科目ナンバリング		H-CAW332J-01

科目コード		542090

科目名		介護総合演習Ⅳ

科目名（英語）		General Seminar on Nursing Care Ⅳ

学科		健康福祉学科

学年		３年

学期		後期

授業形態		演習

必修・選択の別

単位数		2

担当教員		後藤　満枝大山　さく子篠原　真弓福田　伸雄堀江　竜弥

開講の別		同時開講

実務経験の有無

介護福祉士としての実務経験を有する
看護師として医療現場等での実務経験を有する

授業の概要

本授業では、介護実習の事後指導を行う。
①総合的な実習の振り返りと課題の明確化を行い、課題抽出と解決に必要な個別的指導を行う。
②自己評価と他者の体験を聞くことで介護観・職業観の形成に向けた相互の学びを深められるような授業を行う。

DPとの関連性


Ⅰ	Ⅱ	Ⅲ	Ⅳ	Ⅴ

■		■		■

体育学科のＤＰは下記のリンクを参照してください。

体育学科

https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=59&name=taiiku

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健康福祉学科

https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=84&name=kenhuku

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スポーツ栄養学科

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スポーツ情報マスメディア学科

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現代武道学科

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子ども運動教育学科

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アクティブ・ラーニングについて


	課題解決型学習（ＰＢＬ）	■

	反転学習	■

	ディスカッション	■

	ディベート

	グループワーク	■

	プレゼンテーション	■

	実習	■

	フィールドワーク

授業の一般目標

介護実習Ⅲの振り返りから自己の課題を明確にすることができる。また、実習後の指導により、介護観の形成と介護職に求められる専門的知識・技術等について理解を深める。

授業の履修目標


対象	領域	内容

■	認知的領域	介護実習Ⅲの振り返りから自己の課題について適確に述べることができる。そのうえで、介護の理論を具体的な実践内容に反映できる術を論理的に整理することができる。

■	情意的領域	介護福祉士としての自覚を持ち、専門職に求められる資質や技能等の総合的能力について十分に考えることができる。また、介護実習と他科目を関連づけて学習することの重要性に気づくことができる。

■	技能表現的領域	介護実習Ⅲにおける自己の学びや今後の課題について客観的にとらえ、それを適切に記録にまとめることができる。

授業の到達目標


対象	領域	内容

■	認知的領域	介護実習Ⅲの振り返りから自己の課題について述べることができる。そのうえで、介護の理論を具体的な実践内容に反映できる術を整理することができる。

■	情意的領域	介護福祉士としての自覚を持ち、専門職に求められる資質や技能等の総合的能力について考えることができる。また、介護実習と他科目を関連づけて学習することの必要性に気づくことができる。

■	技能表現的領域	介護実習Ⅲにおける自己の学びや今後の課題についてとらえ、それを記録にまとめることができる。

ルーブリック


評価項目	評価基準

	十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている	十分に達成している【履修目標】	おおむね達成している	最低限達成している【到達目標】	達成していない

	秀	優	良	可	不可・放棄

介護実習Ⅲの振り返りから自己の課題を述べ、介護の理論を具体的な実践内容に反映できる術を整理できる。	実習Ⅲを振り返り自己の課題を適確に述べ、その上で介護の理論を具体的な実践内容に反映できる術を適切且つ論理的に整理できる。	実習Ⅲの振り返りから自己の課題を適確に述べられる。その上で介護の理論を具体的な実践内容に反映できる術を論理的に整理できる	実習Ⅲの振り返りから自己の課題をほぼ適確に述べられる。その上で介護の理論を具体的な実践内容に反映できる術を概ね整理できる	介護実習Ⅲの振り返りから自己の課題を述べられる。その上で介護の理論を具体的な実践内容に反映できる術を整理できる。	介護実習Ⅲの振り返りから自己の課題を把握できていない。また、介護の理論を具体的な実践内容に反映できる術を整理できない。

介護福祉士としての自覚、資質や技能等の総合的能力を理解し、介護実習と他科目を関連づけた学習の必要性に気づく。	介護護福祉士としての自覚、資質や技能等の総合的能力を十分に理解した上で実習と他科目を関連づけた学習の重要性に気づいている	介護護福祉士としての自覚、資質や技能等の総合的能力を十分に理解している。実習と他科目を関連づけた学習の重要性に気づける。	介護福祉士としての自覚、資質や技能等の総合的能力をほぼ理解している。介護実習と他科目を関連づけた学習の必要性に気づける。	介護福祉士としての自覚、資質や技能等の総合的能力を理解している。介護実習と他科目を関連づけた学習の必要性に気づける。	介護福祉士としての自覚、資質や技能等の総合的能力の理解不足。介護実習と他科目を関連づけた学習の必要性の理解不足。

介護実習Ⅲにおける自己の学びや今後の課題についてとらえ、記録にまとめることができる。	介護実習Ⅲにおける自己の学びや今後の課題について客観的にとらえることが十分にでき、適切に記録にまとめることができる。	介護実習Ⅲにおける自己の学びや今後の課題について客観的にとらえ、それを適切に記録にまとめることができる。	介護実習Ⅲにおける自己の学びや今後の課題について概ね客観的にとらえることができ、ほぼ適切に記録にまとめることができる。	介護実習Ⅲにおける自己の学びや今後の課題についてとらえ、それを記録にまとめることができる。	介護実習Ⅲにおける自己の学びや今後の課題についてとらえることができず、またそれを記録にまとめることができない。

授業計画（全体）

介護福祉士・看護師による実務経験を活かし、介護の実践現場に求められる介護福祉士養成の観点から演習を運営する。
前半は介護実習Ⅲを振り返り、グループディスカッションや実習レポートのまとめを行う。後半は、個別作業で作成したワークシートを用いたグループ討議から介護観や職業観・職業倫理を深める。

授業計画（各回のテーマ等）


No	テーマ	内容	オンライン授業	授業外学修	時間数

1.	オリエンテーション	担当教員の紹介、授業の目標と進め方、シラバス、成績評価の方法、介護実習Ⅰのレポート提出について説明する。		実習レポートの作成を進めておくこと。	４時間

2.	介護実習Ⅲ反省会	介護実習Ⅲの反省会を通して実習の振り返りを行う。		実習レポートの作成を進めておくこと。	４時間

3.	介護実習Ⅲレポート添削指導①	実習レポートを個別に添削し、考察を深められるよう指導する。		添削指導をもとに実習レポートを修正すること。	４時間

4.	介護実習Ⅲレポート添削指導②	実習レポートを再度個別に添削し、より考察を深められるよう指導する。		添削指導をもとに実習レポートを修正すること。	４時間

5.	介護実習Ⅲレポート添削指導③	修正された実習レポートの内容を確認し、完成版の提出へとつなげる。		実習レポートの完成版を次回提出できるよう準備しておくこと。	４時間

6.	事例検討①	実習における困難事例・失敗事例について振り返りと考察をする。自己の振り返りをもとに、グループ内で情報交換をする。		実習の振り返りを各自しておくこと。	４時間

7.	事例検討②	実習レポートを再度個別に添削し、より考察を深められるよう指導する。		グループ内で取り上げた事例について各自考えておくこと。	４時間

8.	事例検討③	修正された実習レポートの内容を確認し、完成版の提出へとつなげる。		事例検討した内容を次回発表できるよう準備しておくこと。	４時間

9.	事例検討④	実習における困難事例・失敗事例についてグループ内で討議した内容・結果を全体で発表してもらう。		各実習レポートを基に、目標到達度の自己評価をしておくこと。	４時間

10.	介護実習目標達成度の評価①	ワークシート（７種　Ａ～Ｇ）の各項目に沿い記入、作成を行う。		記入内容を推敲し、ワークシートを完成させること。	４時間

11.	介護実習目標達成度の評価②	指示された構成グループにおいて、作成した資料を基に討議を行う。		次回も継続して展開するので、資料をよく読んでおくこと。	４時間

12.	介護実習目標達成度の評価③	指示された構成グループにおいて、作成した資料を基に討議を行う。		次回も継続して展開するので、資料をよく読んでおくこと。	４時間

13.	介護観・職業観の形成に向けて①	ワークシートの各項目に沿い記入、作成を行う。		記入内容を推敲し、ワークシートを完成させること。	４時間

14.	介護観・職業観の形成に向けて①	指示された構成グループにおいて、作成した資料を基に討議を行う。		次回も継続して展開するので、資料をよく読んでおくこと。	４時間

15.	介護観・職業観の形成に向けて①	指示された構成グループにおいて、作成した資料を基に討議を行う。		介護観・職業観について各自の意見をまとめておくこと。	４時間

成績評価方法（方針）

実習レポートと授業内外のレポート、授業態度等の結果に基づき総合的に評価する。
ただし、出席率2/3以上が前提となる。

成績評価方法（詳細）


到達目標＼評価方法	認知的領域	情意的領域	技能表現的領域	評価割合（％）

定期試験	―	―	―	評価対象外

授業内レポート	◎			30%

授業外レポート			◎	50%

演習・実技	―	―	―	評価対象外

授業態度			◎	20%

出席	欠格条件

レポートの実施・返却（方針）

提出されたレポートは、相互理解を深めるためのディスカッションを行いながら返却する。

履修上の注意（受講学生に望むこと）

・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。

・2/3以上の出席がない学生や実習レポート未提出の学生については、単位を修得することができないので注意すること。
・授業計画は、授業の進み具合により多少前後することもある。
・本授業は介護実習に直接つながる内容であるため、できるだけ授業を欠席しないようにすること。