科目ナンバリング		H-SOW031J-01

科目コード		201400

科目名		ソーシャルワークの理論と方法Ⅱ

科目名（英語）		Theory and Method of Social Work II

学科		健康福祉学科

学年		３年

学期		前期

授業形態		講義

必修・選択の別

単位数		2

担当教員		小野　芳秀

開講の別		同時開講

実務経験の有無

「-」

授業の概要

福祉課題を抱えた利用者からの相談への対応や、これを受けて総合的かつ包括的にサービスを提供することの必要性およびその具体的方法等にかかわる専門知識を学ぶ。福祉課題を抱えた利用者からの相談に応じ、利用者の自立支援の観点から地域において適切なサービスの選択を支援する技術を学ぶとともに、サービス提供者間のネットワークの形成を図ることを学ぶ。

DPとの関連性


Ⅰ	Ⅱ	Ⅲ	Ⅳ	Ⅴ

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体育学科

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健康福祉学科

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スポーツ栄養学科

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スポーツ情報マスメディア学科

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現代武道学科

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子ども運動教育学科

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アクティブ・ラーニングについて


	課題解決型学習（ＰＢＬ）	■

	反転学習	■

	ディスカッション	■

	ディベート

	グループワーク	■

	プレゼンテーション	■

	実習

	フィールドワーク

授業の一般目標

①社会福祉士は多様化・複雑化した課題に対応するために実践的・効果的なソーシャルワークの様々な理論と方法を理解する。
②支援を必要とする人との援助関係の形成やニーズの明確化のための知識と技術について理解する。
③社会資源の活用の意義を踏まえ、地域における社会資源の開発やソーシャルアクションについて理解する。
④個別事例の具体的な解決策及び事例の共通性を見出すための、事例分析の意義や方法を理解する。

授業の履修目標


対象	領域	内容

■	認知的領域	ソーシャルワークの理論と体系を説明する。

■	情意的領域	支援プランを提案する。

■	技能表現的領域	プレゼンテーションの機材を操作する。

授業の到達目標


対象	領域	内容

■	認知的領域	ソーシャルワークの理論と体系を説明することができる。

■	情意的領域	ニーズに適した支援プランを提案することができる。

■	技能表現的領域	プレゼンテーションの際の機材を十分に操作することができる。

ルーブリック


評価項目	評価基準

	十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている	十分に達成している【履修目標】	おおむね達成している	最低限達成している【到達目標】	達成していない

	秀	優	良	可	不可・放棄

ソーシャルワークの理論と体系を説明することができる。	ソーシャルワークの理論と体系を十分に理解し、説明することができる。	ソーシャルワークの理論と体系を理解し、説明することができる。	ソーシャルワークの理論と体系を概ね理解し、説明することができる。	ソーシャルワークの理論と体系を理解することができる。	ソーシャルワークの理論と体系の理解が乏しい。

ニーズに適した支援プランを提案することができる。	ニーズを十分に把握し、適したプランを提案することができる。	ニーズを把握し、適したプランを提案することができる。	概ねニーズに適したプランを提案することができる。	ある程度、ニーズ適したプランを提案することができる。	ニーズにあまり適していないプランとなっている。

プレゼンテーションの際の機材を十分に操作することができる。	プレゼンテーションの際の機材を十分に操作することができる。	プレゼンテーションの際の機材を操作することができる。	プレゼンテーションの際の機材を概ね操作することができる。	プレゼンテーションの際の機材を若干操作することができる。	プレゼンテーションの際の機材を操作が不十分である。

授業計画（全体）

社会福祉士として多様化・複雑化する課題に対応するため、より実践的かつ効果的なソーシャルワークの様々な理論と方法について論ずる。また、支援を必要とする人との援助関係の形成やニーズの掘り起こしを行うための、知識と技術、社会資源の活用の意義を踏まえ、地域における社会資源の開発やソーシャルアクションについて解説する。
さらには、個別の事例の具体的な解決策及び事例の共通性や一般性を見出すための、事例分析の意義や方法について解説する。

授業計画（各回のテーマ等）


No	テーマ	内容	オンライン授業	授業外学修	時間数

1.	オリエンテーション	教員の自己紹介、学生の自己紹介、講義の進め方、シラバスの説明、評価方法について説明することができる。		講義内容を確認し、講義概要を読むこと。	４時間

2.	援助関係の意義と概念	ソーシャルワーカーとクライエントシステムの関係について解説する。		ソーシャルワーカーのイメージを整理しまとめること。	４時間

3.	援助関係の形成方法	自己覚知と他者理解・コミュニケーションとラポールについて解説する。		前回の講義で使用した資料を確認し、まとめること。	４時間

4.	面接技術	面接の意義、目的、方法、留意点・面接の場面と構造・面接の技法について解説する。		前回の講義で使用した資料を確認し、まとめること。	４時間

5.	アウトリーチ	アウトリーチの意義、目的、方法、留意点・アウトリーチを必要とする対象・ニーズの掘り起こしについて解説する。		前回の講義で使用した資料を確認し、まとめること。	４時間

6.	ソーシャルワークにおける社会資源の活用、調整、開発、ソーシャルアクション	社会資源の活用・調整・開発の意義、目的、方法、留意点・ニーズの集約、提言、計画策定、実施、評価について解説する。		前回の講義で使用した資料を確認し、まとめること。	４時間

7.	ネットワークの形成とコーディネーション	ネットワーキングの意義、目的、方法、留意点・セーフティネットの構築、重層的な範囲（ミクロ・メゾ・マクロ）について解説する。		前回の講義で使用した資料を確認し、まとめること。	４時間

8.	ソーシャルワークに関連する方法	ネゴシエーション、ファシリテーション、プレゼンテーションの意義、目的、方法、留意点について解説する。		前回の講義で使用した資料を確認し、まとめること。	４時間

9.	カンファレンス	カンファレンスの意義、目的、留意点・カンファレンスの運営と展開について解説する。		前回の講義で使用した資料を確認し、まとめること。	４時間

10.	事例分析	事例分析の意義、目的事例検討、事例研究の意義、目的、方法、留意点について解説する。		前回の講義で使用した資料を確認し、まとめること。	４時間

11.	ソーシャルワークにおける総合的かつ包括的な支援の実際	多様化、複雑化した生活課題への対応・今日的な地域福祉課題への対応・分野、領域を横断する支援について解説する。		前回の講義で使用した資料を確認し、まとめること。	４時間

12.	ソーシャルワークにおける総合的かつ包括的な支援の実際	家族が抱える複合的な生活課題・家族支援の目的、方法、留意点について解説する。		前回の講義で使用した資料を確認し、まとめること。	４時間

13.	ソーシャルワークにおける総合的かつ包括的な支援の実際	地域が抱える課題・多機関協働・地域住民との協働・地域アセスメントについて解説する。		前回の講義で使用した資料を確認し、まとめること。	４時間

14.	ソーシャルワークにおける総合的かつ包括的な支援の実際	非常時や災害時の支援の目的方法、留意点について解説する。		前回の講義で使用した資料を確認し、まとめること。	４時間

15.	振り返りとまとめ	講義内容の振り返りとまとめを行う。		前回の講義で使用した資料を確認し、まとめること。	４時間

成績評価方法（方針）

試験は期末試験を１回実施する（評価割合60％）。レポート、毎回の振り返りシート（評価割合２0％）。授業参加度（評価割合２０％）。これらの結果を総合して成績評価を行う。

成績評価方法（詳細）


到達目標＼評価方法	認知的領域	情意的領域	技能表現的領域	評価割合（％）

定期試験	◎	-	-	60％

授業内レポート	◎	-	-	20％

授業外レポート	-	-	-	-

演習・実技	-	-	-	-

授業態度	-	◎	-	20％

出席	欠格条件

レポートの実施・返却（方針）

レポートは、コメントを振り返り参加者と意見交換をしてさらなる理解を深める。

履修上の注意（受講学生に望むこと）

・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。

・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。
・2/3以上の出席がない学生は、単位を修得することが出来ない（欠格条件）。
・20分以上の遅刻は欠席とみなす。