科目ナンバリング		H-TRM333J-01

科目コード		142200

科目名		福祉レクリエーション実技

科目名（英語）		Skills Training for Social Welfare Recreation WorkPractice（S.）

学科		健康福祉学科

学年		３年

学期		前期

授業形態		実技

必修・選択の別

単位数		1

担当教員		小池　和幸高崎　義輝

開講の別		オムニバス開講

実務経験の有無

医療・介護現場での実務経験を有する。

授業の概要

福祉レクリエーション支援に必要な「活動分析」と「活動アレンジ」の技術及び「コミュニケーションスキル」についての実技、演習を行う。

DPとの関連性


Ⅰ	Ⅱ	Ⅲ	Ⅳ	Ⅴ

■

体育学科のＤＰは下記のリンクを参照してください。

体育学科

https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=59&name=taiiku

健康福祉学科のＤＰは下記のリンクを参照してください。

健康福祉学科

https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=84&name=kenhuku

スポーツ栄養学科のＤＰは下記のリンクを参照してください。

スポーツ栄養学科

https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=190&name=eiyo

スポーツ情報マスメディア学科のＤＰは下記のリンクを参照してください。

スポーツ情報マスメディア学科

https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=671&name=media

現代武道学科のＤＰは下記のリンクを参照してください。

現代武道学科

https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=244&name=gbd

子ども運動教育学科のＤＰは下記のリンクを参照してください。

子ども運動教育学科

https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=209&name=kdm

アクティブ・ラーニングについて


	課題解決型学習（ＰＢＬ）

	反転学習

	ディスカッション	■

	ディベート

	グループワーク	■

	プレゼンテーション	■

	実習

	フィールドワーク

授業の一般目標

１）福祉レクリエーション支援の実際を理解し、支援に必要な「活動分析」や「活動アレンジ」の技術、「コミュニケーションスキル」を習得する。
２）実技、演習を通して支援対象者の理解を深め実践的な知識と技術を習得する。

授業の履修目標


対象	領域	内容

■	認知的領域	活動分析、活動アレンジ、コミュニケーションスキル、各種評価方法について十分に説明できる。

■	情意的領域	支援、指導ありきではなく対象者中心の支援、指導の重要性について十分に理解できる。

■	技能表現的領域	医療や福祉サービス等の対象者の特徴を理解し、意図的な福祉レクリエーション活動に十分に関心を持って参加できる

授業の到達目標


対象	領域	内容

■	認知的領域	活動分析、活動アレンジ、コミュニケーションスキル、各種評価方法について説明できる。

■	情意的領域	支援、指導ありきではなく対象者中心の支援、指導の重要性について理解できる。

■	技能表現的領域	福祉レクリエーション活動に参加できる。

ルーブリック


評価項目	評価基準

	十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている	十分に達成している【履修目標】	おおむね達成している	最低限達成している【到達目標】	達成していない

	秀	優	良	可	不可・放棄

「活動分析」「活動アレンジ」「コミュニケーションスキル」「評価」について	活動分析、活動アレンジ、コミュニケーションスキル、各種評価方法について十分かつ詳細に説明できる。	活動分析、活動アレンジ、コミュニケーションスキル、各種評価方法について十分に説明できる。	活動分析、活動アレンジ、コミュニケーションスキル、各種評価方法についておおむね説明できる。	活動分析、活動アレンジ、コミュニケーションスキル、各種評価方法について説明できる。	福祉レクリエーション支援で必要な基礎的な知識や技術について全く理解していない。

対象者中心の福祉レクリエーション支援志向について。	支援、指導ありきではなく対象者中心の支援、指導の重要性について極めて十分に理解できる。	支援、指導ありきではなく対象者中心の支援、指導の重要性について十分に理解できる。	支援、指導ありきではなく対象者中心の支援、指導の重要性についておおむね理解できる。	支援、指導ありきではなく対象者中心の支援、指導の重要性について理解できる。	支援や指導の役割や対象者本位についての支援についての理解がなされていない。

対象者の特徴を理解した意図的な福祉レクリエーション活動の参加について	対象者の特徴を理解し、意図的な福祉レクリエーション活動に積極的に関心を持って参加できる。	対象者の特徴を理解し、意図的な福祉レクリエーション活動に十分に関心を持って参加できる。	対象者の特徴を理解し、福祉レクリエーション活動に関心を持って参加できる。	福祉レクリエーション活動に参加できる。	福祉レクリエーション活動に参加できない。

授業計画（全体）

活動分析、活動アレンジ、コミュニケーションスキルトレーニング等の実技、演習後、振り返りを行う。授業の内容に応じてグループディスカッションやプレゼンテーションを実施する。

授業計画（各回のテーマ等）


No	テーマ	内容	オンライン授業	授業外学修	時間数

1.	オリエンテーション（小池）（高崎）	授業概要の説明		授業概要を事前に読む	１時間

2.	回想法1（高崎）	①回想法とは。②認知症高齢者を対象としたグループ回想法の実際。		グループ回想法の復習	１時間

3.	回想法2（高崎）	①回想法によるコミュニケーションスキルの理解。②認知症の理解。③回想法プログラムの進め方。		認知症についての事前学習	１時間

4.	回想法3（高崎）	①ロールプレイによるグループ回想法の演習。(認知症高齢者のモデル体験)		グループ回想法の進め方の復習	１時間

5.	回想法4（高崎）	①グループ回想法のまとめ。(効果、活用法、応用事例)		回想法実施のための留意点を復習	１時間

6.	回想法5（高崎）	レクリエーション支援とコミュニケーションスキルの仕組みについて。グループワークの仕組みと方法。（回想法を例に）		回想法実施に必要なコミュニケーション技術をまとめる	１時間

7.	レクリエーション活動分析１（小池）	①活動分析とは。　②活動分析の必要性。　③レクリエーション活動の効果。（楽しさの効果）		活動分析について復習	１時間

8.	レクリエーション活動分析２（小池）	①転倒予防プログラムにおけるレクリエーション活動の分析。②アベドンの社会的相互作用の段階。		アベドンの社会的相互作用を復習	１時間

9.	レクリエーション活動分析3（小池）	①認知症予防プログラムにおけるレクリエーション活動の分析。②フローの概念と活動分析の関係。		認知症対応プログラムの特徴を整理	１時間

10.	レクリエーション活動アレンジ1（小池）	①援助対象に合わせたレクリエーション活動アレンジの理解。②対象のニーズに合わせたレクリエーション活動のアレンジ。		活動アレンジの方法を整理	１時間

11.	レクリエーション活動アレンジ２（小池）	①ゲームアレンジシートを活用した目的別レクリエーション活動の開発。		活動アレンジと障害について整理	１時間

12.	レクリエーション活動アレンジ３（小池）	①利用者のレクリエーションニーズの理解。②フローマップを利用したレクリエーション活動の「楽しさ」の所在。		活動の楽しさの所在を整理	１時間

13.	レクリエーション支援の評価1（高崎）	①レクリエーションの評価とは。②レクリエーションに関する最近の研究事例の紹介※レポート課題の提示。		評価の方法、種類を整理	１時間

14.	レクリエーション支援の評価2（高崎）	①心理テストによる評価。(HDS-R、MMSE、バウムテスト、基本チェックリスト等)		心理テストの復習	１時間

15.	レクリエーション支援の評価3（高崎）	①運動生理学的な評価。(心拍計、筋電計、重心動揺計等)		測定機器の操作について復習	１時間

成績評価方法（方針）

授業内レポート（評価割合40％）、実技・演習（60％）の結果を総合して成績評価を行う。出席は評価に加えず欠格条件とする。提出されたレポートは解説しながら返却する。

成績評価方法（詳細）


到達目標＼評価方法	認知的領域	情意的領域	技能表現的領域	評価割合（％）

定期試験				評価対象外

授業内レポート	◎		〇	40%

授業外レポート				評価対象外

演習・実技	〇	〇	◎	60％

授業態度				減点あり

出席	欠格条件

レポートの実施・返却（方針）

提出されたレポートはコメントを付けて返却する。

履修上の注意（受講学生に望むこと）

・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。

・２/３以上の出席がない学生は、単位を修得することができない（欠格条件）
・授業態度が悪い（私語、居眠り等）学生は、成績評価から減点する。
・実技は特に受身にならないよう積極的に参加すること。
・実技と演習の両方の講義形態を用いるので授業時間確保のために遅刻は特別な場合を除いて認めない方針である。
・授業の内容によって教室の形を変化させる場合に協力を要請する。
・レポート課題等提出物は指定された様式で丁寧に作成されたもののみを受け付ける。（条件を満たさないレポートは評価対象から除外する。）