科目ナンバリングH-SOW031J-01
科目コード153100
科目名権利擁護を支える法制度
科目名(英語)Legal System Supporting Rights Advocacy
学科健康福祉学科
学年3年
学期前期
授業形態講義
必修・選択の別
単位数2
担当教員清野 正哉
開講の別単独開講


実務経験の有無
参議院事務局・参議院法制局にて立案(法律案の作成・修正等)等の法制執務及び立法調査の実務に従事するとともに、地方自治体の行政不服審査会・個人情報保護審査会の会長等の実務経験を有する。なお、宮城県行政書士会会員でもある。
授業の概要
ソーシャルワークに関わる「権利擁護を支える法制度」の仕組みや具体的な権利の内容、権利擁護を支援する制度(苦情解決等も含む)・組織について取り上げるとともに、成年後見制度の内容と実務的運用・手続きについて説明する。
DPとの関連性
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体育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
体育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=59&name=taiiku
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健康福祉学科のDPは下記のリンクを参照してください。
健康福祉学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=84&name=kenhuku
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スポーツ栄養学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ栄養学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=190&name=eiyo
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スポーツ情報マスメディア学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ情報マスメディア学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=671&name=media
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現代武道学科のDPは下記のリンクを参照してください。
現代武道学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=244&name=gbd
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子ども運動教育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
子ども運動教育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=209&name=kdm
アクティブ・ラーニングについて
課題解決型学習(PBL)
反転学習
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
授業の一般目標
社会福祉士等のソーシャルワーカーにとって必要な法的知識を習得し、具体的な問題や課題に対して、法的視点から意見等をまとめることができるようになる。
授業の履修目標
対象領域内容
認知的領域法律用語の意味と使用法を理解している。
情意的領域法的な論点を整理し、意見を組み立てて、議論・論証する。
技能表現的領域
授業の到達目標
対象領域内容
認知的領域法律用語の意味と使用法を理解する。
情意的領域法的な論点を整理し、意見を組立てて、議論・論証ができるようになる。
技能表現的領域
ルーブリック
評価項目評価基準
十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている十分に達成している
【履修目標】
おおむね達成している最低限達成している
【到達目標】
達成していない
不可・放棄
法律用語の意味と使用法について理解法律用語の意味と使用法について十分に理解し、説明できる。法律用語の意味と使用法について十分に理解できる。法律用語の意味と使用法についてある程度理解できる。法律用語の意味と使用法についてなんとか理解できる。基本的な法律用語の意味と使用法の基礎を理解する。
法的な論点を整理し、意見を組立てての議論・論証について理解法的な論点を整理し、意見を組立てて十分に議論・論証できる。法的な論点を整理し、意見を組立てて議論・論証できる。法的な論点を整理し、意見を組立ててある程度議論・論証できる。法的な論点を整理し、意見を組立ててなんとか議論できる。法的な論点の整理の仕方や意見を組立てての議論・論証の基礎を理解する。
授業計画(全体)
授業では、事前に配付するレジュメをベースに講義を進める。授業で取り上げる法令や制度については、例えば、厚生労働省のホームページやe-Gov法令検索等で確認してください。
授業計画(各回のテーマ等)
Noテーマ内容オンライン授業授業外学修時間数
1.ガイダンス
社会福祉援助と法との関わり 1
授業の進め方、成績の評価方法について説明。
ソーシャルワークと日本国憲法(基本的人権)の関わり
配付レジュメの学習のポイントの指摘4時間
2.社会福祉援助と法との関わり 2ソーシャルワークと民法との関わり
民法概論 (権利の主体、権利能力、意思能力、行為能力、意思表示、契約、親族、相続)
配付レジュメの学習のポイントの指摘4時間
3.社会福祉援助と法との関わり 3ソーシャルワークと行政法との関わり
行政法概論(行政とは、行政の組織、行政行為、行政救済、不服申し立て、行政不服審査法、行政事件訴訟法、行政手続法、国家賠償法)
配付レジュメの学習のポイントの指摘4時間
4.権利擁護と制度的位置づけ世界人権宣言、国際人権A規約・B規約と日本国憲法、社会福祉法、介護保険制度、障害者総合支援法、障害者差別解消法、児童虐待防止法、DV防止法、高齢者・障害者虐待防止法等配付レジュメの学習のポイントの指摘4時間
5.権利擁護としての苦情処理制度社会福祉法による苦情解決事業、介護保険法等による苦情処理システム配付レジュメの学習のポイントの指摘4時間
6.権利擁護における具体的な権利 1プライバシー権、個人情報、肖像権、自己決定権、インフォームドコンセント・セカンドオピニオン配付レジュメの学習のポイントの指摘4時間
7.権利擁護における具体的な権利 2権利と関係する社会福祉士法等の守秘義務、児童虐待防止法・高齢者虐待法、児童福祉法等による通報・報告義務等配付レジュメの学習のポイントの指摘4時間
8.権利擁護に係る公的組織、団体、専門職 1権利擁護と関わる家庭裁判所、法務省・法務局 、地方自治体等の役割と機能配付レジュメの学習のポイントの指摘4時間
9.権利擁護に係る公的組織、団体、専門職 2社会福祉協議会、地域連携ネットワーク、NPO等
社会福祉士・精神保健福祉士、弁護士・司法書士等
配付レジュメの学習のポイントの指摘4時間
10.成年後見制度 1 (概要)成年後見制度の概要
その種類(法定後見制度・任意後見制度)とそれぞれの概要と比較
法定後見の申立手続
配付レジュメの学習のポイントの指摘4時間
11.成年後見制度 2 (法定後見制度・後見)後見の概要(成年被後見人、後見開始の手続き、成年後見人の権限、成年後見人の職務、後見制度支援信託)配付レジュメの学習のポイントの指摘4時間
12.成年後見制度 3 (法定後見制度・保佐、補助)保佐の概要(被保佐人、保佐開始の手続き、保佐人の権限、特別な申立て、保佐人の職務)、補助の概要(被補助人、補助開始の手続き、補助人の権限、特別な申立て、補助人の職務)配付レジュメの学習のポイントの指摘4時間
13.成年後見制度 4 (任意後見制度)任意後見制度の概要(任意代理契約と任意後見契約、任意後見契約のポイント①公正証書による契約、②契約発効時期、③後見事務の範囲、契約の終了事由・終了の事務)配付レジュメの学習のポイントの指摘4時間
14.成年後見制度の現状と課題成年後見制度の利用実態や問題・課題にはどのようなものがあるか配付レジュメの学習のポイントの指摘4時間
15.まとめこれまでの授業の内容の確認と補足4時間
成績評価方法(方針)
成績の評価は、基本的に、筆記試験による。課題のレポートの提出を行った場合には評価の際に考慮する。欠席日数は学生便覧「試験細則」による。
成績評価方法(詳細)
到達目標\評価方法認知的領域情意的領域技能表現的領域評価割合(%)
定期試験100%(認知70:情意30)
授業内レポート評価対象外
授業外レポート評価対象外
演習・実技評価対象外
授業態度評価対象外
出席欠格条件
レポートの実施・返却(方針)
課題のレポート実施に関しては、授業内で指示します。なお、レポートを実施する場合は、授業の理解度等を判断・参考にするために行うもので、原則として返却はしません。
履修上の注意(受講学生に望むこと)
・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。
・配付するレジュメを必ず授業で携行すること。また、予習や復習にも活用してください。
関連科目
日本国憲法、法学
教科書
書名著者出版社出版年
01なし 事前配付するレジュメに基づきます。
参考書
書名著者出版社出版年
01授業で指示します。
オフィスアワー
いつでも対応しますが、事前に連絡をしてください。
GCR
クラスコード 4lh3jqa
その他
備考
感染症や災害の発生時の非常時には、授業形態をオンラインに変更する場合がありますので、
大学の指示に従い受講して下さい。