく生きるための生活支援のあり方を考察し、説明することができる。	居宅における生活の継続性を支援するため、他職種の役割と協働の意義について、十分説明することができる。	居宅における生活の継続性を支援するため、他職種の役割と協働の意義について、説明可能である。	居宅における生活の継続性を支援するため、他職種の役割と協働の意義についてほぼ理解している。	居宅における生活の継続性を支援するため、他職種の役割と協働の意義についての理解が不足している。

授業計画（全体）

各授業テーマに沿い教科書および資料を用いた講義を展開するが、利用者の生活をより身近に、そして理解を深めるため事例や視覚教材を用いながら進める。各授業毎に、授業の感想と課題を授業内小レポートとして提出させることで、理解度・到達度を確認する。介護職としての実務経験や資格を活かし、知識、実践に基づき講義を行う。

授業計画（各回のテーマ等）


No	テーマ	内容	オンライン授業	授業外学修	時間数

1.	オリエンテーション	担当教員の紹介、授業の目標と進め方、シラバス説明、成績評価の方法		シラバスを熟読し、教科書の目次をチェックすること	４時間

2.	家事の支援の意義と目的	生活支援、家事支援の意義と目的について社会背景を基に説明する		教科書や資料を基に復習しておくこと	４時間

3.	自立支援を支える家事の支援とは	自立生活を支える家事の支援のあり方・考え方について説明する		教科書を復習すること	４時間

4.	家事の支援における利用者のアセスメント①	ＩＣＦの視点に基づく高齢者のアセスメントについて説明する		資料を基に復習しておくこと	４時間

5.	家事の支援における利用者のアセスメント②	ＩＣＦの視点に基づく障害者のアセスメントについて説明する		教科書や資料を基に復習しておくこと	４時間

6.	家事の支援における利用者のアセスメント③	ＩＣＦの視点に基づく介護機能の低下した家族のアセスメントについて説明する		ＩＣＦの視点に基づいた利用者のアセスメントを発表できる	４時間

7.	家事に参加することを支える介護の工夫①	事例をもとに、高齢者の意欲を出す介護の工夫・働きかけについて説明する		意欲を持たせるための介護の工夫について発表できる	４時間

8.	家事に参加することを支える介護の工夫②	事例をもとに、障害者の意欲を出す介護の工夫・働きかけについて説明する		身の回りで、事例がないか情報収集しておくこと	４時間

9.	家事支援における介護の工夫①	家事の介助の方法について、具体的場面を挙げながら説明する		教科書や資料を基に復習しておくこと	４時間

10.	家事支援における介護の工夫②	家事の介助の方法について、具体的場面を挙げながら説明する		教科書や資料を基に復習しておくこと	４時間

11.	利用者の状態・状況に応じた介助の留意点①	利用者の障害の状態や家族形態の状況による介助の留意点について説明する		利用者の障害状態や家族形態の状況による介助の留意点がわかる	４時間

12.	利用者の状態・状況に応じた介助の留意点②	事例を基に、さまざまな利用者に応じた介助の留意点について話し合う		身近な事例を収集し、次週のグループ活動に発表できる	４時間

13.	利用者の状態・状況に応じた介助の留意点③	学生の事例を基に、グループで話し合い、介助の留意点についてまとめる		教科書や資料を基に復習しておくこと	４時間

14.	他職種の役割と協働・連携①	他職種連携の意義と目的・役割について説明する		チームアプローチの必要性について説明できる	４時間

15.	他職種の役割と協働・連携②	他職種との協働について事例を基に説明する		それぞれのチームの役割を説明できるようにしておくこと	４時間

成績評価方法（方針）

試験は、期末試験を１回実施する（評価割合80％）。また、授業内課題レポート（評価割合10％）、グループ活動（評価割合10％）を課す。そして、これらの結果を総合して成績評価を行う。出席は、評価割合に加えず、欠格条件となる。レポートはコメントを付して返却し、試験は個別に解説する。

成績評価方法（詳細）


到達目標＼評価方法	認知的領域	情意的領域	技能表現的領域	評価割合（％）

定期試験	◎			80%

授業内レポート		◎		10%

授業外レポート	―	―	―	評価対象外

演習・実技		◎		10％

授業態度				減点あり

出席	欠格条件

レポートの実施・返却（方針）

提出されたレポート・試験については解説をしながら返却する。

履修上の注意（受講学生に望むこと）

・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。

"・2/3以上の出席がない学生は、単位を修得不可（欠格条件）。
・授業態度が悪い学生に対しては、成績評価から減点する。
・20分以上の遅刻は欠席とみなす。
・授業中は携帯電話の電源を切り、かばんの中にしまうこと。
・授業計画は、授業の進み方により、多少前後することがある。
・介護福祉士国家試験の内容も含まれているため、別途、国家試験対策を各自で講じることが望ましい"